―――天使軍 ガルド基地―――

「げっゲルニア隊が壊滅!?」
ガルドにいるへリンガルがそう驚いた口調で言った
「ふむ・・・そうか・・・・ごくろう」
へリンガルは電話を切り、少し悲しげな表情をした
「どうかなさりましたか?ジョセフ様」
近くにいたフログランダーが聞いた
「ゲルニア隊がやられたらしい・・・ヘキサからの連絡だ」
ジョセフと呼ばれたへリンガルが答えた
「しかも悪魔軍には新しくデルファイターが加わったらしい」
「デルファイター・・・・ですか・・・あのわが軍のゼロファイターの亜種という」
「かなりの強さらしいぞ」



ピピピピピピピピピ



「連絡だ」



「ヘキサだ・・・」
ヘキサが少し力がないような口調で言った
「どうした?」
ジョセフが聞いた
「しくじった・・・悪魔軍がまた攻撃してきた・・・」
ヘキサが言った
「なんだと!?生存者は!?」
ジョセフが聞いた
「生存者は・・・・俺だけだ」
ヘキサが言った
「・・・・・なに?」
ジョセフが言った
「すまない・・・」
「おまえが悪いわけではない・・・」
「くそ・・・・俺がいながら・・・」
「ヘキサ、ゲルニアを捨てガルドにこい。作戦を立てるぞ」



―――悪魔軍 ゲルニア基地―――
「やっ・・・やったで~」
ゲイルがうれしそうに騒いだ
「「やりましたね、これでゲルニアは我々のものですよ」」
クウ、リク、レイが同時に言った
「次に狙うわ・・・・・惑星デゴや~」
ゲイルが言った
「デゴか・・・・懐かしいな・・・そういえばセラは元気かな・・・」
クウが言った
「では、レイ、リクはここに残ってこの惑星を守りぬくんや、新しい武器の製作も頼むで」
「「了解」」
「クウはわいとデゴに行くで」
「分かりました」



そういってゲイル中隊とクウは極寒の惑星デゴに向かうのであった
最終更新:2008年06月03日 23:03