20-865「SS? というほどのものだろうか?」

佐々木さん、バッドトリップタイフーンの巻

キョン「台風だなあ」
佐々木「台風だねえ」
キョン「あ、ハルヒが校庭を駆け回ってやがる」
佐々木「小学生の頃よくやったものだね。何故か嬉しくて大騒ぎしたよ」
キョン「あーあ、ずぶ濡れだよ。風邪ひくぞアイツ」
佐々木「キョン。まさか君、涼宮さんの服が濡れて透けつつあるのを注視したりなどしていないだろうね」
キョン「な、なんのことだ。そ、それより見ろ、なんか長門がフラフラしてるぞ」
佐々木「九曜さんがまた何かしたのかな?」
キョン「なになに? 『……電波の受信状態が悪い』だとさ」
佐々木「……BSアンテナみたいだね」
キョン「いかん! そんな話をしてるうちに、強風で飛ばされた看板が朝比奈さんのところに!」
佐々木「危ない!」
キョン「おお!看板があの天使のバァストに柔らかく弾きかえされて、朝比奈さんはケガひとつ負ってないぞ!」
佐々木「……どこのハート様かアレックスのチョバムアーマーだねそれは」

佐々木「腹立たしいの視点を変えてみれば、おや、あれは九曜さん」
キョン「……おまえんとこの九曜さんは、何故に校庭の柱に髪を巻きつけてぶらさがって、
    ぷらんぷらんゆれてやがるんだね」
佐々木「あて推量だが、彼女は以前、てるてる坊主に強い興味を示していたんだ」
九曜「--あめ、雨、振れ振れ、母さんが、--私のいいヒトつれてこい」
キョン「微妙に歌詞まじってるぞ」
佐々木「などと軒下で雨宿りをしている間に、橘さんが僕たちの分の傘を持ってきてくれたよ」
キョン「持つべきものは忠実な下僕だな佐々木」
佐々木「失敬な。彼女は僕の大切な友人だよ」
キョン「あ、水溜りの直前でコケてダイビングでずぶぬれで傘が折れて泣き出したぞアイツ」
佐々木「……僕の大切でドジな友人だ」
橘「いやー(ry」


佐々木「……という夢を見たのだが、これはおそらく台風の通過で風音がやかましく、
      そのせいで悪夢を見たということなのだと思う」
橘「……佐々木さん、普段から溜め込んでるものを適度にガス抜きしておいてほしいのです。
  あなたが悪夢を見る場合、たいてい閉鎖空間がタイヘンなことになっているのです」
九曜「--やつれた、みたい」
佐々木「そういえば誰か忘れているような気もするね」


ポン「だから何で俺のト書きはポンジーのままなんだ。俺の名前はふじ……」
●「はっはっは。ハブられたもの同士仲良くしましょう」
ポン「アッーー(ry」

                                  とくにオチもなく

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最終更新:2007年09月08日 10:39
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