23-512「忠犬橘」

橘京子は神様佐々木の忠実なしもべでした。
佐々木にどこまでも付いて行き、佐々木の命令ならどんなことでもしました。
そんなある日、神様佐々木は恋人のキョンといっしょに閉鎖空間に旅立ちました。
そのまま何か月も帰って来なかったので、他の組織の犬達は佐々木が帰って来るのをあきらめ、佐々木を忘れてしまいました。
しかし、一人橘だけが佐々木を待ち続けました。
閉鎖空間の入口で、雨の日も風の日も。雪の夜も、大きな地震が起きた日も。
何十年も待って橘は白髪のおばあさんになりました。
それでも待ち続けました。
そして、寿命が来て死んでしまいました。
死んだ時の橘の顔はとても穏やかなものだったらしいです。
橘京子の死を悲しんだ組織は橘の銅像を作りました。

今、忠犬橘の銅像は西○宮の待ち合わせスポットになっています。
ちなみに、そこで、待ち合わせに遅れた人に文句言うと、橘の霊が天罰をかけるらしいです。
「あたしは一生待ちました。なのに、あなたは5分間や10分間で文句言うなんて」と言われて

橘を古泉に変えても同じだよね

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最終更新:2007年10月24日 21:03
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