九州南西海域工作船事件で露見した、巡視船の防弾性を見直して設計された新時代の大型巡視船。
2000トンという大柄な船体を持ちつつも最高速力30kt以上を確保しており、不審船を追っかけられる足と、不審船の武装に対する装甲を兼ね備えた警備型巡視船です。

主機にディーゼル4基を搭載、さらに推進方式にウォータージェット4基を採用し、不審船を追いかける足としては充分なものとなっています。

武装は射撃式装置(FCS)付きの40mm機関砲を1門と、RFS(遠隔操作)の20mm機関砲を1門搭載し、遠距離からの射撃、近距離からの射撃どちらも対応しています。


データ
兵装 40mm機関砲 1門 多銃身20mm機関砲 1門
速力 30kt以上
ヘリ ヘリ発着甲板のみ
機関 ディーゼル4基+ウォータージェット4軸
総トン数 1800t


番号 船名 所属 配属
PL51 ひだ 第九管区 新潟海上保安部 2006年4月18日
PL52 あかいし 第十管区 鹿児島海上保安部 2006年4月18日
PL53 きそ 第八管区 境海上保安部 2008年3月11日
最終更新:2011年01月16日 23:11