製作:tの人

正式名、SRC島中央大灯台。
生徒からは『中央塔』と呼ばれる事が多い。

人工島中央にそびえる高さ333mのコンクリート製の塔。内部は60階建て。灯台としての機能を持っており、近隣を通る船舶だけではなく、学園内の生徒にとっても方角を知る良い目印になっている。

また、この塔は、モンスターが好む波長の光を発する誘蛾灯ならぬ『誘妖灯』になっており、夜の間、生徒寮からモンスターを引き離している(但し、全てのモンスターが誘導されている訳ではない。)。

この人工島において、夜間であっても一般生徒が出歩けるのはこの塔の存在に拠る所が大きい。逆に言えば、夜間の中央塔周辺は非常に危険なスポットになっている(その為、塔の周辺は一般生徒、能力者を問わず立入禁止になっている)。また、誘妖灯は可視光である為、雨天/霧などが出ていると効果が半減してしまう。

塔の内部は、呼び寄せられそのまま住み着いたモンスターが勝手に内部の増改築を繰り返している上、能力者生徒との戦闘によるダメージが積み重なった結果、完全に迷宮と化している。並の能力者ではパーティーを組んでいても最初の曲がり角に辿り付く前に6回は全滅してしまうだろう。

反面、見つかったらヤバい物(研究の副産物だったり、詠み古したエロ本だったり)の隠し場所(ゴミ捨て場とも言う)としてはここ以上に適当な場所はなく、また、モンスター達が外部から持ち込んだ貴重品も多数存在するため、それらの物を目当てに中に入っていく者も多い(そして、大抵は痛い目に遭って引き返す事になる)。

誘妖灯の使用期限はほぼ半年であり、年に二回(夏・冬)三校から選抜された生徒による「誘妖灯交換遠征」が行なわれている。


なお、「特定の階で所定の行為を行うと隠しアイテムが出現する」「一度最上階に到達した人間が再度中へ入ると地下への扉が開く」「特定の時間に特定の階層へ入ると異次元への扉が開く」といった噂もあるが、真偽は定かではない。

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最終更新:2007年06月02日 23:19