フライドチキン

鶏の唐揚げの一種。アメリカの郷土料理だったが終戦後に日本に伝来した。
米揚げ、ケンタッキー揚げ、洋風骨付き唐揚げとも言われる。

唐揚げと比較すると香辛料を効かせた衣に特徴があり大人から子供まで大変に人気がある。
フライドチキンに使用される鶏の部位は様々だが、骨付き肉が使用されることが多い傾向にある。
骨なしのものや形成肉を仕様したものはチキンナゲットと呼ばれることも多い。

日本における普及

1970年代に名古屋や関西からカーネル・サンダースに対する偶像崇拝運動が起こり全国に広まる。
KFC教祖カーネル・サンダースはフライドチキンのレシピを考案した偉人としても知られており、儀式的にフライドチキンを食べられるようになったのが日本での普及のきっかけになった。

1985年には関西の土着宗教である阪神タイガースファンの襲撃を受け、カーネル・サンダース像が川に投げ込まれるといった宗教対立も生み出したが、特に大きな問題に発展することはなかった。これはKFC側がタイガース教団の一部教義を取り入れる(教徒の多い地域の像には縦縞の法被を着せる)などの宥和政策を行ったためである。

この宥和政策は各地で行われており法被やユニフォーム、日本の風習や宗教行事の影響を強く受けたカーネル・サンダース像が散見される。

京都サンガF.C.のユニフォームを取り入れているカーネル像(京都北白川で撮影)

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最終更新:2012年11月27日 09:02
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