71-42『ヤンデレ佐々木とヤンデレキョン』

※バカップル、アホの子注意。

「釈明はあるかね?」
「お前がな。」
睨み合う二人。目で殺せ。空前絶後の視殺戦である。
「キミ、随分涼宮さんや長門さんと楽しそうだったね?いいねぇ。あんな美人達と過ごせて。」
「お前こそ、古泉や藤原と随分よろしくやっていたみたいだが?あいつらイケメンだからな。」
背後に忍ばせるナイフ。相手の返答次第では真っ赤な華を咲かせるだろう。
「くっくっ。浮気の言い訳に必死に調べたみたいだね。だが残念だったね。彼らとはたまたま道で会っただけさ。」
「嘘つけ。楽しそうに笑ってやがったくせに。それにだ。お前、ハルヒにせよ長門にせよ、SOS団のメンバーと団活すんなってか?」
キスまで5センチ以下の距離。視殺戦は続く。
「話は平行線だね。」
「だな。残念だ。」

「「そんな浮気性なキミ(お前)を殺して、僕(俺)も死ぬ。」」

使われた凶器は口唇。
口唇を合わせて相手の窒息を狙おうとした二人だが、途中で息が続かなくなり、息を吐き出す。
相手を死に至らしめる事は出来なかったが、脅威は与えたはずだ。

「これに懲りたら、浮気はやめたまえ。」
「お前が懲りろ。次は舌を入れて窒息させてやる。」
「それは僕のセリフだ。」

二人は、そう吐き捨てるとそっぽを向いて歩く。その手は、しっかり繋がれていた……。

「ヤンデレとヤンデレだと、ただの攻撃的なカップルなのです……。」
「現地人め。爆ぜろ!」
「――マイナ――スの――2――掛け――で――プラ――ス――」

END
サブタイ、『―×―=+』。

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最終更新:2013年06月02日 03:43
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