製作者:him
Ｒ女学園に通う少女。災害対策室に所属している。
対策室の中では珍しい、冷静かつ頭の回転が速い才媛であり、副室長である水崎和と共に、癖の強いメンバーに頭を痛めつつも、
彼等のサポートに尽力している。
対策室では事務処理に加えて、ハザードマップ（災害予測図）の作成を担当しており、後述する能力と独自に収集した各種データ、
および自身が培ってきた経験則を組み合わせる事で、翌日以降でメンバーの派遣が必要な（可能性のある）地点を割り出し、人員を淀み無く動かすという、
地味ながら重要な役割を担っている。
テーブルゲームが趣味であり、所属こそしていないが、
テーブルゲーム同好会のメンバーとはよく顔を合わせている。
特にチェスや将棋といった対戦型のボードゲームを好み、その実力は中々のものである。
後述する能力の所為で、彼女自身の実力が疑われる事もあるが、
そもそも性質上、ボードゲームを初めとする繊細な読みへと能力を活用する事は不可能である。
より多くの人間にテーブルゲームの楽しさを知って欲しいと考えており、手始めに災害対策室の中で流行らせようとしているが、
対策室の中で、彼女と実力が拮抗しているメンバーは数える程しかおらず、そもそも多くのメンバーは、興味を持ってくれるかどうかすら怪しく、
最近では専ら対戦の舞台が、同好会メンバーとの間やインターネットの中に落ち着きつつあるのが悩みの種らしい。
能力：未来予測
これから先の未来に発生する出来事を知る能力。
「予測」となっているが、彼女自身「今までに一度も外れた事はない」と言っている通り、
的中率は100%であり、その点だけに目を向ければ殆ど絶対的な予知に近い。
しかし、肝心の予知の範囲がかなり大雑把であり、広い領域、時間帯において、特定の事象が発生する大まかな頻度までしか分からず、
(例:ある地域一帯における明日の大まかな天気の移り変わり、あるホテルの一週間における大体の利用客数等)
さらに、詳細な未来を知ろうとすると、それがどんなに断言できるような事柄だろうと、ぼやけた回答しか返ってこないという欠点を持っている。
(例:明日の午後0時、SRC学園は宙を舞うか→舞うかもしれないし舞わないかもしれない)
性質的には当て推量と殆ど変わらず、活用に難儀する能力であるが、前述した通り、彼女はこの能力を最大限に生かす事で、
災害対策室への貢献を果たしている。
「後始末なんて、何度もしていればそのうち慣れてしまうものよ。」
「明日の予測図はこんな所かしら。ここ数日の降水量も考慮すると、土砂災害を予測した範囲内に数ヶ所、警戒すべきポイントが存在するわ。
よく覚えておいて。」
「確かに、救助には迅速さが必要よ。だけど、私が予測した怪我人のうち、何人かの原因が貴方達にある事を忘れないでほしいものね。」
#ノンパイロット
石原絵美
絵美, OSC_0000_0898(2).bmp
#非戦闘員です
最終更新：2015年02月19日 20:26
