以下は http://drupal.org/node/202799 の日本語訳です。
Drupalは、ユーザ管理、出版ワークフロー、ディスカッション機能、ニュース・アグリゲーション、統制された語彙を用いたメタデータ機能、そしてコンテンツ共有を目的としたXML出力など、幅広い範囲の機能やサービスを提供する、動的なWebサイトを構築するためのオープンソースのプラットフォームおよびコンテンツ管理システムです。数々の特徴と設定度の高さという強力な組み合わせにより、Drupalは個人のウェブログから大規模なコミュニティ・ベースのサイトまで、様々な範囲にわたるWebプロジェクトをサポートしています。
より詳しくはDrupalについてをご覧ください。
まさにこの質問に答えるためのページをご用意しました。(訳注: リンク先の内容は古くなっているようです)
Drupal AssociationはオープンソースのDrupal CMSプロジェクトの繁栄を支援する目的で設けられた組織です。この組織は資金援助、インフラ提供、イベント開催、プロモーションおよびディストリビューションでDrupalコミュニティを支援します。
この組織についてより詳しく知りたければ、Drupal Association websiteを訪れてください。
Drupal Associationの理事会は組織の事務を取り扱っており、常設の会長、会計係、書記のほかに、イベント・マネージャ、技術プロジェクト・マネージャ、資金調達係、コミュニケーションおよびPR Officer、Associationのインフラ・マネージャ、そしてコミュニティのインフラ・マネージャという人たちがいます。理事会メンバーの規則では会長、会計係、書記は2年、その他の役職については1年の任期を務めることになっています。Drupal Association公式サイトのThe Staff Pageでは現在これらの役職に就いているメンバーのリストを確認できます。
ありがとうございます!寄付はDrupal Association donation pageで受け付けています。寄付はアーキテクチャを改善したり、Drupal関連のイベントやマーケティング運動などを取りまとめたりすることのために使われます。Donation FAQも合わせてお読みください。
誰もがお金を寄付できるものではないと思います。それでも、あなたはまだまだ色々な方法(コーディング、ドキュメントの作成、パッチのテストなど)で援助することができます。Contribution Pageを読んであなたが興味のあるものを探してください。
Drupalは情報(個々のページ、登録ユーザなど)をデータベース内に保存します。このデータベースは、あなたのDrupalサイトのバックエンドを構成します。現時点では、DrupalはMySQLとPostgreSQLのみをサポートします。(訳注: Drupal 7.xではSQLiteのサポートが追加される予定です)
他の多くのオープンソース・プロジェクトと同様に、Drupalは"準備ができたらリリースする"という方針です。
Drupalコミュニティへようこそ!新規ユーザに最適な出発点はDrupal Handbookです。
DrupalはPHPをベースにしており、システムリソースの面では非常に軽いです。現在の唯一の"制限"はデータベースです。MySQLかPostgreSQLのどちらかを使わなければなりません。より詳しいシステム要件はこちらから確認できます。
サポートされているすべてのリリースはDownloadページにあります。通常は最新のバージョンをダウンロードしてください。どのバージョンをダウンロードするべきか迷っている場合は、次の質問を参照してください。
推奨されるのは、現時点で最新の安定版リリースを使用することです。これは常にDrupalのプロジェクトページで見つけられます。けれども、最新バージョンに特に魅力的な機能があるわけではないとか、あなたにとって重要な拡張モジュールがまだ用意されてないとか、十分な時間がない場合には、いま稼動しているバージョンにセキュリティ・アップデートがない限り、急いでアップグレードする必要はありません。より詳しい情報は、Version infoページを参照してください。
私たちがそれに公平に答えることはむずかしいです :)
しかしながら、最近はCMSを比較した記事がたくさん書かれています。お好みの検索エンジンを使ってください。CMSMatrixも利用できます。また、特にDrupalとJoomlaに絞って比較した記事もあります。
API ReferenceページにてオンラインでAPIを見ることができます。
その目的のためのガイドがあります。
複数のオプションが利用可能です。より詳しく知るにはDrupal Support pageをご覧ください。
従うべきBest Practices guideがあります。
Drupalのissue tracking systemが利用できます。新しいissueの登録はこちらへ。
Drupalを使用した各サイトを選び出すのは不可能です…。けれども、いくつかのリストはこちらで見られます。
Drupal Videocasts pageでたくさん見つかります。ビデオを作成してくれた協力者のみなさん、ありがとう!
このタスクを可能にする非公式のスクリプトがあります。しかしながら、何らかの不具合が起きたとしても私たちはサポートを提供できないことにご注意ください。
スクリプトはこちらにあります。(訳注: リンク切れです)
最近では、Drupalについての本がたくさん出版されています。一部のリストはこちらで見られます。
お好みのオンラインの本屋さんでも検索してみてください。
はい、drushが利用できます。drushはDrupal用のコマンドライン・シェルおよびスクリプティング・インターフェイスです。
drushの詳細についてはプロジェクトページをご覧ください。
Wikipediaより - "サンドボックスとは、オリジナルのシステムに影響を与えることなくコードもしくはコンテンツの変更をテストできるオンライン環境です"。
新機能やモジュールはサンドボックス内でデモするのが最適です。デモサイトを構築するには、demo moduleが使用できます。
Drupal 4.7および5.xでは、モジュールのフックの呼び出し順はsystemテーブル内のモジュールのウェイトによって決められています。自分のモジュールを他のものより前に実行するには、低いウェイト(負の数)を指定してください。または、他のモジュールより後に実行したければ高いウェイトを指定してください。
ウェイトの詳細についてはこちらをご覧ください。
他のあらゆるメディアと同じく、バックアップは不可欠です。Drupalサイトより - サイトのデータが三個所に存在しないならば、それは全く存在しないのと同じだ。
Drupalサイトのバックアップについての詳細はこちらをご覧ください。
モジュールとは、Drupalに連携して、Drupalのインスタレーションに付加機能を提供する機能の集合です。
Creating Modulesのトピックに利用可能なチュートリアルがあります。
このチュートリアルを読めば、基本的なブロックモジュールが作れるようになり、それをより高度なモジュールやノードモジュールのテンプレートとして使えるようになるはずです。
.infoファイルは、主にモジュール管理システムでの表示目的、および有効化と無効化をコントロールする判定基準を提供するために使用されます。このファイルは、Drupal 5がモジュールの存在を認識するために必要となります。
より詳しい情報は、.infoページをご覧ください。
.installファイルはモジュールのセットアップ作業に使用されます。.installファイルはモジュールを有効にした最初に実行され、モジュールが要求するセットアップの実行に使用されます。
最も一般的なタスクはデータベーステーブルとフィールド(4.7より前のバージョンでは手動で実行していました)の作成です。.installファイルはモジュールの新バージョンで必要なときにも、アップデートを実行するのに使用されます。
このファイルについて書いたページを用意しています。
Acidfree Albumsは、Drupal用のフル機能を備えたメディア管理システムです。Drupalで簡単に写真やビデオを管理するために使うことができます。
このモジュールについての詳しい情報は、Acidfree Albums project pageをご覧ください。
akismetモジュールは、あなたのサイトをスパムから守るためにAkismet web serviceを使えるようにします。
このモジュールについての詳しい情報は、akismetのプロジェクトページをご覧ください。
AutoPilotは、特にDrupal CMSの毎日のビルド管理から作業をなくすために設計された、Drupal用のデプロイ・プラットフォームです。
Autopilotプロジェクトについての詳細は、Autopilot Project Pageを参照してください。
はい!ニュースアグリゲータはニュースサイトやウェブ上のブログから新鮮なコンテンツをかき集め、それをあなたのサイトから利用可能にする、強力なオンサイトRSSニュースリーダーです。
より詳しい内容はaggregatorモジュールのホームページをご覧ください。
CCKは、Content Construction Kitの略です。コミュニティが言うように、"CCK is the best thing to come along since the doughnut"です。
CCKを使えば、自分自身でコードを書く必要なくサイトにカスタム・コンテンツタイプを作成できます。また、様々な種類のフィールドを扱う、あり余るほどのアドオン・モジュールがあります。
より詳しい情報はCCK project pageをご覧ください。
DrupalはJavaScriptを実装するための組み込みメソッドを持っています。これに関する詳細はこちらをご覧ください。
Multiple Domainsは1つのサイトを複数ドメインで使用できるようにするモジュールです。
このモジュールの詳細はプロジェクトページをご覧ください。
はい、まさにそのためのモジュールがあります。
Viewsモジュールは、Drupalのサイトデザイナーに、コンテンツ(ノード)のリストをどう表示するかをコントロールする柔軟な方法を提供します。従来、Drupalはこの大部分(特にタクソノミーとトラッカーのリストをどう表示するか)をハードコードしていました。
このモジュールの詳細はプロジェクトページをご覧ください。
チュートリアルはこちらにあります。
こちらにすばらしいガイドがあります。
このページ(訳注: 原文のページ)は単にハードコードされたリンクと定義リストでしかありません。より動的な方法はFAQモジュールです。このモジュールはよくある質問に対する柔軟でフル機能な解決方法を提供します。
Troubleshooting FAQを参照してください。
もちろん、ご自由にIRCに参加してください。こちらにfreenodeの#drupalで私たちがよく出入りしているDrupalのIRCチャンネルのリストがあります。
#drupalはコードについてのすべての質問、さらにはdrupal.orgおよびDrupalコミュニティ全体に関連するほとんどすべてチャンネルに直接大量のコードを貼り付けないでください。会話の流れが中断します。たくさんあるpastebinサービスのどれかを使ってください。DrupalBinを使用するのがよいでしょう。
Zenは、Drupal 5用に最高のスターティング・テーマです。自分用に標準準拠のテーマを構築するなら、GarlandやBluemarineを使って始めるよりも、Zenを使って始めた方が簡単です。このテーマは、PHP(template.php)とHTML(page.tpl.php, node.tpl.php)の両方について、コードコメントの形でたくさんのドキュメントを用意しています。
Zenについての詳細はプロジェクトページをご覧ください。
それはしないでください。コアをハックすることは、あなたの変更を失うことなくサイトをアップグレードできなくなることを意味します。私たちが修正できない変なバグを発生させてしまう可能性があります。より良い方法はフックシステムとテーマのオーバライドを使うことです。
DrupalのCVSリポジトリからコードをチェックアウトできます。詳しい情報はCVSハンドブックをご覧ください。
簡単にHEADをチェックアウトする方法 -
cvs -z6 -d:pserver:anonymous:anonymous@cvs.Drupal.org:/cvs/Drupal checkout Drupal
はい。The Drupal Coding Standardsをどうぞ。Drupalプロジェクトに組み込むコードを投稿するときはこれらに注意深く従ってください。
もちろん!これについてはdoxygen coding guidelines pageをご覧ください。
Drupalはしばしば、オブジェクト指向プログラミング(OOP)がソフトウェア・アーキテクチャの設計において常に最高の方法だと信じている新参者に批判されます。そして彼らはDrupalのコードに"class"という単語がないこと見て、他のものより劣っていると決めつけます。しかしながら、この設計はいくつもの理由によって決断されたものです。この件についての詳細をご覧ください。
DrupalはGNU GPL license, version 2を使用しています。
このライセンスはDrupal本体のほかに、あらゆるモジュールやテーマエンジンにも適用されます。
ソフトウェア自体はGPLの条件の下に、完全にフリーです。しかしながら、Drupalという名前は商標権が登録されています。
Driesのサイトから -
この変更は、あまりに強引な人や団体が文脈を無視して'Drupal'という名前を使うのを防止することのみを目的としているので、ご安心ください。Drupalを使用している多くの人(商業利用かどうかに関わらず)は、心配する必要はありません。この変更は、すべてのDrupalコントリビュータによる熱心な労力を悪用されないよう保証するためだけのものです。
この件についての詳細はDriesのブログをご覧ください。
次の質問を参照してください。
bluebeachテーマはリリースされていません。これはDrupalブランドのアイデンティティを保護するための措置であることをご理解ください!この件に関する詳細をご覧ください。
Site Maintainers pageにDrupal.orgのウェブサイトを保守する特別な許可を持っているユーザのアルファベット順リストがあります。ただし、バグを報告したいときは、個々に彼らに連絡を取るのではなく、代わりにissue trackerを使用してください。
このサイトに協力しているDrupal.orgの各ボランティアチームのDrupal.org Membership types Tableもあります。
こちらからサーバのスペックを確認できます(ハードウェアの情報ページを更新すること)