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 クウはデゴで生まれ幼きころからルボノスシティに隠れ住んでいた。 その頃はルボノスシティもペペンギンが住んでいるだけの世界だった。 もちろん、天使軍なんて居るはずも無かった・・・。 そんなある日のこと・・・・ タタタタタタタタタタタンっと大きな音が外から鳴り響いてきた。親は自分が起きる前に、すでに起きていた。 「クウ、何の音だろうか?。」 とクウの父は言った。 「なんだろう・・・・。」 とクウは答え、覗きに行こうとしたところ・・ たくさんの悲鳴が響いてきた。 母は「クウ、隠れなさい!!外に天使軍が!!」 と言ったのでクウは素直に隠れた。 クウは昔から天使軍について親から教えられて生きてきた。 だからクウも天使軍についての恐怖はすべて知っていた。 すでにクウの祖父と祖母は30年前くらいに天使軍に殺された、と親から聞いていた。 「クウ、絶対にここから離れるなよ」 父は言い残して音のする方向へ駆けていった・・・。 「うん。」 素直に答えた。 タタタタタタタタ・・・・・・・、また外から聞こえてきた。っと同時に 「ギャア」と外から聞こえてきた。 目の前にオイルが流れてきた・・・。(オイルは人間で言う「血」と同じ意味を持つ) クウは恐怖でそこから動けなくなった。 約1時間後、音がならなくなった。 クウは隠れている場所から身を出し周りを見渡した。 地獄絵図が目の前に広がっていた・・・。 ペペンギンの形をしている亡骸がたくさん転がっていた どの亡骸もすべて禍々しく弾痕が残り、そこからオイルが流れ出していた・・・・ その中には父親、母親の物まで・・・・ クウは叫びたくなったが目の前の恐怖で声が出なかった・・・ すると目の前に謎のロボが現れた。そのロボは笑みを浮かべこちらに銃を向け・・・・ 発砲した。 -[[第3話 出発]]

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