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海藻農場

最終更新:

siika

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L:海藻農場= {
 t:名称 = 海藻農場(施設)
 t:要点 = 海の中、たくさんの海藻、イルカ
 t:周辺環境 = 寒い海

海藻農場:40:#燃料
要点
・たくさんの海藻:40:#燃料
・牧場イルカ:15:#水中機動
・寒い海:30:#食糧
・鉄の塊:30:#自然回復
エクストラ
・自然回復:40:#自然回復

次のアイドレス
・イルカ知類:30:#水中機動
・海洋鉱山:30:#資源
・ノースダイバー:20:#感覚
・北海竜王:30:#自然回復

#詩歌藩の誰でもこの施設の効果/コマンドリソースを使用できる。

・S*19
名前:自然回復
要求タグ:#自然回復
E*戦力:不定(状況による)
必要勝利数:5
フレーバー:海が再生していく。
特別ルール:
・自然回復を持つものは任意のブランチとして起こせる。ただし、ブランチが許可されていなければならない。
・他のキャラクターと戦力を合算することは出来ない。
・ダイス出目は固定で、2、3、4、5、4、3、2、1、1、1である。
・このブランチに成功すると海の自然環境が復活する。3年かかる。
大勝利時の効果:3勝利を得る。
勝利時の効果:1勝利を得る。
引き分け時の効果:なし
敗北時の効果:なし
惨敗時の効果:なし


★海藻農場 設立について

わんわん帝國は長らく食糧余りの状態が続いたが、現在は様々な人、種族アイドレスの登場によって食糧消費は加速しつつある。
詩歌藩国は、編成で多量の食糧を消費しており、尚且つ施設による収入を増やしたい。
そして島国の詩歌藩国では海藻の利用が盛んである。
食糧生産地は多くの国に存在しているが、海藻農場は詩歌藩国のNW一寒い海で採れた海藻という独自性で付加価値を付けることが出来る。

これらの事から詩歌藩国に海藻農場が設立されることになったのである。


★海藻の利用で得たノウハウの活用

海藻の養殖方法については海藻の利用(技術)で大まかに述べてしまっている。


これらの過程で得た情報や技術、ノウハウを活かしつつ海藻農場の計画は進められた。


★養殖場所と藻礁について

海藻を養殖する場所を決めるに当たり、海域、海底の調査を行う。
水温、波高、海流、底質、透明度、海中の栄養塩、魚貝類やウニ類などの植食動物の生息域や摂餌量の調査が必要となる。
養殖では場所を選べるのでこれ等の調査によって適した場所を調べ、養殖場を決定する。

藻礁に海藻を根付かせる養殖方法の場合、藻礁自体にどのような工夫を施すかが重要な要素となる。

凸凹を多くしたり、表面を加工することにより海藻がしっかりと根付きやすくなり、波浪が強くても海藻が剥離しにくくなる。
ただし、浮泥の多かったり海流が少ない場所だと沈殿物が入り目詰まりを起こしやすい。
藻礁を高くすることで海藻への光量の確保、植食動物と沈殿物の影響を受けにくくする方法もあるが、その分重心が高くなるので安定性の確保が必要になる。
形状を工夫することにより沈殿物を溜まりにくくしたり、ウニなどの植食動物への対策を行うことが出来る。
藻礁から海藻の生長に必要な栄養塩を継続的に溶出することにより、生長を補助することが出来る。


★藻場の重要性と漁師との協力体制

養殖だけでなく、自然にある藻場を増加させ、減少を防止することで藻場や海藻の収穫を増加、維持することも進められている。

藻場は海の中での森であり、そのたくさんの海藻は海を豊かにしてくれる。
貝やウニの漁場であり、魚介類の住処や産卵場を提供し、稚魚の育成や過剰な栄養塩を取り込み水質浄化を行い、海藻自体も資源となる。

逆に言うと藻場が減少すると水産資源はもとより、沿岸環境にも大きな影響を与えるということである。
そのため漁師との協力体制が必要不可欠であり、採藻漁では採りすぎたり、未熟な海藻を採らないように漁の時期や漁獲量に制限が行われている。
その他にも増えすぎた植食動物の漁や藻場の維持を行っている。


★藻場の造成・再生

藻場の造成・再生とは
藻場の形成・維持を阻害する要因を、排除、緩和する対策を行うことにより、最終的には余り手を加えなくても、自立できる藻場を目指すことである。
したがって、海域によっては、藻礁を据え付ける等の単純なことでは、藻場形成が難しいことがある。
当初は最適な対策であっても、環境の変化に従い、効果が無くなることや器具の劣化などが起こることもあるので、継続的なモニタリングと維持管理を実施して行くことが重要である。

阻害要因は、
物理的環境要因(水温の変化、浮泥、砂の移動)
化学的環境要因(栄養塩類の変化、水質汚濁)
生物的環境要因(植食動物による食害、固着生物との基質を巡る競合)
の3つに大別される。

これらは相互に影響を与え合い、また影響の度合いが海域の環境によって変化するため、阻害要因を排除、緩和することは容易ではない。
したがって、藻場を造成・再生するには、その海域で最も影響力のある阻害要因を排除、緩和することから初め、状況の変化を観察し、柔軟に次の対策を行うことが、効果的な進め方である。
このような手法を順応的管理手法と呼び、複雑で不確定な要素や地域独自な特性への配慮が絡むとき用いられる。


★藻場を整えるための設備、施設

消波施設
海流と砂の移動を制御し、海藻の着底や生長の促進を行うための施設。構造は海水の通り道を残した透過式が多い。
設置する場合は、藻場に悪影響を及ぼす時期の波高や流れを現地観測、あるいは数値シミュレーションで再現し適切な波浪環境になるようにする。

海流を弱くしすぎると海水が上手く循環出来なくなり濁りが発生する。
濁りは光を遮断するため海藻の海藻の生長に必要な光が不足してしまう。
また、海藻のタネの供給源でもある流れ藻が来なくなる恐れもある。
そのため、設置には十分な調査と注意が必要である。

食害防止籠
食害防止籠は海藻を籠で囲むことで囲いの中の海藻を保護する施設。籠の目合いは対象とする植食性魚類で決まる。
ただし籠は時間の経過により籠の目合いに海藻や付着動物が着生することで籠の中が暗くなり階層に光が届きにくくなるため定期的に掃除が必要である。
籠の表面には付着、着生しにくいように加工が為されている。

ウニフェンス
ウニフェンスはウニを除去した海域に、ウニが再侵入するのを防ぐための設備である。
構造は使用済みの破れた網地などを芯とし、その周りを別の網で包んで結束バンドで結んだ太い紐状のもの。
年に1回程度は、陸上に引き上げて、ゴミや付着動物を除去するか新品に交換しなくてはならない。
殻をもつ付着動物の除去は、真水をためた水槽にしばらく浸けて付着動物を死滅させた後、殻を踏みつけるなどして取り除く。

ウニ侵入防止藻礁
ウニが多い海域でも海藻を維持するための特殊な藻礁。
幅の広く短いシーソーのような形状をしている。板に当たるところに海藻が根付き生長する。
受波板が海流を受け常に揺らめくことで柱部からウニが乗り移ることを防いでいる。

流れ藻キャッチャー
流れ藻を網で補足し、その下にある基盤に海藻のタネを供給する装置。
フロートをロープで海底に固定し、フロートの間に網を張る構造。
周辺に藻場が少ない海域で海藻のタネを確保することが困難な場合に用いられる。
海流の流れをシミュレーションし、流れ藻が来る方向に対して直角になるよう設置することで効率よく採集できる。


★海藻の栄養

海藻は品種によって含む栄養に差があるが、低カロリーであり、ビタミン、ミネラル(鉄、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ヨウ素など)、食物繊維を豊富に含む。

ミネラルは生物の生命活動や維持に欠かすことの出来ない元素であり常に食物から摂取する必要がある。
ミネラルの摂取量が低すぎる状態が続くと欠乏症を起こし、過剰摂取が続くと過剰症を起こす。
そのためサプリメントなどでミネラルを補うときには用法・用量を守ることが重要である。
海藻は品種によってはヨウ素を極多量に含んでいる。
その海藻を多量に摂取して過剰摂取を長期に渡って行うとヨウ素過剰症を起こすため注意が必要となる。

食物繊維は体内で膨張し食物と混ざることにより消化を緩やかにして血糖値上昇を緩やかにし、肥満を防ぐ。
また、コレステロール代謝の促進と大腸がんの抑制、排便の促進などの効果を持つ。

詩歌藩国ではこれらの栄養や海藻の特性を用いた料理、加工食品、サプリメントが数多く作られている。


最後に、上記の通り海藻は体に良い食品だが海藻ばかり摂取しては栄養バランスを取ることができない。
様々な食品を組み合わせて摂取し、栄養をバランス良く摂取しすることが日々の健康には大事である。


スタッフリスト

竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン


清水魁斗

編集
竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン



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