第731話~第740話



第731話

276 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/04(日) 11:53:34 ID:cdwVtHwi0

願明洞の像の前で天狗とおゆきがいた
「これはどういうこと・・・・?お父様・・・」
「これは、願明王が何者かの願いをかなえようとしてるのだ・・・・」
「誰の・・・?」
「おそらく・・・・」
そしてベリュルは崩れる建物の中でまた泣きそうになってた
「死にたくないよ・・・俺もう終わりなのかな・・・・」
するとベリュルをここにつれてきた光がまた現れた・・・
「・・・人の子ベリュル・・・汝の願いを聞き入れた・・・」
「えっ!・えっなにっ俺の願い?」
「助けてくれ・・・との願い、かなえて使わそう・・・!」
すると光が再びベリュルを覆いかぶさった・・・・
「怖い!なんだこれ!なにこれ!」
「我は人が命を懸けて祈った事を叶える為に存在する・・・そして1000年に一度、たった今このときに一番願いが強かったものそれがお前の願い」
「おれの願い・・・?」
「死にたくない・・・助けて・・・お前の命を張った願いはかなえられる・・・ついでにサービスで元の世界に戻してやろう」
「本当?俺死ななくてすむの?やった!あの、ついでに武・・・」
そしてベリュルは光とともにその場から消えていった・・・一方おゆきたち
「像が・・・元の場所に戻ったわ・・・琴の音が・・・・」
「おそらく願いは聞き届けられたのだろう・・・」
「ナナは・・・?ナナはどうしたの?助かったの?」
「助かったとも言え助かってないとも言えぬ・・・もう忘れる事だ」
「ナナは本当にただの犬だったのかしら・・・」
「きっとただでない犬だったのだろう・・・ワシには見える・・・この村の未来も・・・」

そしてベリュルがふと気付くと神社の前・・・
「うーん・・・ここは・・・様子が変だ・・・」
しかし神社の前に間違いはなかった・・・
「助かったのか・・・?」
不安になりながら辺りを見回すと・・・なつかしのファンニャーがいた
「あ・・・!ベリュル・・・・!一週間もどこに・・・?」
間違いなく戻ってきたようだ・・・・

第732話

284 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/05(月) 18:47:21 ID:+TDLhohW0

宿に戻っていきさつを話した
「ベリュルが一人で・・?本当かしら・・・?」
「本当なんだよ、夢だったかも知れないと思ったけど、俺そんなに長く眠れないよせいぜい13時間ぐらい」
「私達、ワッセーの町の神社に祭られている像を見て驚いたわ」
「どういう?」
「その像はベリュルに瓜二つだったのよ・・・あと犬の像もあったわ」
「チュウケンベリュ公ッテカンジ!イヤーシカシブジデナニヨリ!」
「言い伝えによると、2000年前神様の使いとしてやってきた人が犬に姿を変え村を救ったと・・その数日後隕石で村人は全滅、この神社だけ残ったとも」
「なっ酷いぜ・・・で、そんな伝説が・・・テレるぜ」
「ねえ、本当に犬になったの?」
「キブンハドウデシタ?」
「犬も悪くないもんだぜ、おゆきに可愛がられたし」
「ふうん・・・でそのおゆきって?」
「はっそういえばおゆき!一体どこにいるんだぜ・・!」
「しっかりしなさいよ・・・2000年前の話よ、もうしんでるわ」
「悲しい物語だぜ」
そしてベリュルは神社の犬を見て改めて思った
「人間に戻れてよかった・・・しかし・・・・人間の姿は誰にも見られてないはずなのに・・・なぜ?」
(うふふ・・・犬の姿も可愛かったわよ?ナナ)
「えへへそうかい?・・・あれ?どこからか声が・・・」
「どうしたの?ベリュル?」
「オバケ・・・!・・・でも・・・オバケは怖くないオバケもあるぜ!懐かしいオバケだぜ・・・いいオバケは大好きだぜ!」
「よくわからないわ・・・」
そして犬の伝説は幕を下ろしたのであった・・・
ちなみにその後像を調べたら、ちょうど願いがかなえられるのでヘイストとプロテスとブリンクが同時にかかる槍と匂いをかげるアクセサリーもしくは
隕石で死んだおゆきを今ごろ生き返らせ仲間に入れさせるのどちらか選べるぞ
仲間にした場合全てのステータスが1(HPも)だが成長させるとダントツに強くジョブもオールOKという強さ防具はローブなどの軽装のみだが

もちろんおゆきを仲間にし気を取り直しふと気付くと次は如何しよう
「いろいろ世界を回るのもいいし、5次元に特攻するのも乙なものだぜ」
「まかせるわよ」
まだまだ新イベントの多い地球・・おまかせの旅・・・

第733話

303 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/06(火) 18:43:21 ID:svG4efHf0

とりあえず銀の神殿に行ってみる事にした・・・・
「何も起きないぜ・・・・」
するとどこからか銀色の声がこだました・・・・
「まだ異次元に行くには早い・・・・適時期まで待つのじゃ・・・」
「なんてことだ・・・・早からず遠からずだぜ!」
「仕方ないわね、もうちょっと地球で遊びましょう・・・」
新しく増えた20個ぐらいのイベントのうち、特定のを3つまたはなにかしら5以上クリアすればOK
「それまで世界中を探して周るたびだぜ・・・・」
ワッセーの町のイベントをクリアし仲間におゆきがいれば起こるイベントがあるのだ特殊
「やってきたるはモームの村だぜここにも同じように祭られてる伝説があるぜ」
「ここの名物はマムタルーの黄金像ね誰かに似てるわ」
「なんだか聞いたことあるぞ」
「木になる伝説ね、祭られてるってことは鬼をやっつけたってことかしら?」
宿に行くとおゆきがその話を知っているようだったので聞いてみることに
「俺トイレ」
長話が苦手なベリュルはちょっとトイレがてら散歩に出かけ町の人のヒントを下に像の足元に隠し階段を見つけた
「くっこの中に何があるのだろう」
すると中から一台のカプセルが見つかった
「これはナンダロウ・・・中に入れるぜ!どれどれ」
入ってふたを閉め、徐にスイッチを押すとカプセルが振動を始めた
「なっなんだと・・・だっだれかこれ・・・勝手に!」
するとベリュル入りのカプセルは光とともに一瞬で姿を消した・・・

ふと気付くと宿でおゆきの昔話
「どこから話を始めたらええかの・・・まあ人伝えに聞いた話じゃが・・・昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいたんじゃよ」
~~~ここからはおゆきの昔話~~~
おじいさんは山へ芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に向かったんじゃ・・・・すると大きな桃がドンブラこと流れてきたんじゃ
「くっ何だこれは俺は一体どうなったんだ・・・出してくれ・・・!ナンダカゆらゆらしてるぞ」
おばあさんは桃を持ち上げ、家に持って帰って包丁で一刀両断したのじゃ・・・すると・・・・
「うわっ!・・・死ぬところだったぜ・・・!いや、出してくれてありがとうございます・・・俺は・・・ここは?」
すると桃からなんと元気な男の子が出てきたのじゃ

第734話

317 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/07(水) 18:59:43 ID:9uxSnwRR0

神様が授けてくれた子と爺さん達喜んだのじゃ
「ココどこ?俺また変なところに・・・」
「桃から生まれたのでマムタルーと名付けよう」
「いや、俺ベリュルだぜ勝手なことは・・・」
お爺さんはオニが暴れている事を教えたのじゃ
「くっオニだと・・・嫌な予感がしてきたぜ」
「さあさっそくオニ退治に行っておくれキビポーションじゃ」
「勝手に決めるな!だが成り行き上仕方ないぜ」
おばあさん達に見送られ、オニ退治へと出発したのじゃすると
「こんなところに自動操縦レオパルト4が落ちているぜ異次元のヤツラの落とし物か、使えるぞ」
マムタルーは出会った犬を従え進んでさらにいくと
「今度は脳波コントロールステルス戦闘機だぜこれも使えるぞ!」
そしてキジを従え・・・む、猿もおったんじゃったかのまあこの辺は噂は尾ひれはひれじゃ・・・おらんかったかもな
そして一行は鬼が島へと到着じゃ
「レオパルト4が水陸両用とは便利だむっ扉に鍵が・・・そうだ!」
キジが飛んで中から鍵を開け(実際に3D視点で操作し鍵をライフルで撃う)鬼達をなぎ倒し総大将と対面したのじゃ
「わしらの仲間も別の場所で頑張っており貴様に負けると四次元進攻手始め地球侵略遅れてしまうので死ね!」
犬がかみつきキジが目潰しマムタルーが鬼を一刀両断したのじゃ
「レオパルトのトマホーク、ステルスのマシンガンは強力だトドメだ!でや!」
鬼たちを謝らせ宝を貰い村へと戻っていったのじゃ
「村まで着いたがレオパルトは海に沈みステルスは燃料切れ宝だけはナントカ・・命からがらだぜ」
「おおマムタルーたったの一日で鬼を倒すとはおおわしらのために宝までありがとうありがとう」
「いや、これは俺の・・・あっ遠くから琴の音が・・・まさか・・・・おい、宝」

ふと気付くとおゆきの昔話は終わりベリュルはダンナーザたちの所へ戻った
「村は宝により豊かになりマムタルーの桃を黄金の像を立てその床に埋めたそうじゃめでたしめでたし」
「何がめでたいもんか!」
「あら、ベリュルおかえりおゆきちゃんの話終わっちゃったわよ」
「こっちはそれどころじゃなかったぜ」
「どうしたの?・・・まあいいわ、そろそろ行きましょ、いい休息になったわ」
そして次の旅へと出発する事になった、が・・・

第735話

334 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/08(木) 18:42:39 ID:9xeWP4Y60

村を出たとたん、巨大な稲妻に襲われベリュルたちは見知らぬ空間へ連れ去られてしまった・・・
「コッココハどこだろう・・・アッあの女性は誰だ・・?」
そこには昔見たことがあるような気がするような女性を見かけた
「わらわは時間クイーン・・・ベリュルよ・・・貴方はよくよく勝手なまねをしてくれますね・・・」
「じっ時間クイーンだと?まっまさかあの時間キングの・・・!似てると思ったぜ」
「そうです・・・ベリュルよ、貴方がみだりに何度も千年単位で時空を飛び越えた結果、質量保存の法則が崩れ次元にひずみが起きています」
「でもね」
「言い訳は無用です!こうなった以上貴方には死んでもらうか・・・歴史から姿を消してもらうか・・・」
「ドッチもイヤだ!」
「ならば、2000年前にもう一度行き・・・歪修復の仕事をしなさい・・・そうすれば時空は修復できます・・・」
「もう一人はいやだぜ・・・」
「仲間を連れて行っても構いませんよ」
「行くぜ!で、ナニヲすればいいの」
「それはいってからのお楽しみ・・・ではいってらっしゃいな・・・仕事が終われば自動的に戻ってこれます」
「了解、でも歪が起きて何がまずいの?」
「4次元は5次元と三次元に押しつぶされ、跡形も無く消滅します」
「行ってきます」

ふと気付くと三度2000年前にたどり着いた・・・
「また着たか・・ついでだから他の場所で頑張ってる俺の勇姿見にいく?」
「ダメデス!オナジジンブツドウシガデアウト、ソノ人間ハショウメツシアタリイチメン空間ゴトケシトビマス!」
「そうだったのか、辞めておこうブルルッしかしココは・・・海岸か・・・ちょっと熱いぜ、南の方だな」
すると遠くの方で子供達と話している男を見つけた
「ナンダロウアレは・・・・あっ子供がアダマンタイマイの子供を捕まえていじめてるぜ!」
「あの男がたしなめてるようね・・・あら、子供がいなくなったわ・・・」
「あっアダマンタイマイの子供の背中に乗って船出したぜ!まさか・・・!異次元へ・・・?」
「追いかけましょう!」
助けた亀に連れ去られ・・・

第736話

346 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/09(金) 20:02:14 ID:sXQZhCVj0

辺りに小船があったので、ロボがちょっと改造しエンジンをつけて発進した
「気付かれないように追いかけましょう」
「いつ異次元に行くのだろうか?」
しかしいつまでたっても生みの上をさまようだけでワープする気配は無い
「そんなはずは無いぜ・・・あっ島が見えてきたぜ」
そこにはきらびやかな宮殿がある町のある町の港だった
「ここが異次元?・・いや違うよな・・・どういうことだぜ」
男と亀を追っていくとステキな宮殿に着いたのでついていき中に入ったすると美しい女性が登場
「お待ちしておりました・・・ベリュル様」
「なっなぜ俺のことを!お前は誰だ!」
「時間クイーン様から承っております」
「そういうことなら」
「我々をお救いください・・・異次元からやってきた魔物が西の塔に住み着いたのです・・・」
「許せないぜ貴方の名前はなんですか」
「私は甲姫です・・・」
「男がさっき亀にさらわれてきた見たいだけど」
「ああ、あのお方なら妹の乙姫がお相手しております・・・・」
「まあいい、西の塔をとっとと攻略し仕事をすませるぜ!」
「御願いします・・・・異次元の魔の手からこの地球をお救い下しア・・・」
「俺たちはそのために来たのだぜ何かいい武器ないかな」
「こんなものでよければ・・・・私の羽衣と、珊瑚の剣です」
「ありがとう大事に使わせていただくぜ!」
「御願いします・・・この国を・・・この地球をお救いください」
「巣食う奴から救わねば地球ではないぜ!」

ふと気付くと西の塔にたどり着いた
「なんて禍々しい塔だ・・・・塔自身がハニワの形をしているぜ」
「まさにハニワタワーというわけね・・・」
「そっそうか、ハニワが異次元からの侵略者だったのか!」
「なるほど、未来になって掘り出されるハニワは、化石のようなものなのね!」
驚きの真実・・・・

第737話

356 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/10(土) 11:17:32 ID:SesLkduL0

「乙姫と甲姫の美しさは甲乙つけがたいぜはっこの二人がこのことわざの由来だったのか」
「そうなの」
西の塔に入って一同は驚きを隠せなかった
「くっハニワだらけだぜ!モンスターがみんなハニワ!」
ハニワゴブリン、ハニワスライム、レッドハニワ等
「ハニワだらけのハニワからずやだぜ・・・」
そしてモンスターたちを蹴散らし、最上階に行くと大きな黄色いボスハニワがいた
「貴様も異次元の者か!」
「そうだ・・・・なぜそれを知っている?知っているからには死ね!」
「俺はベリュルだぜ!」
強かったが魔法防御は65535×2ととんでもないが雷ンダーに弱くナントカ倒すがまだ倒せなかった
「どうだ!地球はわたさないぜ!俺たちが守るぜ!」
「わしをここまで追い詰めるとは・・・見せてやろう・・・次元科学の最先端の魔法を・・・!」
「なっ何を始める気だ・・・・!」
するとハニワの目が光り空が暗くなり、顔つきの巨大な彗星が地球めがけて突進してきた!
「食らえ・・!我が5次元の力を結集した、ディメンションメテオ・・・!」
「なにっ・・・ぐわあああああああ・・・・おや何も起こらないぜ・・・遠くで地揺れが・・・」
「くそっ・・この次元の次場に慣れていないせいで落下地点を誤ってしまったか・・・間違いなくベリュル貴様を狙ったはずだったが・・」
「一体どこに落としたんだ!危険な野郎だぜ!」
「危険でなければ使う意味が無かろう!時間軸、空間座標軸どちらかがまだずれていたのか・・・空間座標軸か?まあいい、まだ手段はある!」
「くっ許せないぜ」
するとハニワにひびが入り、中から何かが出てきた!

ふと気付くと新しいボスと対面
「まっまたハニワだと・・・!今度は体が人間で顔がハニワだぜ!」
「これがわしの真の姿・・・ハニワ・ハ・ニワだ!」
「許せないぜ!」
ハニワなのに目玉があり、こちらをぎょろぎょろにらみつけている
「さあ食らえ・・・我が刀の威力、思い知るが良い!」
「なっなんだその不思議な武器は・・・・!」
「これは・・・七支刀という武器だ・・・くくくどりゃああああ」
恐怖の武器・・・!

第738話

368 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/11(日) 10:54:38 ID:SSxQBMtB0

すごい武器だ
「くっだが武器一つで勝敗を決するものではないぜ!武器なんて飾りだぜ!」
「そうれはどうかな?さあ抵抗せず受けてみよ!」
襲ってきたがたまげたのだ攻撃力もさながら、力があるのモンスターなのだ
「ククク攻撃力400程度だが、7回攻撃さらに!ジャーン!」
「なっ二刀流というわけか!合計14回攻撃!」
本来は一回のダメージが8000程度×2なのだが、一回攻撃が7倍なので56000×2ダメージなのだ!
「ゴーレムも意味無いぜ!しかもヘイスト頻繁!」
頑張りナントカ倒したちなみに、しちしとうは盗めないが落とすが、落とす確率は1/4096だぞ
「お・・・ば・・・・これで・・・4次元征服の夢が・・・己・・・ガラガラ」
「ガラガラと音を立てて崩れていくむっ塔も崩れるぞあっ埴輪の死によって時間が乱れる、わああ!」
ベリュルたちは塔ゴト吹っ飛び空間がゆがみソノ中に放り出されそのまま気を失た・・・
「ふと気付くと・・・むっ立派な宮殿の前あっ甲姫様じゃないですか」
「ご苦労様です、実は今はあのときから50年立っております」
「困るんだけど」
「大丈夫、おかげで世界は救われました・・・」
「・・・しかし貴方はなぜ50年たっても美しいんですか」
「私達は時間クイーンの娘・・・時間プリンセスなんです・・・お土産にこの箱をあげましょう」
「なっ開けたら最後の代物なのか!?時間だけに関連する箱という事か!」
「なんのことでしょう?ただの鏡ですよ、別名真実の鏡とも言いますがほらパカッ」
あけると自分が写るただの綺麗な鏡の入った箱だった
「はは・・・あれ・・・浦島太郎はどうした?」
「あの方は・・・さんざんここで遊んだ挙句、昨日「一ヶ月もたったからもう帰りたい」と言い出し帰しました」
「何十年が一瞬で過ぎ去ったほどおいしい思いをしてたのか!許せないぜ!」
「何十年も遊びほうけて自分が年を取ったのもわからなかったのねそれで鏡を見て吃驚、いきなり年老いたかのように」
「そのくせ玉手箱のせいで年をとっただの、なんてやつだ!」
「浦島太郎なんかじゃなく、うらめし太郎だわ!」

ふと気付くと元の世界に戻ってきた
「シュウウウ・・・やれやれ、2000年前ともこれでおさらばだぜ」
「異次元にいきましょ?やられる前に!」
やられるまえにやれ・・・

第739話

382 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/12(月) 18:58:40 ID:2c+SA6BA0

今までの三つが異次元絡みの三つの特殊イベントなのだこれらによって後に影響あるのもあるぞ
「これで時期が来たはずよ!異次元討伐の大義名分もたったわ!」
「他のイベントをしてもいいし、もう乗り込んでもいいというわけか」
他にも、チョコボ密漁をしたあの男、歌う魚ウータン、愉快怪盗ピピン、チョッパスの無限回廊、海底マグマ王等があるぞ
「まあ、早く行こうよ」
プレイヤーが好きにしたらいいので、やってもいいし無視してもいいしもったいないし自由だしかし其の時
「あら?ベリュルどうしたの?」
「頭がガンガンするのだ・・・・」
「また?大丈夫?」
「もう駄目なのだ・・・しにそう・・・・」
そこでその場でコテージをはって休む事にしたが・・・
「ねえ、大丈夫?」
「うーん、うーん痛いよ・・・痛いよう・・・・」
「どうしたのかしら・・・・」
「とりあえずゆっくり寝かせましょう」
そしてベリュルは苦しみの中眠りについた・・・・

ふと気付くとベリュルの目が覚めた
「うーん、よく寝た・・・まだ頭がガンガンするのだ・・・あれ?」
周りを見ると、自分がどこかの家の部屋で寝てるようだと気付いた
「ここはどこ?コテージの中じゃなかったっけ・・・ダンナーザやメリアナニーは?」
呼びかけたが返事は無い・・・
「寂しいのだ・・・しかもなんか薄暗いし・・・怖いのだ!助けて!」
布団に隠れるが、どうしょうも無いと気付き起き上がった
「この家は一体なんなのだ?」
すると、扉の向こうでギーッ・・ギーッっと足音がした
「誰!誰なの!オバケ!?」
声を上げながら扉を開けるが・・・・
「だっだっ誰もいっいないのだっねえ!誰かいるんでしょ!そこにいるのはわかってるぞ!」
しかし返事は無い・・・・薄暗い廊下は静まり返ったしかも・・・
「チリーン・・チリーン・・」
闇の奥から鈴の音が鳴り始めた・・・

第740話

394 名前: ◆EreM42GXZo 2006/06/13(火) 19:00:18 ID:uoH6iW4S0

鈴の音が怖くなり部屋に引き返そうとしたとたんパチンと部屋の電気が切れ、部屋が真っ暗になりカーテンに不気味な人影が写った・・・
「オバケ!」
ベリュルは一目散に廊下に逃げ出し走り出した・・・!
「はぁはぁ・・・しまった・・・ここはどこだ・・ん、この部屋から声が聞こえてくるぞ」
「クスクス・・・いやぁねえ・・・そうね」
「女の子達の声だ・・・これはダンナーザたち?おおい!」
そしてドアをバタンと開けたが・・・沈黙
「だだだだ誰もいない・・・暗闇の部屋に女性の写真が立てかけられ・・・写真がこっち見てる!ギャアアアアアアア!」
恐ろしくなりまた廊下に逃げだした・・・そして突き当たりは台所だった・・・
「トントントントン」
包丁を叩く音が聞こえるどうやら夕暮れのようだ
「だだだだれかいるの!だだ誰だ!わかってるんだぞ!」
「あら・・・ベリュル・・・御飯の支度が出来ましたよ・・・・」
「そういえばおなか減ったなあ、母さん御飯!」
シルエットは暗くてよく見えない・・・そして運ばれてきた食事
「いただきまーす・・・これはなに?・・・人・・・人の顔・・・・手首・・・」
「いっぱい食べなさい・・・・」
「ぎ・・・ギャアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

ふと気付くと目が覚めていて目の前にはダンナーザがいた
「ちょっとベリュル大丈夫?ずいぶんうなされてたわよそんなに震えて・・・ち、ちょっと甘えすぎよ・・・どしたの?何で泣いてるのよ?」
「はあはあ・・・おばけ・・・おば・・・夢・・・」
「あらあらまったく・・・・・そうだ!ねえベリュル・・・」
「・・・なに?」
「バァ!」
「ギャアアア!のっぺらぼう・・・・!」
「あら?ちょっと脅かしただけなのに気絶しちゃって・・・仮面よ、これ・・・もう・・・」
「ねえダンナーザ、さっきから何を騒いでるの?ベリュル元気になった?」
「あっ・・・メリアナニー、それがねえ全くこの人は・・・」
そしてまたベリュルは悪夢に引きずりこまれた・・・

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最終更新:2008年11月15日 00:13
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