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SL・1

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米国型蒸気機関車


「天賞堂のCタンク」
日本に輸入された米国製古典機の要素を凝縮したデザインとも言えます。
ボールドウィンを名乗っていますが、ピッツバーグです。
1897年に日本に輸入され、後に国鉄1350形となったピッツバーグのCタンクが基になっています。
天賞堂が1956年に製造販売を始めた同社のロングセラー製品ですが最近は見かけません。
私が小学生の時に銀座・天賞堂で購入した最古参の蒸機です。
カプラーは日光のベーカーに交換され、モーターは交換の為に降ろしてあります。

こちらは1971年頃に購入した同製品です。

「ドックサイド」
B&O・ドックサイドは模型史的にはバーニーの流れを汲むライフライク製・バウザー製も欲しいところですが、
このメハノ製のドックサイドはバルブギアーが賑やかです。

「Bタンク」
ライフライク・プラ完成品をトイライクに仕上げてみました。
なんともアンバランスなプロポーションが玩具っぽさを醸し出しています。

「カワイのSPスイッチャー」
カワイのSP・0-6-0はロストワックスパーツやエッチングが使われる以前の古くからの製品です。
全体的にがっちりした作りのカワイの伝統を感じます。
製品はコールテンダーとオイルテンダーの2種があり、これは1972年頃に購入しましたがテンダー台車はオリジナルではないようです。
また、このSP機のパーツを多用して製品化された「C11スタイル」はカワイの代表作の一つとなりました。
屋根と煙室は好みで塗装しました。


「USRAについて」
アメリカ合衆国鉄道管理局・United States Railway Administrationの略です。
第一次大戦中に鉄道輸送力増強の為に創設され、鉄道運営の管理などとあわせ、
機関車などの車輌の標準設計もされ、USRA標準型として多くの鉄道に供給されました。
機関車の設計は大変優れたものであり、戦後はそれらの設計を基に機関車などの増備を行った鉄道も多いです。

「USRA・ライトミカド」
このライトミカドはオリエンタルリミテッド社が三弘社に製造させた、
ダイキャストとブラスを併用したパワーハウスシリーズの一つです。
1988年にピノチオが輸入し国内販売がされました。
このNYC機は初期製品です。


「USRA・ライトミカド」
上記のパワーハウスシリーズのライトミカドです。追加生産分からは若干のディテールUPがされました。
これも1988年にピノチオが輸入し国内販売がされました。
このUP機は後期製品です。


「USRA・ライトパシフィック」
上記のパワーハウスシリーズのライトパシフィックです。
これも1988年にピノチオが輸入し国内販売がされました。
これにはカッコ良いレタリングを入れたいです。


「USRA・2-8-8-2」
上記のパワーハウスシリーズの2-8-8-2・マレーです。
ライトパシフィック、ライトミカドより若干あとの製品で1990年にピノチオが輸入し国内販売がされました。
12000ガロンテンダー付きと18000ガロンテンダー付きが製品化されました。
このNP機は18000ガロンテンダー付きで、NPでコピーされた「Z4」となっています。


「ボールドウィンのマレー」
ボールドウィンのロギング用マレーのごく初期(最初?)のもので、1909年にLITTLE RIVER RR向けに製造されました。
このLR126号機は上記のUSRAシリーズと同様にオリエンタルリミテッド社が三弘社に製造させたものです。
1988年にピノチオが輸入し国内販売がされました。
ボールドウィンのマレーの中ではプロポーションが良く、ロギングに限らず、汎用性のあるデザインです。
日本に輸入された明治期のマレーとも通ずるものがあり、丸型ナンバープレートで運炭鉄道風にしてみました。
働き者の良い機関車です。




運転会でフライシュマンのターンテーブル前に集合。

同シリーズの機関車はテンダーの組み合わせを変えることも出来ます。
USRA標準型のライトパシフィックはまさに「これぞアメリカ型」と言ってよい機関車です。

このNYCのライトパシフィックに似合うのはこの編成です→客車・1

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