音声ファイルセット(UTAU用音源)を作りたい人向けのトピック
(作りかけ。解説文はまだ不親切)
(作りかけ。解説文はまだ不親切)
基本事項
UTAU用音源を作るには、少なくとも以下のスキルが必要です。
- 声を録音してオーディオファイルを作ることが出来る(PCで声の録音ができる)
- オーディオファイルの編集ができる
- オーディオファイルの形式について理解している
これについてはここでは説明しませんので各自調べるなりしてそのスキルを身に付けてください。
一音の長さついて
声の長さは、長めの方が良いといわれているようですが、一概には言えません。
明瞭にはっきり発音していれば、0.5秒以下の短いサンプルでもUTAUで加工してきれいな発声になる事もあります。
特に歌うような発声に慣れていない方の場合、短くていいからハッキリ明瞭に発音することを心がけた方が良い結果が出るかもしれません。
明瞭にはっきり発音していれば、0.5秒以下の短いサンプルでもUTAUで加工してきれいな発声になる事もあります。
特に歌うような発声に慣れていない方の場合、短くていいからハッキリ明瞭に発音することを心がけた方が良い結果が出るかもしれません。
これに関しては異論もあり、まだまだ未開拓の分野のようなので、他の情報ソースも参照することをお勧めします。
音節一覧
あ | か | か゜ | さ | た | な | は | ま | や | ら | わ | ん | が | ざ | だ | ば | ぱ |
い | き | き゜ | し | ち | に | ひ | み | り | ぎ | じ | び | ぴ | ||||
う | く | く゜ | す | つ | ぬ | ふ | む | ゆ | る | ぐ | ず | ぶ | ぷ | |||
え | け | け゜ | せ | て | ね | へ | め | れ | げ | ぜ | で | べ | ぺ | |||
お | こ | こ゜ | そ | と | の | ほ | も | よ | ろ | を | ご | ぞ | ど | ぼ | ぽ | |
いぇ | きゃ | しゃ | ちゃ | にゃ | ひゃ | みゃ | りゃ | ぎゃ | じゃ | びゃ | ぴゃ | |||||
きゅ | しゅ | ちゅ | にゅ | ひゅ | みゅ | りゅ | ぎゅ | じゅ | びゅ | ぴゅ | ||||||
きょ | しょ | ちょ | にょ | ひょ | みょ | りょ | ぎょ | じょ | びょ | ぴょ | ||||||
きぇ | しぇ | ちぇ | にぇ | ひぇ | みぇ | りぇ | ぎぇ | じぇ | びぇ | ぴぇ | ||||||
ふぁ | ふぃ | ふぇ | ふぉ | |||||||||||||
いぇ | うぃ | うぇ | うぉ | |||||||||||||
つぁ | つぃ | つぇ | つぉ | |||||||||||||
すぃ | てぃ | てゅ | とぅ | |||||||||||||
ずぃ | でぃ | でゅ | どぅ | |||||||||||||
ヴぁ | ヴぃ | ヴ | ヴぇ | ヴぉ |
(AquesToneの発音記号一覧より)
※「きぇ」以降は外来語や外国語そのもの用なので、発音できなかったら無理に録音しなくても良いと思います。
(例えば「ツィ」が「つい」と録音されていても使い所がないので)
※「きぇ」以降は外来語や外国語そのもの用なので、発音できなかったら無理に録音しなくても良いと思います。
(例えば「ツィ」が「つい」と録音されていても使い所がないので)
配布ファイルについて
音声ファイルスペック | |
ファイル名 | あ.wav、い.wav、う.wav など |
ファイル形式 | wav形式、PCM / 44100 / 16bit |
配布するファイル:以下のファイルを一つのフォルダにまとめる
*.wav | 音声ファイル |
*.frq | 周波数表。UTAUが生成 |
oto.ini | 原音設定情報。UTAUが生成 |
readme.txt | 入れておくと原音のプロフィールにそのまま表示されます。 |
character.txt | こちらやこちらを参照 |
prefix.map | prefix.mapとはを参照 |
※wavファイル以外は全てオプションです(無くても良い)
録音について
PCを使った録音については他に詳しいサイトがあると思うので、
各自調べてください。
最終的に一音節が一つのWAVファイルに出来れば録音の仕方は問いません。
各自調べてください。
最終的に一音節が一つのWAVファイルに出来れば録音の仕方は問いません。
ファイルの分割
一括で録音して後で切り分ける場合、一つ一つのファイルになるべく前後の空白が無いようにします。
このとき必ず耳で聞いて詰めすぎないように注意してください。
※ハ行は失敗するとア行に化けます。
このとき必ず耳で聞いて詰めすぎないように注意してください。
※ハ行は失敗するとア行に化けます。
音源データベースの作成
用意したWAVファイル群をUTAUで使用するには音源データベースの作成が必要です。
音源データベースはUTAU上で「原音設定」と呼ばれる作業によって生成することが出来ます。
音源データベースはUTAU上で「原音設定」と呼ばれる作業によって生成することが出来ます。
とりあえず、出来たwavファイルの入ったフォルダを、
フォルダごとUTAUのvoiceフォルダの下に移動(orコピー)します。
このとき、フォルダ名がファイルセットの名前として認識されるので
フォルダはわかりやすい名前にしておきましょう。
他音階音源などでフォルダを入れ子にする場合は、各フォルダ毎にoto.iniが作成されます。
フォルダごとUTAUのvoiceフォルダの下に移動(orコピー)します。
このとき、フォルダ名がファイルセットの名前として認識されるので
フォルダはわかりやすい名前にしておきましょう。
他音階音源などでフォルダを入れ子にする場合は、各フォルダ毎にoto.iniが作成されます。
手順
UTAUを起動して、メニューの「プロジェクト」→「プロジェクトのプロパティ」
プロジェクトの設定画面の「原音ファイルセット」のドロップダウンリストに
インストールしたフォルダ名があるのでそれを選択して「OK」
UTAUを起動して、メニューの「プロジェクト」→「プロジェクトのプロパティ」
プロジェクトの設定画面の「原音ファイルセット」のドロップダウンリストに
インストールしたフォルダ名があるのでそれを選択して「OK」
設定は「ツール」→「原音の設定」で行います。
こちらを参考にしてください→原音設定アドバイス
こちらを参考にしてください→原音設定アドバイス
※wavファイルと共に配布すべき調整情報などが入ったファイルは全て音声フォルダに保存されています。
周波数表の作成
周波数表は、音源から音階の声を生成するのに必要な情報を格納したファイルで、
UTAUでは音源ファイル毎に最初の使用(再生)時に自動で生成されますが、
その処理には時間がかかるため、配布前に生成して同梱することを推奨します。
ファイル自体はWAVファイルに比べると大変に小さいので同梱してもアーカイブの容量は
そんなに大きくなりません。
UTAUでは音源ファイル毎に最初の使用(再生)時に自動で生成されますが、
その処理には時間がかかるため、配布前に生成して同梱することを推奨します。
ファイル自体はWAVファイルに比べると大変に小さいので同梱してもアーカイブの容量は
そんなに大きくなりません。
周波数表の一括作成のやり方1:
- 「ツール」→「原音設定」
- 「編集」→「複数選択」
- 「編集」→「全部選択」
- 「周波数表を作成」ボタンクリック
周波数表の一括作成のやり方2:
原音設定画面の「周波数表の編集」と「周波数表を初期化」の間のスキマをダブルクリックしてください。
表示された画面の説明をよく読んでください。
原音設定画面の「周波数表の編集」と「周波数表を初期化」の間のスキマをダブルクリックしてください。
表示された画面の説明をよく読んでください。
(TODO:スクリーンショットを使った解説を作成した方が良いかも)
原音パラメータの推定
原音設定画面の上記以外の何も無いところをダブルクリックしてください。
パラメータの推定を適用するにはオフセット以下のパラメータ値が空白である必要があります。
推定は完全ではありません。必ず適用後一通り確認してください。
パラメータの推定を適用するにはオフセット以下のパラメータ値が空白である必要があります。
推定は完全ではありません。必ず適用後一通り確認してください。
(TODO:スクリーンショットを使った解説を作成した方が良いかも)