佐々木さん、色々と台無しでござるの巻
「なあシャミ、橘に電話してやろうと思うんだ。
佐々木ならきっとよくなるだろうから、心配すんなって」
なぁう。
……ところでシャミよ、お前確か雄だったと記憶しているんだが、
なんか……ついてなくないか、お前?
うなぁ!
大変だ! 古泉のところのシャミ2号といつの間にか入れ替わったのか!?
それとも、近所の猫が間違えて居ついちまったのか?
落ち着け。見間違いという可能性もある。あるいは、機関か長門らが
何かの理由で去勢したのかもしれん。
シャミ、ちょっともう一回よく見せてみるんだ。
いに゛ゃぁあああ!!
バリバリバリバリ。
ぐああ。
後日、意識が戻った佐々木さんが、
「キョンにお嫁にいけないような真似をされてしまった」
といったせいで、キョン家で家族会議とか、●が死にそうになったとか、
橘京子と朝比奈さんがショックでぶっ倒れたとか、
長門と九曜がしばらくネコ耳をつけ、何を言われても外そうとしなかったとか、
色々あったりなかったりしたそうな。
色々台無しにしておしまい
猫の目の日々シリーズ