6-97「佐々キョン バカップル」

佐々キョン バカップル
『あつい』
キョン「暑い…」
佐々木「………」
キョン「暑い…」
佐々木「いい加減にしてくれ。キミが『暑い』と発したのはこれで38回目だ」
キョン「何で数えてんだよ…」
佐々木「無論、愛しのキョンの事…だからだ」
キョン「…そうか」
佐々木「それに『一緒に勉強しよう』と誘ったのはキミの方からだろう?せっかくのデート日和を潰してるんだ。せめて有意義に過ごそうじゃないか」
キョン「わかったわかった」
・・・
佐々木「………」
キョン「…暑すぎる…上だけ脱ぐが気にするなよ」
佐々木「…ああ」
キョン「………」ヌギヌギ…
佐々木「………」ブバァッ!
キョン「佐々木!なんで鼻血なんか出してんだ!」
佐々木「大した事はないよ。ただキミの裸体を見て妄想が広がっただけなんだ」
キョン「そうか…」
佐々木「そうだ…」
キョン「体調悪いなら勉強はやめて昼寝でもするか?」
佐々木「そうだね…」
ギシッ
ゴロン
キョン「ほら、腕枕してやるから来いよ」
佐々木「!」
キョン「嫌か?」
佐々木「…まさか」
ギシッ
ゴロン
コテッ
佐々木「熱い…」
キョン「そうだな…確かに今日は暑いな」
佐々木「違う、熱いんだ…僕の体がね…」


その後、何があったかは言わない。俺と佐々木、二人だけの秘密だ。

…夏の『暑い』日に…
…二人の『熱い』体…
しかし、
…佐々木の胸は『薄かった』事を記して置こう。

END

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最終更新:2008年01月31日 14:38
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