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なよ竹のかぐや姫

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なよ竹のかぐや姫

■性別:女性
■年齢:推定不能

特殊能力:輝く月の宮

■能力原理
周囲を心地よい光で包み込み、こころなごやかにさせてくれる。

キャラクターの説明

輝く竹から生まれ、人外の成長を見せる変化の人。
老夫婦の拾われ、なに不自由なく、箱入り娘として育つ。
寡黙でありながら(物理的・精神的の両方の意味で)場を明るくするムードメーカ。
彼女は地の民ではなく月の国の罪人であるため、満月のある日に刑期が満了となり、月へ帰ってしまう。


嫁アピール

かぐや姫の出生は竹から。
まず、この竹が曲者で神秘的。竹は一日で1m以上成長する。ミネラル豊富。染色体の数が人間とほぼ一致。静寂で静謐にそよぐ竹林の音色は心から美しいと思う。
かぐや姫も同じく急激に成長を遂げ、神秘的で、人のようで人でなく、美しい。
かわいい。有象無象+イケメン五人+帝がぞっこんになるくらい。
媚びない。昔の日本は男尊女卑があまり強くないが、全く相手にしない程自己を確立できている。竹のように(竹を割ったように、ではなく)。
かしこい。悪女に繋がるが、まあ否定しない、というかできない。清廉潔白ではないとだけ言おう。
真っ白な潔白でない理由は、かぐや姫が罪人だからだ。だが賤しい身分ではなく(庶民に流刑はないからね)、月の人の内でも高貴な身分だと推される。
地球外生命体。人の心を理解できてない節もあったが、求婚譚の間に、徐々に人としての心を持つようになっていく。偽物といえ、家族との別れを惜しむ、非人間の人間的成長が見える。そして、最も人間性を具えた時が、天女の衣を着る間際であり、「いまはとて天の羽衣きるをりぞ 君をあはれと思ひ出でぬる」の通り、失って初めて気付いたのは、僕も翁も同様だった。そしてかぐや姫は人間性を失い、天へ昇った。
超有名人。おそらく「かぐや姫」を知らない人はいない。知らんやつは人間じゃない。日本で一番古い小説の、それもSF小説の主役級。竹取物語評解が最高。もちろん折口信夫の説は偽説。

もし、仮に、僕が車持皇子だったとしたなら、鍛冶屋を口封じしたのちに求婚する。そして婚約する。嫁に。たとえ嘘の物語でも偽物の枝でも。恥を捨ててでも。

かぐや姫の幸せを願ったための異聞として、帝と婚約を果たして幸せに暮らしましたとさめでたしめでたしハッピーエンドもある。
だがもちろん、それらは最も原なるかぐや姫とは誤った結末であると断定せざるを得ない。かぐや姫は帝の嫁ではない。帝の嫁などではない。

※人ならざるかぐや姫の寿命は計りかねますが、不死の薬を舐めたかぐや姫は、いまだ月か天にか潜んでいるかも知れません。
ただ、富士山の煙は已み、アポロ11号が飛び、月から来た他の天人も聞きません。
私の傍にかぐや姫は居ません。どこかに居るかもしれませんが、それらはやはり私の外であり、知れたことではありません。知っているのは、私の内に有ることだけです。

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