巡視船「らいざん」型 - Japanese Patrol Ships

「らいざん」型は「しんざん」型の改良型として1994年に誕生した巡視船で、「しんざん」型よりも居住性の向上を図っており「しんざん」型よりも大型になっています。

兵装は遠隔操作(RFS)の多銃身20ミリ機関砲を1門搭載しています。

全国各地に配備されており、PS型の基本形と言えるのではないでしょうか。

※1番船が第十管区 串木野海上保安部→第7管区　福岡海上保安部と配置換えになったため船名が「ばんな」→「らいざん」と変更になりました。これにより型名も「ばんな」型→「らいざん」型へと変更されました。

データ

兵装	多銃身20mm機関砲　1門
速力	35kt
機関	ディーゼル3基　2軸+ウォータージェット1軸
総トン数	195トン

番号	船名	所属	竣工	備考
PS06	らいざん	第七管区 福岡海上保安部	1994年1月31日
PS05	かむい	第一管区 江差海上保安署	1994年1月31日
PS07	あしたか	第三管区 横須賀海上保安部	1994年9月30日
PS08	かりば	第一管区 根室海上保安部	1995年8月29日
PS09	あらせ	第五管区 宿毛海上保安部	1997年1月29日
PS10	さんべ	第八管区 隠岐海上保安部	1997年1月29日
PS11	みずき	第七管区 福岡海上保安部	2000年6月9日	捕捉機能強化型
PS12	こうや	第五管区 田辺海上保安部	2004年3月18日
PS13	つくば	第三管区 茨城海上保安部	2009年3月4日
PS14	あかぎ	第三管区 銚子海上保安部	2009年3月4日