未参戦の主要な作品1



バンダイがスポンサーを務めた作品

ウルトラマンシリーズ

円谷プロ製作の特撮シリーズ。バンダイの新アクションフィギュアシリーズ「ULTRA ACT」で展開中。

仮面ライダーシリーズ

東映の特撮シリーズ。バンダイがメインスポンサーを務めている関係でアクションフィギュアシリーズ「フィギュアーツ」で展開中。

仮面ライダー龍騎

本作のライダー、怪人を流用した海外ドラマ『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』(以下DK)が参戦を果たしたが、あえて『DK』名義でオファーしたこと自体「自身の稼ぎ頭のひとつである、日本製作の「仮面ライダーシリーズ」の玩具版権までは解放するつもりはない」というバンダイ側の意思表示とも受け取れるものである。
龍騎名義での現行アクションフィギュア化はS.H.フィギュアーツにて8月発売の「仮面ライダー龍騎&ドラグレッダーセット」を皮切りに展開されている。

スーパー戦隊シリーズ

1975年放映の「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まった東映の特撮シリーズ。バンダイがメインスポンサーを務めている関係でアクションフィギュアシリーズ「フィギュアーツ」で展開中。

ガンダムシリーズ

バンダイがスポンサーを務める作品の中でも筆頭に位置する、代表的なロボットアニメシリーズ。同社内で「MOBILE SUIT IN ACTION!!」及び後継の「ROBOT魂」で通算10年以上にわたりアクションフィギュアの展開が続いている。SDガンダムシリーズの場合、体型の問題も同時に発生する。

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONシリーズ

かつて存在したバンダイの子会社・旧バンプレストによって生み出されたロボットSRPG『スーパーロボット大戦シリーズ』のオリジナルメカ・キャラクターのみによって構成されるシリーズ。旧バンプレストが2008年付けでバンダイナムコゲームスに吸収合併されたためスパロボの版権は実質バンダイの所有と言ってもいい(現在のバンプレストはプライズゲーム部門が独立して立ち上げられた、事実上同盟の別企業である。)。それ以前にコトブキヤから発売されていたプラモデルシリーズは現在も続行中であるが、一部機体は下記の事情で絶版になっている。また、スーパーロボット超合金でも本シリーズの展開は積極的に行われていく模様。
MAX氏が生ワンホビTVにて「ロボ系のfigmaがほしい」と言ったところ、大張正己氏は自身がデザインしたコンパチブルカイザーを薦めていたが…。
  • ヒュッケバイン問題について
スパロボオリジナル機体「ヒュッケバイン」シリーズをめぐり2006年10月以降発生した一連の騒動。具体的には、TVアニメ『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ』に一切登場しない、ゲーム『スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS』のPV映像が差し替えられて登場しなくなっている、スパロボオリジナル機体のプラモをを開発・発売しているコトブキヤが2006年末に発売されたヒュッケバインMk-Ⅱ、ヒュッケバインボクサーを最後にヒュッケバインシリーズのプラモを絶版にし、公式サイトからも存在を抹消している等。これ以降ゲーム以外のメディアで当機体群をお目にかかれた例は未だ存在しない。
これらの事態は『ディバイン・ウォーズ』放映時にガンダムシリーズの版権を持つ企業(特に創通)が、コトブキヤや当時のスパロボ発売元である旧バンプレストに対して「ヒュッケバインがガンダムに酷似している」という旨の抗議をしたために起きたという説が有力視されている。この問題によってfigmaヒュッケバインの実現はバンダイによる権利問題とは別の障害が存在することになる。
現在放映中の続編で、OG2を原作とする『ジ・インスペクター』ではヒュッケバインMk-Ⅲがアニメオリジナル機体「エクスバイン」に差し替えられ、異様に早いタイミングでアクションフィギュア「COMPOSITE Ver.Ka」で立体化されるなど、明らかにこの問題の影響を受けていると考えられる展開が起きている。

過去に超合金として発売されたロボットアニメ

  • 該当作品:マジンガー、ゲッター、ライディーン、コンバトラーV等
原作者がいないものに関しては東映が版権を持っており、バンダイがスポンサーを務め、関連商品もほぼバンダイナムコグループ系列社の独占化にあるのが通例で、基本的に超合金魂かスーパーロボット超合金参戦を待つほうが賢明か。
「リボルテック」からマジンガーやゲッターシリーズの可動アイテムが出ているのは、後のOVAなどに出てきたメカであって、デザインが似ていても当時のアニメ版の作品ではない。

東映特撮作品、東映アニメーション製作アニメ

  • 該当作品:おジャ魔女どれみ、プリキュア、ドラゴンボール、ワンピース、メタルヒーローシリーズ等
原作者がいないものに関しては東映が版権を持っており、バンダイがスポンサーを務め、関連商品もほぼバンダイナムコグループ系列社の独占化にあるのが通例で、基本的にフィギュアーツ参戦を待つほうが賢明か。
「グッとくるフィギュアコレクション」からプリキュアシリーズの可動アイテムが出ているのは、メーカーのシーエムズコーポレーションはバンダイが関わるキャラクター商品の企画・発売やバンダイ商品そのものの企画などへの関与という経緯の縁によるもの。
例外として『仮面ライダードラゴンナイト』参戦があるが、商業的賞味期限が1年=放送期間中とよく言われている戦隊シリーズは『パワーレンジャー』名義で参戦する可能性すらも厳しいとされる。

ゴジラ、キングギドラ

日本を代表する怪獣王と、その宿敵。この2体はバンダイが版権を抑えているとされている。ワンダーフェスティバル2010夏では海洋堂のスタッフがゴジラの特撮リボルテック化について「頑張っているんだけどね」と苦笑交じりでコメントしている。
現在は魂フィーチャーズvol.2で展示された酒井ゆうじ氏原型のゴジラのアクションフィギュアを第1弾とした新ブランド「S.H.Monsterarts」で展開されており、
2011年11月19日にゴジラ、同年12月3日にメカゴジラが発売された(いずれも「VSシリーズ」版)。今後もスペースゴジラなどが発売予定。

その他の作品

  • 該当作品:ダンボール戦機、銀魂、ケロロ軍曹、デジタルモンスター、.hackシリーズ等
この中ではコードギアスシリーズが参戦済みだが、あくまでも特例中の特例。再販も行われないであろう。

タカラトミー系列社がスポンサーを務めた作品

ゾイドシリーズ

トミーが合併前から版権を有していた玩具シリーズ。現在は連合系での登場人物のスケールフィギュア・ねんどろいど化、『スーパーロボット対戦K』への参戦(何れもジェネシスのみ)、コトブキヤでのプラモ化、リボルテック化等様々な企業で展開されており、スパロボ以外は版権委託放出によるものとされる。ただしリボルテックブレードライガーの高額ぶりから、版権料がらみの価格問題が発生するとの説もある。
尚、現在タカラトミーは旧トミー側の方針でハイターゲットトイを少数に絞り込んでおり、figmaとは完全に相反した路線の様相を呈している(古くからのファンが多いゾイドシリーズの商業展開が、現在は先述の委託放出でコトブキヤがメインとなっている事はその証左といえるだろう)。

タカラトミーアーツ(旧ユージン)版権作品

  • 該当作品:家庭教師ヒットマンREBORN!、しゅごキャラ等
前身であるユージンが2009年付けでいくつかのタカラトミーとの連結子会社と合併し「タカラトミーアーツ」へ社名変更し、その名の通りタカラトミーの連結子会社となっている。

タツノコプロ作品

  • 該当作品:タイムボカンシリーズ、科学忍法隊ガッチャマン等
タツノコプロが2006年よりタカラトミーの子会社となっており、現にそれ以降に放送された『ヤッターマン(リメイク版)』の玩具版権はタカラトミーが所有している。
タツノコプロは『TATSUNOKO VS. CAPCOM』シリーズに自社キャラクターを、連合は『Fate/unlimited codes』限定版にセイバー・リリィのfigmaをそれぞれ提供しておりいずれもCAPCOMと関わりを持ったことがある企業同士だが、全く別のソフトである以上連合・タツノコ間の接点はない。
現在はテッカマンブレードシリーズからテッカマンブレードテッカマンエビルの商品化が決定しており、それ以前にもスパロボへの参戦やバンダイのブランド「アーマープラス」での商品化が行われてきた。これらが実現した理由は「タカラトミーの子会社になる前の作品だから」という説がある。

トランスフォーマーシリーズ

アメリカの玩具会社「ハズブロ社」がタカラの玩具であるダイアクロンやミクロマンを流用して展開した玩具シリーズを原作とするアニメ作品。
逆輸入される形で日本でも1985年放送の『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』から現在に至るまで新作が制作されている。『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』等の日本独自の「和製TF」と呼ばれる作品群は後述の「勇者シリーズ」誕生のキッカケにもなっている。
タカラが玩具の開発や販売を行い、その大半はハズブロ社からのオファーを受け海外の安全基準に合わせて開発されており、日本で展開される作品では版権表記は記されないものの、ハズブロ社の意向が大きく関わっている作品であり、権利問題は複雑極まりない。

魔神英雄伝ワタルシリーズ、魔動王グランゾート

玩具版権をタカラ(現タカラトミー。『超魔神英雄伝ワタル』のみバンダイ)が、玩具ではないがゲーム版権を現在はKONAMI系列社となったハドソンが握っていた作品群。
現在、タカラトミーと競合関係にあったバンダイから「ROBOT魂」で無印版龍神丸が発売されている一方で、タカラトミーも復刻盤プラモデルを発売したことがあり、権利関係がどうなっているかはハッキリとしていない。しかし「バンダイは他の魔神をROBOT魂に出さないという条件でタカラトミーに許可を得た」という説が存在し、かつて試作原型が展示されていた戦神丸の発売も不安視されている。『スーパーロボット大戦NEO』の予約特典冊子の関係者コメントのページで、同じくタカラがスポンサーを務めた『機甲警察メタルジャック』は伏せ字されずに載っているのに、何故かワタルは伏字されているという、逆説的にこの説の裏付けとなりうる様な事態も発生している。

勇者シリーズ

サンライズ制作の『勇者エクスカイザー』『太陽の勇者ファイバード』『伝説の勇者ダ・ガーン』『勇者特急マイトガイン』『勇者警察ジェイデッカー』『黄金勇者ゴルドラン』『勇者指令ダグオン』『勇者王ガオガイガー』の8作品が該当。いずれもタカラがスポンサーを務め、過去にタカラがトランスフォーマーとして発売した玩具から流用されたロボットが登場するなど関わりも深い。
唯一『ガオガイガー』のみバンダイとマックスファクトリーから関連商品発売を果たしているが、「『ガオガイガー』だけはサンライズ主体で制作された作品であったため」「続編OVA『FINAL』制作時に版権を整理したから」といった説がある。寺田貴信プロデューサーも『スーパーロボット大戦α』(OVA始動から4ヵ月後に発売された)の時点では参戦は企画されたが不可能であった、とスパロボ初参戦作品である『第2次スーパーロボット大戦α』発売時に語っている。

その他の作品

  • 該当作品:エルドランシリーズ、鋼鉄ジーグ、獣神ライガー、レスキューシリーズ等
タカラトミーは玩具業界ではバンダイと並ぶスポンサーとして有名だが、旧トミー系は作品は上述のゾイドシリーズにおける他企業での商品展開、『エルドランシリーズ』の『スーパーロボット大戦NEO』総出演等の例から現状の権利関係や今後の動向には不明瞭な点も多い。

コナミグループの企業が版権にかかわっている作品

KONAMI版権作品は『beatmania』シリーズや『ときめきメモリアル』シリーズ等のKONAMI製ゲーム作品と、『ハヤテのごとく!(アニメ第一期)』等のコナミデジタルエンタテインメント(KONAMIの子会社)が版権にかかわっている作品を指す。玩具等の関連商品もKONAMIから発売されている。また、漫画『夢色パティシエール』のように原作段階からかかわっているケースもある。
前述の『クイズマジックアカデミー』の他、『メタルギア』シリーズや『ラブプラス』のように連合を含む他企業でフィギュアが発売された(または予定)ゲームソフトもあり、版権事情の相違がメディアごとなのか、作品ごとなのかはっきりとしていないところがあるものの、いずれもfigmaとはスケールが異なっている。KONAMIは独自のアクションフィギュアシリーズ「武装神姫」でおなじみのMMS素体を有しており、「サイズも近いMMSを差し置いてfigmaに版権を下ろすか」という問題にぶち当たる可能性が指摘されていたが、『ラブプラス』よりヒロイン3人のfigma化が無事実現した。他、「Z.O.E.」シリーズのリボルテックやRIOBOT等での商品化展開、『天元突破グレンラガン』の『第2次スーパーロボット大戦 破界篇』参戦といった事例からコナミは版権提供に比較的慣用になっている可能性が浮上してきた。

その他の版権問題が噂される作品

ジャイアントロボ THE ANIMATION ~地球が静止する日~

様々な横山光輝作品からのスターシステムを取り入れている関係と版権改正などの影響により、現在は版権取得が困難とされており、取得の為にはキャラクターの出典元になった横山作品全ての版権料を支払う必要があるという説や、原作者の横山光輝氏が亡くなったことで版権が更に複雑化したとの説もある。

小学館・小学館集英社プロダクション関連の子供向け(特に女子)アニメ全般

  • 該当作品:デュエルマスターズ、極上!!めちゃモテ委員長等
権利元が2000年以降小・中学生をターゲットに含む小学館雑誌に掲載された自社が権利を持つ子供向け作品に対し、性的要素を書き加えた二次創作物の著作権法を活用した取り締まり等オタク層向け商業に極めて否定的なスタンスを取り、未然防止する制限を課している(元々この手の商売自体に小学館が否定的という説も)という点が、対象年齢が15歳以上のfigmaと致命的に噛み合っていない。
更に小学館系アニメのスポンサーを務める事が多いKONAMIやタカラトミー(特に後者はハイターゲット向け市場が縮小傾向にある)による権利上の問題が同時に存在する作品も多い。

スクウェア・エニックス製ゲーム作品

  • 該当作品:ドラゴンクエストシリーズ、ファイナルファンタジーシリーズ、キングダムハーツシリーズ等
プレイアーツという独自のアクションフィギュアシリーズを上記作品群メインで展開しているためか、自社ゲーム作品の立体商品化権を他社に提供するケースはほぼ無く、サイズさえ違えば許諾が降りるという簡単なものでもない模様。『瀬戸の花嫁』などの漫画作品が参戦できたのはメディア毎の版権事情の違いによるものとされている。

美少女戦士セーラームーンシリーズ

武内直子の漫画を原作とするアニメシリーズ。アニメ製作元の東映、スポンサーのバンダイ、原作者の間に何らかのトラブルが生じたのか現在原作者の意向で版権が凍結されていたらしく、一般商品化権が実質取得不能な状況にあるとされており、バンダイからも関連商品は長らく出ていなかった。しかし再アニメ化プロジェクト始動に伴い版権が整理されたのか、S.H.フィギュアーツにてセーラームーンの発売が決定した。

ローゼンメイデン

PEACH-PITによる漫画作品。コミックバーズ(幻冬舎)連載時代は各メーカーからフィギュア、ドールが発売されていたのだが、集英社刊「ヤングジャンプ」での連載再開と同時に版権を集英社が管理することとなった現在はそれが一気に途絶えてしまい、ワンダーフェスティバル等でも本作のガレージキット一般販売が全面禁止となった。しかし現在は版権整理が行われたのかWF2013夏でねんどろいど真紅が展示されており、figma化の可能性が浮上することとなった。

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最終更新:2013年07月28日 13:15