製作者:十三階段


基本設定


架闊興醒架闊凪威親子が生活していた屋敷。現在では無人だと言われている。
非常に広く、大規模な旅館ほどの大きさがある。
現在は伝説の樹海と化した旧居住区にある。
鬱蒼と生い茂る森の中に立地しており、一部の人間を除いてその場所を知るものはいない。

興醒夫人である架闊大鉈が死去した後は、この屋敷には興醒と凪威の二人だけで生活していたはずなのだが、
この二人以外にも「誰かが暮らしていた」と言われる曰くつきの屋敷。
それどころか、現在進行形で、「未だに誰かが住んでいる」と言われている。

3年前に架闊親子が死亡した後、この屋敷の周辺には蛇の魔物エキドナがどこからともなく集まり始め
現在では屋敷の周辺数kmに渡ってエキドナの巣窟となっている。
まるで、蛇達はこの屋敷を守るかのように屋敷周辺を縄張りとしている。
この屋敷周辺では殺人事件が連発しているが、明らかにエキドナの手によるものとは痕跡が異なり、
しかも何者かによって貪り食われた死体も高い頻度で見つかっている。
そのため、武田泰淳の作品に例えて「ヒカリゴケの生える土地」などと呼ばれることもある。

何度か調査隊が派遣されたが、全て、ほぼ全員何者かに惨殺されるという結果に終わっている。
生還者の話では、自分達を襲ったのはエキドナではなく、「手足が伸びる人間のような生き物」であったといい、
それも一人ではなく複数の人物が襲ってきたらしい。
また、ある生還者は手足が伸びる和服姿の女性「数名」に襲われたと言う。

架闊興醒は、自分と同じ「蛇」の能力を持ち、それゆえに迫害されたり親に棄てられたり、
または親や家族を能力者排斥集団によって殺された子供達を
引き取ってこの屋敷で一緒に暮らしていたと言われる。
架闊家は没落して貧乏だったと言われるが、金欠の本当の理由は各地から引き取った子供達を養う為だったとも言われる。
子供達を引き取ったという話以外にも、架闊家には凪威の兄弟が何人かいたとも言われる。
その兄弟達が、未だに住み着いているのではないかという見解もある。

しかし、真相は未だに闇の中であり、その全貌は殆ど明らかにされていない。

架闊親子の存命当時からすでに電気も水道も止められていたようだが、
人間離れした生命力を持つ親子にとっては特に死活問題にならなかったようだ。
とりわけ凪威に至っては殆ど野生児同然の生活をしていたためまるで問題にしていなかった。

いずれにせよ、架闊親子が死んだ後も「誰か、それも一人ではない複数の人物が住んでいる」ことは間違いない屋敷である。

1階中央の大広間には、凪威が描いたとされる巨大な絵画ある。
この絵画は生前凪威が興味を持っていたとあるテレビゲームの二次創作絵画であり、
紫の髪の青年と金髪の少女が、赤い服を着た茶髪の少女の両腕を引っ張り合っている光景を描いている。
これは「世の中には決して相容れないものがある」ことの象徴らしい。

炎のブレスを吐くエキドナが周囲を縄張りとしており、かつ、燃焼しやすい木々のある森の中にあるのに、
これまで火災が起こったことは一度もなく、それもこの屋敷の不思議の一つとされている。
屋敷は生きており、炎上してもすぐに復活するなどという珍説もあるが、それを否定しきれない不気味さがある。

エキドナ達が這いずり回っているため正面から突入するのは危険極まりないが、
地下インフラ網のとある場所からこの屋敷の地下3階に通じる抜け道が存在する。
この抜け道を通れば「屋敷までは」比較的安全にたどり着ける。

住民


棲息モンスター


その他

架濶氷見子(元住人・3年前まで在住)

# 皆様のご自由に住人付け加えていって下さい。
# 出来れば「蛇」の能力者が望ましいのですが、
# 「社会・世間から排斥されている人」っぽい属性を持った人であれば、
# 非能力者でも誰でも住民にしてくれて構いません。
# 人間以外が住民でも問題ありません。
# 住人として需要が高いのはメイドさんと執事です。

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最終更新:2014年01月05日 15:59