19-355「佐々木さんと銭湯にいきました の巻」

佐々木さんと銭湯にいきました の巻

佐々木「橘さん、九曜さん、ところで私の胸を見てくれ……こいつをどう思う?」
九曜「――すごく――大きいです――」
橘「えと……凄く……大きいです」

こうやって、毎回言わされるのです。
佐々木さんは、キョンさんのいないところでは、意外と我儘なのです。

佐々木「うーん…・・・九曜さんに言われると嬉しいけど、橘さんは違うな……」
橘「え……?」
佐々木「何故だろう?」
九曜「――――我々の中では――最も大きい――」
佐々木「そうか……自分より大きい人に言われるから、嬉しくないんだね」

これも毎回言われます。でも、仕方ないじゃないですか。
自分の胸は自分で操作できません。
ちなみに、あたしの胸はそんなに大きくないと思います。
つまり、佐々木さんの胸もそんなに『すごく大きい』という程ではないです。
むしろちっちゃ……これ以上は言えません……

橘「んん……!もうっ!わかりましたよ!いつも通りにすればいいんですね?」
佐々木「そうだね、よろしく頼むよ」

こうして、あたしは湯船の中で佐々木さんの胸をマッサージすることになります。
まるで女王様です。
九曜さんはこの間湯船に浮いてるだけです。まるで水死体です。息継ぎしてください。

佐々木「あっ!」
橘「ごっ、ごめんない」

敏感な部分に触ると、後で怒られます。
あまりに怒られると、あとでフルーツ牛乳がもらえません。
難しいけど頑張るのです。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

橘「……というわけでキョンさん、あなたの協力が必要なの」
キョン「……いや、今の話と全く繋がらないのだが」
橘「この前本で読んだのです。マッサージする方法は、女性ホルモンの分泌が条件なのです。
  女性ホルモン分泌は、好きな人に揉んでもらわないと促進されないのです」
キョン「なおさら協力できるか!!」

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最終更新:2007年08月28日 23:20
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