■キャラクター名
十勝(とかち)りくじ
十勝(とかち)りくじ
■性別
男性
男性
■年齢(学年)
28
28
■エントリーする部門
最強
最強
■特殊能力
《拒攘(トゥイェ)と執引(エタイェ)の作用》
《拒攘(トゥイェ)と執引(エタイェ)の作用》
■キャラクター説明
《究極の楯》と称される、非常に攻撃的な守りを持つ男。
異能管理局の内部報告書によると、特一級に危惧すべき最高位のレベル7に史上13人目として認定されている。
存命のレベル7は世界中に3人しかおらず、彼らは『鼎皇』とも呼ばれている。
現在は《蠱毒地獄》と揶揄される、能力者だけを収監している海上の人工島、ヴァルガントス囚獄で島の三分の一を占領し、飼い慣らした囚人たちを束ね、その能力で監獄の中に村を作りあげて快適な生活をしている。
その能力の正体は、斥力と引力。
彼が拒み、認めないものは如何なるものであろうと、すべてが届かない。
拒みさえすれば、光も、重力も、概念も、相手の能力さえも寄せ付けない。
その能力は、確認された全能力の中でも歴代で二位の能力に位置付けられている。
星が降ろうが、時を止められようが、因果を狂わされようが、一切影響がない。
《究極の楯》と称される、非常に攻撃的な守りを持つ男。
異能管理局の内部報告書によると、特一級に危惧すべき最高位のレベル7に史上13人目として認定されている。
存命のレベル7は世界中に3人しかおらず、彼らは『鼎皇』とも呼ばれている。
現在は《蠱毒地獄》と揶揄される、能力者だけを収監している海上の人工島、ヴァルガントス囚獄で島の三分の一を占領し、飼い慣らした囚人たちを束ね、その能力で監獄の中に村を作りあげて快適な生活をしている。
その能力の正体は、斥力と引力。
彼が拒み、認めないものは如何なるものであろうと、すべてが届かない。
拒みさえすれば、光も、重力も、概念も、相手の能力さえも寄せ付けない。
その能力は、確認された全能力の中でも歴代で二位の能力に位置付けられている。
星が降ろうが、時を止められようが、因果を狂わされようが、一切影響がない。
- その能力で無能な政治家たちを始末した後、国民第一の挺身精神を脅迫し、自らヴァルガントス囚獄に住み着いた。そして、監獄をもその能力で統べ、美利河ゆいりを快適に生活させるための一つの国とし、機能させ、尽くしている。
- 反抗的な囚人たちからはその関係から、蟻や蜂のような『女王と一匹』と評されている。
■アピールポイント
- 《最強》なんて陳腐な枠では収まらない。《究極》の表現でやっと適切な男。
- 801という最強人種の彼女らの妄想でも、絶対に受けにできません。貫けません。
- ゆいりに対して思慕の情があり、永遠の片思いを理解している。
- 物静かで威圧的な雰囲気の男。ゲイでもホモでもない絶食系男子。
- 浅黒い肌と体中の傷痕。それを隠すような白い入墨が逞しい。(抱かれたいぜッ!)
- ゆいりとは理想的な矛と盾。
- 自身の能力を決して過信することなく、心身の鍛錬は欠かさず、端から能力に頼ることをしていない。
- ゆいりにとって自分は一番ではなくとも、彼の人生は、刎頸の友で唯一残った彼女のためにあり、己は彼女の守り人だと考えている。
- 嫌われ、殺しにかかるクツチを排斥しているため、その身と同化している、何よりも守りたい、ゆいりの傍どころか触れ合うこともできない。もどかしい関係。
- 彼女を真に守っているのは近づいた害を排除するクツチではなく、近付くことすらさせない彼である。その事実は彼だけが知ること。
■プロローグSS
経歴:
政府の杜撰な管理のせいで地雷の事故に遭い、両親を亡くし、自身も大怪我を負う。
生死の境から生還し、過酷なリハビリを終え、奇跡的に軽傷で済んだ妹と養護施設で再開し、それまで妹の支えとなってくれた蝦夷と美利河の4人でつるむ。
その直後、以前から話の進んでいた養子縁組で妹が施設を出る。
残った三人で刎頸の交わりを契る。
防衛の高等学校を入学、卒業し、入軍して国家防衛の最前線で活動していた傍ら、終わりのない地雷処理に明け暮れていた。
給料の大半は妹に送り、残りも美利河と蝦夷のために使っていた。
戦地では自身を守るために、幼い子供が利用された少年兵を殺すこともあった。
戦火は国内にも及び、妹とその家族の安否も不明になる。
長い月日をかけて探しあてた妹の居場所は売春宿だった。
妹は体中に傷を残し、真新しく生々しい、隠しきれない暴力の跡をその体に持っていた。
多国語で「」とだけ口にする。
自分が兄だともわからない。ただ、条件反射のように指を咥えて自分を売るだけだった。
壊れていた。心も、救ってやれなかった。
死にかけているのに生かされている。
不衛生な環境で、何の治療もなく、消えない痛みを長引かせて。
血の涙を流し、歯が砕けそうなほど音を立てて噛み締めた。
抱きしめる。ただただ抱きしめ続けた。
その手で死なせてあげた。
骨は、手に収まるほどの欠片しか残らなかった。
連絡は取っていた蝦夷と美利河にもそれを伝えた直後、蝦夷まで失う事件。
完全に忘我、すべてを恨み、憎み、拒絶した。
そして、危機に瀕している美利河だけは必ず守りたい。この身を賭しても。
それが、望まないすべてを排斥する能力の覚醒となった。
経歴:
政府の杜撰な管理のせいで地雷の事故に遭い、両親を亡くし、自身も大怪我を負う。
生死の境から生還し、過酷なリハビリを終え、奇跡的に軽傷で済んだ妹と養護施設で再開し、それまで妹の支えとなってくれた蝦夷と美利河の4人でつるむ。
その直後、以前から話の進んでいた養子縁組で妹が施設を出る。
残った三人で刎頸の交わりを契る。
防衛の高等学校を入学、卒業し、入軍して国家防衛の最前線で活動していた傍ら、終わりのない地雷処理に明け暮れていた。
給料の大半は妹に送り、残りも美利河と蝦夷のために使っていた。
戦地では自身を守るために、幼い子供が利用された少年兵を殺すこともあった。
戦火は国内にも及び、妹とその家族の安否も不明になる。
長い月日をかけて探しあてた妹の居場所は売春宿だった。
妹は体中に傷を残し、真新しく生々しい、隠しきれない暴力の跡をその体に持っていた。
多国語で「」とだけ口にする。
自分が兄だともわからない。ただ、条件反射のように指を咥えて自分を売るだけだった。
壊れていた。心も、救ってやれなかった。
死にかけているのに生かされている。
不衛生な環境で、何の治療もなく、消えない痛みを長引かせて。
血の涙を流し、歯が砕けそうなほど音を立てて噛み締めた。
抱きしめる。ただただ抱きしめ続けた。
その手で死なせてあげた。
骨は、手に収まるほどの欠片しか残らなかった。
連絡は取っていた蝦夷と美利河にもそれを伝えた直後、蝦夷まで失う事件。
完全に忘我、すべてを恨み、憎み、拒絶した。
そして、危機に瀕している美利河だけは必ず守りたい。この身を賭しても。
それが、望まないすべてを排斥する能力の覚醒となった。