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 真実はひとつしかない。だが真実を誤魔化しそして自分の過去を消すことなどいくらでも出来る
世界はこのことをどれほど受け入れるかで人間性が出るのだと僕は思っていた

「・・・そういえば貴公は自分の名前さえも忘れているのか?」
フォレストが聞いた
このときの僕はどんなに思い出そうとも思い出すことが非常に困難だったので僕は正直に
「思いだすことが・・・かなりつらい状況です・・僕の名前さえも・・・」
僕がそう答えるとフォレストは失望した顔をした。
「哀れな・・・・」
本当に失望したのであろう。フォレストはそんな愚痴を吐いた
「では思い出させてやろうぞ。貴公がどんな神だったか。我が知ってるすべてのことを」
そしてフォレストは話し始めた

この時、正直いうと、僕は前の名前があった。当時の僕はその前の名前を使用していたのだろう
今の僕では前の名前を完璧に忘れてしまっている
今、僕が言える事は少なくとも昔の名前以外のことだけだ

フォレストが言うに僕は生まれた当時からこの体らしい
人間みたいに赤ん坊で生まれたのでは無いらしい
僕の見た目はずっと人間で言う中学2年生くらいの背だった

僕と人間を比べてみてわかったことは
人間は食事をしなくてはいけないが僕は何も食べずに生きていくことが出来る
人間には独裁心というものが昔から芽生えているが僕にはそんな感情が無かった
人間はすべての人間と助け合って生きていくが僕ら神族そこまで協力などはしない
協力しないというのが1番の違いだと僕は思う

「さて、少しは貴公の立場を理解したかな?」
フォレストが聞いてきた
「理解はしましたが・・・最後らへんに言った僕がフォレスト殿の家臣というのは嘘でしょ?」
「そのようなこと気にしないでよい。無礼だぞ?」
フォレストは即答してきた

「さて、ひとつだけ言うことを忘れてしまっていたな。この我らがいる場所は人間で言う雲の上だが我らでは天界と呼んでいる」
「てん・・・かい・・・」
「この天界の中央に丸い覗き穴と落とし穴みたいなのがある。丸い覗き穴からはこれから起こる事件のことなどを見ることが出来る。その事件を起こる前にその犯人を消す。これが大まかなことだ」

僕はそんなことを言われて理解することよりも実際に行ってみてやってみるほうが早いと思ったので
「じゃあ、その覗き穴に行こう」
と言った。そして覗き穴まで移動した

覗き穴の所には誰もおらず正直驚いた

「む、これは・・・おい*****(僕の名前だ)事件が起きそうになっておるぞ。せっかくの初仕事だ 試してみるがよい」
フォレストの態度には少々むかついたが確かに初仕事だしどんな感じかやってみたいとも思っていた

「ところで、どうやって消すの?」
確かにそんなことを思ったので聞いてみた
「それはだね、消す人のほうに指を指し指を振るだけだ。貴公にも簡単に出来るぞ」

いわれたとおりにやってみた。
すると事件(今回は殺人予告を出していた)の犯人が消えた
そして犯人を囲んでいた警察もなんでこんなところにいるんだろ?と疑問に思ったことをつぶやいて警察署に戻っていった

確かに、その人が生きていた。いや存在していなかったと言ったほうが正しいだろう
その証が何一つ消えていた