第111話~第120話ボス



【パワー阿修羅】(第111話)

ガメラリエ王国の秘境、パワーオブパワー洞窟の最下層に待ち構えるボス。

古の国の王女マキを拉致監禁の上で永きに渡りひたすら結婚を迫りつづける凶悪犯罪者。
その姿は阿修羅に準拠しており、3つの頭と6本の腕を持つ。特筆すべきはそのパワーで指一本でも力99! 全指を合わせて力2970になるかは不明だが、10Tごとに飛んでくる6回連続攻撃はゴーレムを貫通してダメージを与えてくるので非常に厄介。

ナレーターさんによると、プロテスとゴーレムの合わせ技で頑張ればナントカなるらしいのだが、パワーオブパワー洞窟は魔法が使えないのでは? ボス戦なので特別に使えたのか、あるいは最下層はシステム上でパワーオブパワー洞窟とみなされなかったのだろう。

主な台詞:
 「ベリュルよお前は指一本でも力99のこの私に勝てるかな」 


【ドクター・ワイ&サバラ】(第113話)

図書館の世界の奥にいたベリュルの同級生(常に物理と科学は成績トップで教授以上。学科は不明)と、その最高傑作。

ドクター・ワイは五つ子であることを活かし、ベリュルを幻惑するものの、メリアナニーに見破られてしまう。その後、サバラをけしかけようと試みるも暴走したサバラに五つ子揃って跡形もなく殺された。無残。
サバラはオメガの最新バージョンで、弱点はなく無属性魔法を吸収するものの、オメガ同様に愛の歌が効くらしい。なぜそこを改善しなかったのか。

※以下仮説
作中では五つ子として処理されていたドクター・ワイだが、旧友のべリュルがそれを知らなかったこと、本人が恐らく優秀な科学者であったこと、別々の個体名を名乗らなかったことからクローン体の可能性がある。
サバラの暴走も、同一個体(ドクター・ワイ)を5人も同時に発見してしまった事で、エラーが起きていたのではないか。
ただ、ベリュルは彼の事を「ドクター・マワイ」と間違って呼ぶ程度の仲でしか無かったようなので、単純にベリュルがドクター・ワイの家庭事情などについて詳しく知らなかっただけの可能性も高い

主な台詞:
「フフフばれたか、それぞれが独伊で、我々の結集サバラで死ね」


【ニャミ(エクスレイズ・ドール)】(第114話)

人々がみな人形化させられてしまった世界の最奥に潜むエクスレイズ。

見た目は可愛らしい女の子の人形だが、世界の雰囲気と相まって非常にホラーな空気を纏っており、とにかく怖い。ベリュルの最大の弱点の一つ「人形」はこの世界での出来事が原因であり、長期的には対ベリュルにおいて非常に大きな戦果を上げたといえる。

なお、彼女の製作者は優しいおじいさん(老人にしては珍しく悪党ではない)であり、この世界の人形化現象には何者かがエクスニズムをニャミに伝えた結果、生を超越しエクスレイズ・ドールと成ってしまったのが原因と思われる。

主な台詞:
「わたし、ニャミ、人形だけど生きているけど、食べたいものはお兄ちゃんたち!肉を噛み切り骨を砕き、血を吸わせて死ね!」

【エクスレイズ・デゼンラ】(第115話)

神が生贄を求める世界で、時期王女の座をエリシュナと争っていた男。男。
その美貌は女とも見紛うばかりで、実際ベリュルも初対面の際には間違えるほどだったが、いやしかし本当に狙うのは王女の座でいいのかお前は。そして次期女王ならともかく、次期王女ってなんだお前は。

デゼンラの恐ろしさは何と言ってもその執念深さにあり、この世界でデゼンラ⇒デゼンラゾンビ⇒デゼンラスケルトン⇒デゼンラゴースト⇒エクスレイズ・デゼンラとパワーアップを繰り返しながら5回も戦うこととなる。
命や肉体、霊魂まで失いながらも襲い掛かってくる根性は敵ながらあっぱれ。

主な台詞:
「フフフ・・・その剣は私が貰う・・・次期王女は私だ!エリシュナは家に絵に連れてってその剣は私が貰いお前たちは死ね、さあやれベベラン、バベラン」


【シド・核融合システム005】(第116話)

4度目の登場。ベリュルへの復讐のために身体を核爆弾に替え、例えベリュルが勝っても自爆に巻き込めるから攻撃できないだろうという作戦を持って戦いを挑んできた。
結局、戦いでも普通に負け、メリアナニーの機転によって自爆作戦も封じられ、ベリュル達を恨みながら消滅した。

核爆弾のスイッチが外付けで無ければ引き分けに持ち込めたかもしれないが、そもそもシドはベリュルに勝った後は人間に戻りたかったらしく、核爆弾化改造にはかなり抵抗があったようだ。
設計者が逡巡すると仕様が迷走するのは世の常である。

主な台詞:
 「わしは・・・お前に負けて復讐なので、体を核爆弾に変えたわしが勝てばお前は死ぬし」 
 「人間に戻りたかったので貴様の体貰おうとしたがだが遅く核爆弾のスイッチはいりハハハ」 

【ベリュル・アテルボーグ・アンドロー】(第117話)

ベリュルの偽物。よく似ているが、本物のベリュルよりも身なりが良く、賢そう(ダンギャステル談)

3人のアンドロイドを従えており、ベリュル(本物)に良く似ていることを利用した離間の計によってパーティーを分断した後、数的優位を保ったままハイモスの遺跡でベリュル(本物)に戦いを挑む。
エクスかリパーを装備しているらしく、ナレーターさんによると一応盗めるとのこと。一応、と付くのはエクスカリパーが与ダメージを強制的に一桁にするハズレアイテムであることに加え、盗むことで偽ベリュルから受けるダメージが増え、更に苦戦することになるといった忠告の意味もあろう。

※以下仮説
なお、この戦闘時に偽ベリュルパーティーのアンドロイドが一人減っている点については、濡れ衣を着せるための殺人事件で被害者役をアンドロイドにやらせたので減ったのでは無いかと考えられる。
他にも、単純にアンドロイドの一人が偽ベリュルに愛想を尽かして離脱した可能性などもある。

主な台詞:
「お前が本物のベリュルか・・・似てるものだ」


【悪魔賢者スポロポスロ・ネオス】(第118話)

世界一の知能であらゆる技術を持つ天才だが天才過ぎて消息をたっていた男。
ゼテモス山脈の世界の頂上、元の体を取り戻したファンニャーとベリュル一行の前に現れ、「ファンニャー姉さんは旅好き」という事を教えてくれるナイスガイ。

世界一の知能の持ち主であることにプライドを持っているのか、ファンニャーに知力勝負を挑む。
こいつよりも手前の守り神・バギャスチャの方が大ボスの佇まいがある。

RPG的には、パワーアップイベント後のファンニャーの強さをプレイヤーに実感させるために配されたキャラクターと考えるべきか。FFSはレベルデザインにも気を配るのだ。

主な台詞:
 「フフフ・・・ファンニャー・・・旅好きで知的な貴様は私より劣る死ね」 


【アイスリート】(第119話)

跡継ぎで争う国の王位継承者である長男バジャジャと次男が融合して生まれた怪物。
氷と炎を操る凶暴さで、そこには王子のかけらもない。

この世界のイベントは、ロマンシング・サガ2のカンバーランドのオマージュなのだろうが、まさかロマンシング・サガ2では主人公が選帝侯および後見人として相応しい地位を持っていたのに対し、ベリュルはただの旅人である。
異邦人にいきなり皇帝を選ばせる王様はどう考えても碌なやつじゃない。
しかもこの王様、自らの伴侶であるはずの王妃をベリュルの妻にしようとしているし、ほとんど発狂している可能性も高い。
王位継承権一位のはずの長男が危険思想を持ち、最終的に反乱を起こすのも王様に原因がある気がしてきた。

主な台詞:
「俺が王になるべきだ長男だし、頭はあまりよくないが力で治められる」(長男バジャジャ)
「それから僕が王になって皆に制裁を下す逆らうものは死刑ハハハ」(次男)


【エクスレイズ・フェイス】(第120話)

監視の世界の支配者。名前の通り顔だけのエクスレイズ。

①私=顔
②顔=支配
③支配=正義
∴私=正義 Q.E.D.

主な台詞:
「ベリュル良くキタ・・私は顔・・顔こそ支配・・支配こそ正義・・・死ね」

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最終更新:2015年08月17日 22:26
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