白人の読書


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ある白人がバンボシュに入店してきた。大きな男だった。
男はテーブルに案内されると、持参した本を開き読み始めた。
彼は与えられた90分間、トイレに立った一度をのぞくと、ずっと本を読んでいた。
ピカピカのままの網と、ゆらめく無煙ロースターの炎の温もりだけが、彼をやさしく見守っていた。

「彼はきっと肉や血に興味のない人だったのね」とローザが言った。
「肉には興味が無かったかもしれないけど…」僕はそこで言葉を切った。
「知には貪欲な男だったんだよ」

僕は2本目のビールを飲み干しローザの背中に手を回した。
彼女の肌の手触りはまるで国際通り牧志店の豚バラをだった。
明日起きたらジュンク堂那覇店まで歩いていこうと思った。

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