22-340「フラクラにプロポーズしたら。それぞれの結果」

佐々木
「キョン、僕と結婚してくれないか。大学卒業あたりに」(冷静に、冷静になるんだ。ドキドキ)
「良いぞ。佐々木となら大歓迎だ」
(やったー、案ずるより生むが安し。僕は幸せ者だよ。)
佐々木の冗談にも困ったものだ。ヤレヤレ
そして3週間後
(佐々木さん、最近欝だね、その前は躁だったのに。キョンと何かあったの?)
(ササッキーはキョン君に告白してOKされて舞い上がったのに、冗談と思われていたのに気付いて落ち込んでいるのよ。)
(佐々木さんかわいそう。)
(似たような事あったよね。もしかして、これで3度目じゃないのか?)

ハルヒ
「キョン。高校卒業と同時に結婚するわよ。」
「そうか。で、誰とするんだ。」
「え?そんなの決まってるでしょ(怒)」
怒っているよ、とりあえず謝っておこう。
「すまん、今は彼氏いないんだよな。心配しなくても、お前ならすぐ良い彼氏できるよ。」
「・・・な、当たり前よ。そんな事あんたに言われなくてもわかっているわよ。
あんたと違ってあたしならハンサムで頭が良くて性格も良い彼氏がすぐできるわよ。
さえないあんたは一生独身かもしれないけど。
あんた、女の子にちょっと親切にしてもらったからって、恋人になってくれるって勘違いしたら駄目よ。
みくるちゃんも有希もあんたには迷惑してるんだから、いつもいつもいやらしい目で見て。大人しい2人は面と向かってあんたに文句言わないと思うけど。
SOS団からストーカー出したら恥なんだから。
例えば、いつかの夢みたいにあたしに無理やりキスしたら張り殺すわよ。」
一番の恥は団長の行動だと思うのだが。それは言わないでおこう。
朝比奈さんや長門を見るのは男の生理だから。それが女の子にはわからないかなー。
時々2人に凄い目で睨まれるのは俺も気付いている。ハルヒに睨まれるのはいつものことだが。そんなに嫌われてたかなー、俺。
しかし、ハルヒも一般女性のように結婚願望を持つ様になったか。良い傾向だな
高校卒業と同時に結婚、というのがアレなハルヒらしいが。
良かった良かった。ちょっと淋しいけれど。
「特大級閉鎖空間が発生しましたよ。あなた涼宮さんに何をしました?」
何もしないぞ。

長門
「二度も私に助けられたあなたは、私と生涯を共にすることが推奨される。」
「すまん。日本語で言ってくれ」
「あなたは私と共に暮らすべきだ。」
「つまり、一人が淋しいから俺といっしょに住みたいと?」
コクコク
「良いぞ。多分妹も喜ぶと思う。」
「ありがとう。」
「俺とお前の関係は『いとこ』ということにしてくれ。情報操作はお願いするぞ。」
どうした、長門、固まって。

みくる
「キョン君、私と付き合って下さい。」
「良いですよ。今度の仕事は何ですか?」
「仕事じゃなくて、えーと、えーと、それじゃ日曜に喫茶店前で」(とりあえずデートして既成事実を作るのよ)
「古泉もいっしょに連れて行って良いですか?」
「ほや?」
「古泉は過去に行きたがってましたし。ひょっとして駄目ですか?」
「もう良いですよ(怒怒怒怒)」

古泉
「僕と付き合ってくれませんか」
「黙れガチホモ」

九曜
「―――あなたの―――瞳は―――とても―――綺麗ね―――」
「ちょっと恐いです。九曜さん。って何でキスするのですか?」

喜緑
「キョン君、私と付き合って下さい。」
「どうしました喜緑さん。会長と喧嘩でもしましたか?」
「・・・・・・」(いけない、いけない。涼子ちゃんみたいにキョン君刺すところだったわ。)


「キョンさん、付き合って下さい」
「断る。誘拐犯」
「朝比奈さんにはとっくに謝って許してもらいましたよ。キョンさんもあたしと仲良くして下さい。」
「朝比奈さんが許しても俺は許さん」
「そんなことを言わず、付き合って下さい。お昼奢りますから」
「まあ、それなら、少しだけ」
そして
「じゃあな、橘」
「また今度、キョンさん。ってアレ?」


「キョン君ー。私と結婚しよー」
「兄妹では結婚できないのだよ。」
「そんなことないもんー。」

みよきち
「お兄さん、私と付き合って下さい」
「良いぞ。また映画でも行こう」
「そうじゃなくて、いえそれで良いです。」

鶴屋
「そこのエロい少年、うちの両親に挨拶してくれないかにょろ」
「鶴屋さんの両親ですか?一度会ってみたいと思ったのです」
挨拶の数日後
「キョン君、うちの両親キョン君をめがっさ気に入って。深いお付き合いして良いって。
キョン君みたいな貧乏人で、その上エロい少年が気に入られるのは珍しいので心配したけど。」
「それは良かったですね。」
金持ちになると、タカりに来る不良がいるから、友達を選ぶのも一苦労だな。『友達になるな』と言われなくて良かった。
「今度はキョン君の両親にめがっさ挨拶したいので紹介してくれにょろ。それから、もう一度うちの両親にあいさつよろしくー。」
俺の家は普通だから変な不良が寄って来る心配はないが。そうか、鶴屋さんは自分の所と同じだと思っているんだな。
「ええ良いですよ。」
そして
「キョン君、無理にうちの会社で働かなくても良いって、うちの両親が言ってたにょろ。
キョン君は病院か介護施設か学校か保育所で働いて、子供達の世話をするのが合っているって。」
そうですか。しかし、うちの両親は鶴屋さんのことを何か勘違いしていたみたいだな。今度誤解を解かないと。

朝倉
「キョン君、私と結婚してくれない?」
「断る」
「じゃ、死んで」グサ
(終わり)

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最終更新:2007年10月04日 14:49
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