第611話~第620話



第611話

799 名前: ◆EreM42GXZo 2006/02/10(金) 19:12:14 ID:mCuVTc9j0

そしてついに次元雷襲来ときた
「くっ真っ黒な稲妻ホトバシリ、俺たちの寿命も縮むぜ!」
「まあ一応コーティングされているので大丈夫ですよこの世行機は」
「だが、キングデンムウは手に入らずんばならないぜ」
「じゃあまあ自分で操縦しておくんなまし・・・・会えるとは思えませんがね」
ここで5分だけベリュルたちが世行機を操縦できるのだ
「くっ5分の間に見つけることが出来るのだろうか」
とても遭遇率が低く、5分の間にあえる確立は1/65535なのでやり直しを諦めるプレイヤーが大多数なのだ
「くっこれは仕方ない、諦めるべきだろうか」
だが恐ろしい運がいい人は出会えることが出来るのだが目茶苦茶強く倒せるかどうかは不明なのだ
「あっあの光は・・・」
もし万が一会った場合はこのようなイベントが発生するぞ
「光だ・・・!近づいてくる・・・・いやあれぞキングデンムウ!くるぞ!」
「ワシはキングデンムウ・・・ラムウなどワシのひげ一本から生まれたに過ぎん・・・」
「くっこんなことがあっていいのかというぐらい恐ろしい稲妻!」
戦闘になったが、イカヅチとかも怖いが何より恐ろしいのはヴァンダーという魔法
「くっサンダー系の中でもほぼ最強といわれ、神でも使いこなせないという魔法ヴァンダー!」
食らえば恐ろしいダメージに加え、麻痺、防具破壊(戦闘終わったら元通り)、食らったもの以外にもおまけダメージなのだ
「やばいぜ!サンダーを吸収する防具ですら、ダメージを半減する事しか出来ない!」
目茶苦茶ヤバイが頑張って運良くナントカ倒した・・・
「ふむ・・・ワシの力を貸そう・・・」
「キングデンムウを手に入れたぜ・・・!消費MP1350か・・・」
とんでもない魔法だがとんでもなく強いので有効に使おう

ふと気付くと世行機は進んでいた
「さあ、見えてきましたよその世が・・・!」
「なっ遠くにうっすらとぼんやりがその世・・・?」
「ですが、まだまだ遠いですね・・・当分つかないので休んでくださいましからば」
「おう」
「ね、ベリュルここからしばらくフリータイムにして、一緒にあそぼ!」
「何して遊ぶ?」
恐怖の遊び・・・

第612話

813 名前: ◆EreM42GXZo 2006/02/11(土) 11:08:29 ID:HL0jHilC0

「ゲームとかいろいろあるよ!遊ぼ!ベリュル」
ファラオカート、パズルがジャン!、ストライクファイアー2等の対戦物や
「大仏の森、マイコン探偵団、パズルの塔、ボンカレー伊右衛門などの一人用も充実ね」
さらに先の町で買い揃えていればモット抱負に遊べるぞその数50はくだらないぞ本当に遊べるぞ
「アレ・・・?このゲーム機・・・・悪魔に命を捧げるクエストをやった副作用で凄い事に!」
ゲームで得たアイテムがそのまま現実に手に入るぞどのゲームによって手に入るものが違う
「遊べる時間が限られてるから・・・なるべく多くのゲームをクリアしたいわね」
「クリアだけじゃないぜ、手に入れるものは頂く算段だぜ」
「対戦物はわたしが相手だけど一人用のゲームは、わたし、傍で一緒に見てるね、アドバイスもするわ」
「頼もしいぜ」
一応ゲームをやめてベッドに向かえば一日が終了して時間が飛ばせるがもったいないぞ
「あと2週間ってとこね・・・・精一杯遊びましょう!」
「何をやろうかな」
何をプレイしてもいい自由にしていいので、とりあえずマイコン探偵団をすることにした
「探偵はメリアナニーの箱入りだし助けてもらうぜ!」
「任せて!私こういうの得意よベリュルわかってるじゃないー」
助言ボタンを押せばリスクなしでヒントが聞けるぞ得意ジャンルなら有効だ
「なになに、主人公は記憶を失い剣を持って倒れていた、そこで助けられた事務所主に用心棒として働く事に」
「ミステリアスな出だしね!この先の展開に期待できるわ」
「だが、事務所の主がある日殺された上死体になって発見された」
そして胸には、PPPとの血文字が刻まれていたのだ・・・・
「まずは死体を調べる事から始めよう、まずは生きているかどうか調べなきゃ」
だが死んでいたが、メモ帳には遺書が残されていた・・・

ふと気付くとどんどんゲームを進めていた
「まるでオレタチが世界に入り込んでいるような感覚だぜ!」
「プレイヤーもベリュルそっくりだし、、助手のマユミちゃんもわたしそっくりなのね」
「さあ遺書を読まなきゃ・・・なになに、俺は殺される・・・」
犯人のヒントは・・・月と杉の木・・・だ・・・
「こう書いていると息絶えたようだ絶対に許せないぜ!犯人は誰だ!」
「落ち着いて、ゲームよ」
意外な真犯人・・・

第613話

832 名前: ◆EreM42GXZo 2006/02/12(日) 11:49:53 ID:MrkYbF8e0

一応プレイヤーによってやるゲームによって展開は違うのだ念のため
「さあ犯人探しだ・・・むっ田舎の市役所に謎が隠されてるとヒントが得られたぜ」
そして田舎の市役所前の場面で、時計を調べると銀の砂時計が手に入るので調べようアイテムだぞ
「なるほどゲーム中の以外のアイテムも実際に手に入るという算段か」
そしていろいろ進んでいって、最後のシーンのデビル墓地の奥の秘密研究所
「中に誰かいるぞ・・・あっ死んだはずの事務所の主だぜ!マイコンで何か操作している!」
「見たなぁ・・・主人公・・・そうだ何もかも私が仕組んだワナだったのだ」
「そういう事だったのか、犯人はコイツだったわけだマイコンで情報をかく乱していたと」
「意外な展開ね・・・あっ画面の壁に何か埋め込まれてるわよ調べてみて」
「おうあっイージスの剣だこんなところにラッキーだぜ」
そしてイヨイヨ犯人を追い詰めた・・!ここで何か道具を使うのだ相手は銃を持ってるぞ
「うーん、おっ銃があるので撃つぞ」
バンー・・・主人公は倒れたが相手も倒れたが主人公はかすっただけ
「主人公・・・こうなるとわかっていたのだ私が狂気だったので、撃たれてよかった」
「事務所の主ーーー!死んでしまうとは・・・悲しい物語だぜ・・・」
こうして犯人は息絶え、事件は解決したのだった・・・・
「あー面白かったねベリュル!」
「うーむ手ごたえのあるゲームだったぜ・・・次は何をやろう」
「今日はもう寝ましょ・・・また明日やろ!」
「おうだぜ・・おや?銃でかすったような傷がある・・・気のせいかな」

ふと気付くとそんなこんなでいっぱいゲームをやってたりしてた
「一つのゲームをやりこむとすごいのが手に入ったりもするぜ」
「まだまだ遊び足らないというわけね」
「隠しルートにはあんなレアアイテムも・・・?」
そして世行機はおもむろに止まった・・・・
「おや、もうその世に着いたのか?」
「ここは補給駅デスステイションでっせ!久々に町に着いたし外に行ってはどうです?」
「まだ遊びたいのだ」
「ベリュル、外に遊びに行こうよ!」
「そうなさってください・・・クックック・・・・」
平和の裏の混沌・・・・

第614話

847 名前: ◆EreM42GXZo 2006/02/13(月) 18:49:36 ID:zAuqY1MK0

さて、降りてみたはいいもののナンダカ様子がヘンなのだ
「ナンダカ様子がヘンなのだ」
「人っ子一人いないわ・・・おかしいわね、酒場に入ってみましょうがやがや声がするし」
入ったら人はちゃんといた・・・・がだ入った瞬間から妙にシーンとしている・・・
「すみませんなぜシーンとしてるんですかなっばっこっこれはっ!」
「しっ死んでるわ・・・!全員!マスターも!立っててコップ持って死んでるわ!」
「客もみんな死んでますね・・・・目を開けてまるで生きているみたいに」
「がやがやしてたしさっきまで生きてたのかしら?」
「そんな感じには見えませんが・・・」
「怖いぜ早く出ようよ・・・・」
そして外を出てみたがあちこちの建物に入ったがヤハリ誰もが死んでいた
「はっ噂にはきいたことがあります・・・・誰もが死んで成長するそれがデスステーションだと・・・」
「ばっじゃああの死んでいる人間も死んだまま子供から大人に成長したという事か!」
「考えられない事ですがそういうことです」
「苦ッ一体誰の仕業だ・・!」
「俺だ!」
「きっ貴様は・・・?死のケンタ!そうか1000年前に死の呪いを施したというのが貴様か!」
「そうだ・・・解いてほしくば死の宮殿にこい・・・お前も死人にしてやる」
「くっゾンビでもない生きている死人は許せないぜ!」
ベリュルたちは怒りに打ち震え死の宮殿に向かおうとした其の時

ふと気付くと街中で激戦が行われていた
「くっ死人がみんなオレタチを襲い掛かるぜ!」
「あいつが暗示を書け私たちを殺すような暗示なのよ!」
「ナントカ振り払ったぜ・・・あっ出口に・・・・!」
出口には何者かが覆い塞がっていた
「くっこいつを倒さなきゃ町から出られない算段だぜ!」
「倒しましょう!急がないと後からどんどん死人が!」
「おう!・・・なっばっこっこいつは!」
「久しぶりだな・・・ベリュル・・・・」
「貴様も死に魅入られたのか・・・!」
懐かしの死人・・・・

第615話

860 名前: ◆EreM42GXZo 2006/02/14(火) 18:36:44 ID:xrWfHfM70

その男は恐ろしい男だった赤い髪に青い皮膚・・・
「貴様は・・・アンドゥー・ケイ!同級生でありライバルでもあったお前がなぜ死んだ!」
「俺は死こそが正義だと悟ったのだ・・・・ククク」
「そんな正義はありえない正義だぜ!お前は生物学科筆頭だったはず!そういうのは許しちゃだめだぜ」
「貴様にはわかるまい死の快楽が・・・死ねばもう死に怯える事も無い」
「だが死んでるぜ」
「う・・・うるさい!俺は死んでいるが死んでいないのだ!」
「ほら矛盾」
「だ・・・だまれえそれ以上いうなああ貴様も俺と同じ死人にしてやる!」
「道連れ根性は汚い根性だぜ!」
「仕方ない・・・俺の本当の力を見せるときが来たようだな・・・俺は死をも超えた!」
「なっばっこっこれは・・・・!自らの皮膚に火をつけて!」
「そう・・・俺は死んだからこそいくらでも皮膚を取り替えられるのだ!ククク」
「だが痛いぜ!苦しいぜ!」
「うるさい!黙れ!俺の苦しみを貴様に味あわせてやるので死ね」
アンドゥーは触るとやけど状態で、ブツリを食らわすと反撃を食らうので注意
「アンデッドなのに炎が弱点でないアンデッドだぜ!くっ聖なる攻撃も回復される!」
「ムハハ俺に弱点は無い」
だが弱点が無いのが弱点ともいえ、頑張りぬきナントカ倒した・・・・
「これが死の末路だぜ・・・後の祭りだぜ・・・もうエクスデスは俺たちの相手ではないのだぜ・・・」
アンドゥーは倒れた

ふと気付くと死の宮殿に乗り込んでいた
「ここがアンドゥーのような人間を生み出した宮殿・・・許せないぜ」
「おかしいですね・・・ココは昔神々の神殿として名高い神聖だったのですが」
「くっなにがあったのだ!」
「おそらく・・何者かが荒れ果てたのでしょう」
「くっあっそうこういっているうちにアンデッドが集まってきたぜ!」
「突破しましょう!死し者に死は恐れからずや死して尚死なのですから」
「なぜみんなそうまでして死にたがるというのだ!」
「ベリュルは死んじゃ嫌よ・・・」
死にたくない人たち・・・

第616話

876 名前: ◆EreM42GXZo 2006/02/15(水) 19:05:26 ID:q+Sm+VF00

神殿には恐ろしいモンスターがいっぱい
「くっ死体人形、ゾンビロボット、死者の群れなど恐ろしいものが満載だぜ!」
「我々も死の魅惑に引きこまれないようせねばなりますまい」
そして恐ろしいワナをぬけ宝箱も全部ワナなので悲しいが頑張り一番奥に・・・
「ケンタ!もう逃げられないぜ!死からは逃げたようだが俺たちは逃がさないぜ!」
「ククク逃げられないのはもうお前たちだ!」
「ばっドッドアが閉まった!」
驚きおののき、アンドゥーがケンタに懇願しているのを見つけた
「ケンタ様私にもう一度命を・・・私の命を返してください」
「だめだ、アンドゥー・・・その名のようにやり直しはもう聞かないのだ!お前など私の髪の毛から作られたのだ」
「ナンテコトだ死ななきゃよかった・・・ぐふう」
「アンドゥー!おのれ俺のライバルを!ケンタ絶対に許せないぜ!」
「何を言う・・この私に負ければお前は死に、楽になれるのだぞ」
「確かに・・・」
「ベリュル!しっかりして!ペチーン!」
「くっ騙されるところだったぜ!貴様は死なないのなら浄化してやる!」
「貴様ら四人に死を与える・・・名付けて四死だ!」
襲ってきたが、地獄毒ガス、スーパーデス、アサシンラグナロクなどやばすぎる
「くっあらゆる死の攻撃だが耐える俺たち!即死を防ぐ防具は必須だぜ!」
それでも強く、死のブレスはダメージもやばいのでやばいがホーリーに弱くナントカ倒した・・・
「オノレ・・・死の楽園・・・ココに潰えたり・・・」
そしてケンタは燃え上がり魂は浄化されたのであった・・・
「一番燃えたのはお前の心、いわゆる情熱だったのだぜ・・・・」

ふと気付くと世行機に戻ってきた
「おみやげ」
「しかし死ぬかと思ったぜ・・・なんというところに降ろさせるんだ!」
「暇そうでしたから試練を与えたのですよ!どうせ無事に帰ってくるに決まってるんですから」
「まったくとんでもない奴だ」
「さあ出発しますよ!もうすぐ世間幻覚嬬呪ガス地帯に突入しますから注意してください」
「なっ何だというのだそれは一体」
幻覚の嵐・・・・

第617話

887 名前: ◆EreM42GXZo 2006/02/16(木) 19:02:18 ID:PeBV5S4R0

「さあいよいよガス地帯ですよ!死なないように気をつけてくださいよ!」
「死にたくないぜ!」
「死ぬかどうかは己次第です!あっ」
そしてついにガス地帯に突入した・・・・!
「くっ苦しい・・・・いや、ナンテコトない、普通だぜ?」
「ベリュル・・・」
「メリアナニー、どうしたぜ顔を赤らめて・・・おっ俺も・・・」
「これも・・・ガスの力・・・?」
「まずい、嬉しいけどまずい死ぬかもだぜ!」
「もう死んでもいい・・・」
「うん・・・いや、そりゃまずいよ!他の人は・・・」
「お金!宝!全部あっしのもの!全部全部あっしのものゲヘヘ!1ギルでも手を出したらみんな殺すぞ!本気だからな」
「あたしの魔力は世界一!全ての世界を破滅させてもいいから力を見せ付けてやるわ!ここでフレア連発してみようかしら」
「みんなおかしいぜ・・・」
「ベリュルぅ・・・」
「メリアナニー・・・・くっ駄目だもう俺も・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ吟遊詩人」
「私はなんともありません」
「なっなにものだ・・・・!」
「さあ・・・私は謎の吟遊詩人・・・どうやらガスを抜けるようですよ!」
そしてついにガスを抜けた・・
「あっ・・・わたし何を・・・」
「ありゃあっしまたやっちゃいましたか・・・あっしまだ誰も殺してませんか?よかったよかったみんな無事で」
「どういう事の説明をしろ!」
「ココは願望を増幅する恐ろしい地帯なのです精神に干渉するガスなのですあっし勢いあまって殺したらごめんなさいってなもんで」
「そういう事だったとは・・・・」

ふと気付くと無事にガスを抜けたかと思った・・・・
「いい世行機はガスガードが着いてるんですがなんせ安物で」
「まったくでもまあいいねえ」
「まっまって!なにかまだガスが残っているわ!天井に・・・いえ、生きている!」
「これはガスの魔物、マダガスカル!生きとし生けるガスです!まさかあのガスはコイツの仕業!」
去った脅威と来る脅威・・・

第618話

896 名前: ◆EreM42GXZo 2006/02/17(金) 09:39:08 ID:KQXrUksT0

「ガスガス・・・・みんな死ね・・・」
「くっマダガスカルめ、ガスなのに石があるとは許せないぜ!」
「ガスガス・・・俺は人の意識を食らい生き延びる生命体ガスガス」
「なんだと許せないぜてやっすかっあれっつっ突き抜けたっ!」
「ガスガス俺はガス生命体・・・ブツリ攻撃は透き通るガスガス」
「如何すればいいんだ!考える時間が欲しい」
「ガスガス・・・ミーはそんなお人よしじゃないガスガスなので死ね!」
戦闘になったがこれは注意せねばなるまい・・・なぜなら
「くっガスだから弱点は火か?」
とおもって火をかますと、連鎖大爆発が始まり絶対全員死に、ゲームオーバーになるのだヒントは無いので気をつけよう
「火も駄目ならどうしろというのだ!はっ風で吹き飛ばせば!」
かといってエアロとかだと分散して分裂するので絶対駄目だぞ
「だったら如何しろと!」
色々方法はあるが、たとえばストップが有効なのだ時間を止めるためガスも固まりその間はブツリOK
「くっっこんなボスで詰まるとは思いもよらず雲散霧消だぜ!」
「まさに付和雷同よ!」
思いがけぬ大苦戦だが、頑張りナントカ倒した・・・・・
「ガスといえども俺たちの敵ではないぜ・・・おや?これは・・・!」
ガスの中心から、小さな機械が見つかった小さな高性能モーターのようだ
「こっこれはマダガスカルのコア!まさかロボットだったとは・・・・一体誰が・・・・?」
其の時、画面外で吟遊がにやりと笑ったのだが誰も気付かなかった・・・

ふと気付くとゲームで遊んでいたまあなんのゲームかはプレイヤー次第だがココはファラオカート
「わーいまたベリュルに勝ったー!」
「ひどいや手加減なしなんだもん最初の頃は同じぐらいの腕前だったのに」
「ベリュルもうまいけど、まだまだわたしには追いつけないわね」
「うーんもう勝てないからやめようかな・・・」
「負け逃げは駄目よ!ずっとわたしの相手をするの!」
「たまには手加減して欲しいのだ・・・吟遊助けて」
「ふむ・・・ところで皆さん・・・・私の秘密について少し話しましょう」
「むしろ教えて欲しいぐらいだぜ」
吟遊の家族・・・・

第619話

902 名前: ◆EreM42GXZo 2006/02/17(金) 21:43:43 ID:ermEo5iJ0

吟遊詩人は語り始めた・・・
「私の本名は・・・・申し訳ない、秘密です」
「秘密について話してくれよ」
「お詫びに・・・私の素顔をここでみせる事にします」
「なにっいままでフードで顔が黒くてわからなかったがいよよみれるのか!」
「そうです・・・さあ見なさい、これが私の素顔です・・・!」
「なっばっこっこれ・・これ・・これが・・・吟遊の正体!」
そこに現れたのは銀髪の美しく若い女性だった
「ぎ・・・吟遊は女だったのか・・・!それも美しい・・・」
「ちょっとベリュル」
「フフ・・・ごめんなさいね、今まで黙ってて」
「でもどうして隠してたの」
「理由はいえないけど隠すしかなかったの・・・・」
「まったく、吟遊詩人というだけで男を連想してしまう俺もまだまだ甘かったという算段か」
「その甘さがいつか命取りになるかもしれませんよ」
「肝に銘じておこう」
そして突然襲ってきた世間魔人デステチュラを倒した・・・

ふと気付くと次の日
「今日は冷えるわね・・・あら、雪が降ってるわよ」
「世間でも雪が降るものなのか」
「ベリュル、外にいって遊びましょうよ」
「寒いから嫌なのだ寝ていたいのだ」
「それが正解でっせ!あれは雪は雪でもただの雪ではござらん」
「どんな雪だというのだ!」
「あれはシブァの母、シブァリスクという召喚獣が降らせている雪で・・・」
「雪で?」
「触るだけで絶対零度の100倍の寒さの恐ろしい雪でっせ」
「触っただけで氷のオブジェが出来上がるというわけか」
「理論的にありえないわ!絶対零度より寒いのはありえないのよ!」
「ありえるのが世間なのでっせ・・・・おや、だれかがドアを叩いてますねコンコンとはーいだれでっせ?」
ありえることとありえないこと・・・・

第620話

911 名前: ◆EreM42GXZo 2006/02/18(土) 10:47:17 ID:Wk/wEv8p0

「申し訳ございません、入れてもらえないでしょうか」
「はいはい、こんな世間でどちら様でしょうへっへっへガチャあっ」
「びっ美人だ・・・目も凍るような美人だ・・・・」
「フフフ・・・入れたが最後、貴方達は全員カキ氷になって死ぬのよ!そーれ∞アイスブレスびゅうう」
「おっと!」
ベリュルがよけたら、後ろにあった飾り物の木が透明に凍りつきボロボロと崩れ去った
「なっなんてことだこれは触る事すら出来ない!こっこいつが噂のシブァリスク!なんてことだあ」
「フフ・・・よくかわしたわね・・・じゃあそっちの娘さんにびゅううう」
「あっメリアナニーあぶない!」
ベリュルは必死でメリアナニーをかばった・・・・カチコチーン
「ベリュルーーーー!そ・・そんな・・」
「あちゃーベリュルさんの氷人形いっちょあがりでっせ!こりゃーもう助からないでっせ!」
「シブァリスク・・・ベリュルを助けて・・・御願い・・・」
「駄目ね、かき氷にして、凍った血をぐちゃぐちゃにして食うのが私の喜び・・・」
「どうすればベリュルが助かるのよ・・・えーん・・・」
「泣かないで・・・私を倒せば助かるわ、でもそれはありえないし出来ないのよホハハ・・あらやる気?」
ふと気付くと戦闘になってて4人目に強引にブリスケも参加
「なんであっしまで!」
∞アイスブレスを使うが、いちおう戦闘のため凍りつくだけの仕様、炎で無いと溶かせないが
「ちょっとやそっとの炎じゃ攻撃も全然聞かないわ!」
ちょっとやそっとじゃない威力の炎でナントカ倒した・・・
「さあ観念しなさい!ベリュルを助けなさい!・・・あら?召喚獣のシブァが出てきたわ・・・」
「お母さんもうやめて!わたしよシブァよ」
「おおシブァお前がこの人たちに着くとは私が間違っていたベリュルは治そうてや」
「パリーン・・・おお助かった・・・寒かったぜ死ぬかと思ったぜありがとう・・・メリアナニー・・・」
「助けてあげたおまけに私も力を貸そう」
そしてシブァリスクも召喚獣として加わった・・・

ふと気付くとココから30日のフリータイム
「ゲームをするもよし、トレーニングもよし、遊んでも寝てもよしというわけか寝ればすぐ時間たつし」
「もちろんベリュルは私と遊ぶわよねー?」
フリータイムが終わると・・・いよいよその世に・・・・

タグ:

本編
+ タグ編集
  • タグ:
  • 本編

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2008年11月14日 23:54
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。