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ASA17-5-06 陳光誠UA271-05

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中華人民共和国:さらなる拷問、虐待への恐れ/恣意的拘束、
陳光誠さん、陳華さん、陳光春さん

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関連文書

UA271/05 第一情報(ASA 17/037/2005, 2005年10月14日) 、およびUA271/05第二情報(ASA 17/040/2005, 2005年10月25日)
(和訳:http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=137 )
への追加情報

UA271/05第三情報(ASA17/005/2006、2006年2月6日)
(英文:http://web.amnesty.org/library/Index/ENGASA170052006?open&of=ENG-CHN )

対象者

対象者:陳光誠(男性、34歳)
新対象者:陳華(男性、27歳)
     陳光春(男性、40代)

事案の概要

陳華氏は、人権擁護活動家・陳光誠氏の隣人であり、親戚[甥]である。彼は現在、山東省臨沂(Linyi、りんき)市沂南(Yinan、きなん)県西山公安拘留所に拘束され、殴打を受けているという。アムネスティ・インターナショナルは氏がさらなる拷問および虐待を受ける恐れがあると考えている。地元住民・陳光春氏は、陳華氏の釈放を求める抗議運動を指導したのち、拘束および拷問と虐待の恐れにある。

陳光誠氏は2005年9月6日から自宅軟禁されている。彼は、警察および当局に雇用された他の何人かによって、自宅から離れないように家を包囲され、さらに電話線はしばしば切られている。2006年2月2日、陳華氏は陳光誠氏の家を通り過ぎたとき、家の前に立っている警察らに対して口頭で(陳光誠)氏の不法拘束について抗議した。これに対し、警察は彼(陳華)に暴行を加え、頭部の切り傷と、鼻・口から血が流れる怪我を負わせた。

2月4日、警察は陳華氏の自宅に行き、氏を西山警察所に連行していった。氏を尋問するためだったという。しかしながら、警察所に着くや否や、氏は直ちに拘束された。陳光誠氏によれば、陳華氏は拘束中も殴打されたという。彼(陳華)の家族は彼を訪ねることができなく、弁護士も割り当てられていないという。

陳華氏は以前、陳光誠氏を支持したという理由で拘束されたことがある。前回の拘束期間中、彼は椅子に縛られ、打たれ、そして90時間、睡眠と食事を与えられなかった。陳光誠氏の主張では、地元当局に抗議する者はしばしば警察によるそのような拷問や虐待に遭ったという。

陳華氏の拘束は、2月5日、山東省臨沂市にある彼の地元の村でのデモを誘発した。伝えるところ、およそ400人の村民が村役場の前に集まり、氏の釈放を求めたという。報告によれば、現場では数人の村民が警察の車2両を攻撃した。警察はこれに対し、抗議者らに石を投げ、数人がケガを負い、少なくともひとりが病院での手当てを必要とする結果を招いた。伝えるところ、抗議行動に加わった人物を探すためにさらに警察が村に送られたという。陳光春(この運動の組織者の一人と考えられている)という村民は特に、恣意的拘束、拷問あるいは虐待の恐れにあると考えられている。彼は現在一時隠れている。

陳光誠氏は生まれながらにして目が不自由で、ひとりっ子政策の法律に違反したとされる村民たちの臨沂市当局に対する法的運動を助けてきた。臨沂市の住民によれば、2005年3月より、地元政府は、2人の子どもを持つ親に対して不妊手術を要求したり、第3子を妊娠している女性に対して堕胎することを強制したりしているという。政府の役人らは、このことから逃れようとする者を拘束して、殴打を加えたり、親戚が来て手術に連れて行くまで人質として押さえていたりした。

陳光誠氏は、弁護士、海外のジャーナリストやアメリカ大使館外交官らと当局に対する訴訟を討論するために首都北京を訪れていた。9月6日、氏は山東省の警察らによって北京で拘束され、次の日に臨沂市に連れ戻され、160日以上にわたって非公式に自宅軟禁されている。



アクション

(アクション期間は終了しました。)

但し書き

UA271/05(ASA17/005/2006)
http://web.amnesty.org/library/Index/ENGASA170052006?open&of=ENG-CHN
『中華人民共和国:さらなる拷問、虐待への恐れ/恣意的拘束:陳光誠、陳華、陳光春』
より翻訳、アムネスティ大阪UAセンター作成の和文を基とす。
<中国語例文>は日本におけるキャンペーン担当者が準備した。

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