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クウと別れて少し経った時の話
ルボノス宇宙港行きのシャトル内でセラは嬉しいような悲しいような複雑な気分だった
故郷に帰れるのは嬉しいけどクウのことが心配なのだ
アナウンスが流れた
「本シャトルはまもなく惑星デゴ、ルボノス宇宙港に到着します」
セラは故郷へ到着した
―――惑星デゴ ルボノス宇宙港―――
「・・・何・・これ・・・?」
セラが帰ってきたルボノス宇宙港にはいつもの住処が失われていた。
セラが言った直後近くの氷の柱付近からゴソゴソと音がした
「そこにいるのは・・・だれ?」
セラが聞いた
「ぼ、ぼくだよ。」
柱に隠れていたフィンがいった
「フィン、なにがあったの?何で住処がこんなことに?まさか天使軍?」
セラが聞いた
「ちがう、あれは天使軍じゃない悪魔軍だ」
フィンが言った
「え・・・?」
セラの頭の中が真っ白になった
嘘でしょ・・・悪魔軍は私たちの敵ではないと・・・
信じてたのに!!
セラの心から怒りがこみ上げてきた
「たしか過去にクウたちの両親を殺したのも悪魔軍の仕業だよ、この前襲ってきたのが同じマシンだった気がする」
フィンが言った
「・・・・クウは今悪魔軍の中にいる・・・・」
セラが呟いた・・
「!!・・・クウの身が危ない!!」
セラはそういって天使軍の基地
ボルスノ基地へ向かうのであった・・・