ダンゲロスキャラクターストック

虹色の嵐神

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■キャラクター名
『虹色の嵐神』(にじいろのらんしん)

■性別
女性

■年齢(学年)
不明。外見年齢は20代前半。

■特殊能力
『   』

彼女の能力に、名前は無い。彼女曰く、
「名前なんざ飾りさ。どんなカッコ良い名前つけようが
 どんなキテレツな読み仮名にしようが、能力の本質が変わるわけじゃねーんだしな」
と、自ら能力名を名乗ることはしない。どころか、そもそも定義していないように思える。

「だから、アタシに出会った奴ら……出遭った、かな?まあいいか、これも些細な差さ。
 とにかく、ソイツらが勝手にそう呼んでるだけなんだよなー。
 覚えてる範囲だと『何でも切れる盾』(キラーシールド)とか、
 『巨神胆壊』(ゴッドタンブレイク)とか……
 最近だと『洗浄の聖夜祭』(クリーニングクリスマス)ってのもあったかな?
 あ、流石に『全致全能』(オールインワン)は却下したな。
 アタシは万能だって自信も自覚も自負もあるけど、全能じゃねーもん。
 あと『不敗神話更新中』(ノットブラックスター)もボツにしたっけ。
 よく誤解されっけど、アタシは負けるときは負けるんだからさ」

だが、世の中にはこういう名言がある。
――『名は体を表す』。

つまり。名前が無いこの能力は、その名が示す通りに。
その実体が、掴めないのである――目撃した誰にも、体験した何物にも、そして何より彼女自身にさえも。

「つーか、アタシもよくわかってねーんだよなー。
 ヘタすりゃ魔人能力ですら無えのかもね、なはは」

ただ一つ、これまでに解っていることは。
彼女があらゆる事件を分解し、あらゆる常識を粉砕し、あらゆる概念を破壊する力を持つということと。
それでいて、彼女が関わった事件全てにおいて一人たりとも死者を出したことが無いという事実だけである。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あえて、彼女の能力を解説するという無粋なマネをするならば――
『誰かにできないことを、代わりに実現する』ということは、
『誰かができないと思っていることを実現する』ことに他ならない。
つまり。
『誰かの認識を突っぱねて、自らの認識を押し通す』、ただそれだけの。
魔人能力の基本に極めて忠実な能力である。

故に。
矛盾する選択肢を全ていっぺんに満たすことも。
変えられないはずの過去を書き換えることも。
失われた絆や生命や誇りを取り戻すことも。
彼女が認識する限りに於いて、罷り通るのである。

ちなみに、彼女の認識の根底にある2つの柱。それは――
『狂乱怒涛のお祭り騒ぎ』と『問答無用のハッピーエンド至上主義』である。
小さな事件でさえも大騒動に変え、その中で縦横無尽に、自由奔放に暴れ回り。
そして最後には大団円で締める。それが彼女にとって望ましく、楽しく、素晴らしい世界のありかたである。

不治の病を治すことも、不可避の悲劇を回避することも、不幸な事件を幸せにすることも。
彼女にとっては、通常通りの日常茶飯事なのである。


■キャラクター説明
虹色の跳ねたロングヘアーを靡かせ、虹色のスーツを着こなす美女。
希望崎学園OGにして、その存在を知らぬ者はいない超有名人である。
だが、彼女について詳しく知る者は殆ど居ない謎多き人物でもある。
間違いなく言えるのは、彼女が希望崎学園の卒業生であることと。
性格は極めて大雑把、口調はフランク、スタイル抜群であるということと。
数えることすら馬鹿馬鹿しくなる数の伝説を持つということくらいである。

曰く、ヤクザの事務所ビルを徒手空拳で、数分間で木っ端微塵に解体したとか。
曰く、厳重な警戒網を意にも介さず、某国のお姫様に花束を届けに行ったとか。
曰く、現代に甦った邪悪な妖怪を、数万発ひたすら殴り続けて懲らしめたとか。
曰く、ハルマゲドンをたった一人で、誰も犠牲にすることなく終結させたとか。

そんな数多の逸話によって、彼女は神格化され。
数多の通り名と、無数の称号を得るに至った。
ある者は『虹色の嵐神』と彼女を呼び、
ある者は『極彩色の悪魔』と彼女を呼び、
ある者は『機械仕掛の女王』と彼女を呼ぶ。

そんな彼女の職業――あるいは最も相応しい称号――それは“代理人”である。

代理人。その単語から大多数の人が連想するであろうイメージは、彼女には該当していない。
彼女が“代理人”と呼ばれるのは『他人のことを代わりにやる』からである――それは間違っていない。
だが。そこに彼女以外の人間の意志は、驚くほどに影響しない。

つまり。
『代理される側』の意志を置き去りにして、あるいはなおざりにして。
彼女は『自分勝手に』『代理する』のである。

金をいくら積まれようと、人質を取られようと、世界の危機であろうと。
気が向かなければ、彼女が『代理』することは決してなく。
金をいくら積まれようと、人質を取られようと、世界の危機であろうと。
気が向いたならば、彼女の『代理』を止めることは、出来ないのである。

そして、彼女の通ったあとには。
伏線も、過去も、初期設定すら台無しにした『ハッピーエンド』だけが残る。


彼女は、今日もどこかで『代理』している。

■アピールポイント
最強ってなんだなんなんだ斉藤清六風に言うとなんなんなんだ、
そもそも魔人能力とはなんぞや、と考えた末に辿り着いた結果が彼女でした。

当初は『勝負(と認識した事象)に必ず勝利する』という魔人を考えていたのですが
そもそも最強って勝たないといけないのだろうか、ということを考えてしまいまして。
強さにも色々あるだろうと思い至ったところで、勝ちをメインにするのはやめました。

「最強が常に勝つって時点で、ソイツは『勝ち』って価値に負けてるんだぜ」

彼女が言いそうな台詞を引用してみましたが、本当に言うかどうか私にも解りません。
『皆の想像に任せる』という悪く言えばベタな手法を使うのはどうなんだ、と悩みましたが
最強ってのは、想像の更に一歩先を行くからこそ最強なんだろうなあ、
だったら私の想像もきっと及んでないんじゃないかって位、滅茶苦茶をやってくれる彼女こそ
最強の座に相応しいんじゃないか、と。


ちなみに、一応元ネタというかモデルは存在します。
なんとなく察している人もいるかとは思いますし、ここで子細に語るのも無粋なので
ボンヤリした表現で書きますが、某小説に登場する紅い人です。
そこに自分なりの最強解釈とか、ダンゲロス世界的な要素を加えて虹色になりました。

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