分解工具の作成

 まず分解するための工具を作ります。0.8~0.9mmの真鍮線を用意し、適当な長さに切断します。真鍮線の端を平らに切れるニッパーかヤスリを用いて平らにしておきます。片方の端を画像左のように折り曲げただけの物か、画像右のように適当な長さのプラ棒に真鍮線を挿した物を作ります。

分解


こちら側の穴に分解工具を刺して中の軸を押し出します。


軸を押し出す時こちらの穴を指で押さえて、押し出した軸が飛んでいかないようにします。


工具をこのように穴にあてがい、


軸を押し出します。


手首はこのように分解できます。棒状のパーツは片端が太くなっています。
※注意※
初音ミク以降は左右対称の軸に変更されています。
組立/分解方法そのものには差は有りません。

組み立て


手首の軸の向きはこの向きです。


 親指側から軸の細い側を差し込みます。各パーツの穴の位置を調整しながら軸を押し込みます。無理に押し込むと破損の原因となるので慎重に調整しながら押し込みましょう。

軸の太くなってる所まで押し込んだら、作成した分解工具のおしりなどで最後まで押し込みます。

(おまけ)手首関節のゆるみの解消


ドライヤーなどで手首パーツを温めます。


 この隙間が多少狭くなるようにほんの少し変形させます。けっしてやりすぎないように(;^^)この後冷やし、組み立てるとゆるみは改善されます。
 この方法でもゆるみが解消されない場合は、瞬間接着剤や木工ボンドを先ほどの隙間にほんの少量付けて乾燥させると、ゆるみは解消されます。このとき穴を埋めてしまわないように注意しましょう。

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最終更新:2009年05月18日 20:43