第121話~第130話ボス



【エクスデス・キングス】(第121話)

エクスレイズによって追い詰められ、絶滅の危機に瀕したエクスデスが突然変異を起こして誕生。エクスレイズを一撃で仕留めるほどの腕前を誇る王の中の王。

エクスデス・キングスの銅像に、剣と目と靴、そして指輪を集めると永い眠りから目覚め襲い掛かってくる。しかし、剣と目、指輪はともかく、靴をどうやって銅像に履かせたのだろうか……? そして第120話で瀕死だったエクスレイズは、エクスデス・キングスに倒されてから永い眠りに付いている間、ずっと瀕死だったのか……謎は尽きない。

戦闘においてもエクスレイズよりも遥かに強いとのことだが、技のダメージが1000~3500と低く、エーテルバグ(エーテルを敢えてエクスデス・キングスに使うと命中率が下がる)を使わなくても倒せそうな気がしてならない。

ヌッ

主な台詞:
「己・・血筋は途絶えゆも恨みがいつか晴らし、我々は死を越え神越え生を越え・・・ヌッ・・・」


【エクスレイズ・アイ】(第122話)

屈強な陸軍を誇る陸国家デヤルナアムーに対し、生を超える国家軍を率いて攻めかけていた司令官フォーツックンの化けの皮を剥がす(物理)と出てきた真の姿。

戦争司令官としては、催眠術と洗脳を使い敵国市民に対してネガティブキャンペーンを展開することで、戦意と戦力を挫くという巧妙なサクセンを使い戦況を優位に進めていたが、ベリュル達が現れたことで一気に逆転された。

騙されたが最後、たとえ人殺しを殲滅せよ!と叫びながらマシンガンを撃ちまくるような自己矛盾下でも決して気付けない仕組みになっているそうなので厄介極まりない。

しかし、こいつはどう考えても最初にベリュルを騙して洗脳するべきだった。

主な台詞:
「死の目」

【ダンギャステルと死の楽団】(第123話)

 巨大商業都市ババリヤで演奏をしていた死の楽団(指揮:ベンチャー・ジョン)の音楽に操られ、悲しくもベリュル達と戦うことになってしまったダンギャステル(5度目)。
 ここではダンギャステルよりむしろ死の楽団が恐ろしく、音楽を聞いた聴衆は気が狂った上で死ぬ。ベリュル達は誇らしのペンダントに入っているアルテミスたちの加護で助かったものの、無ければ危ないところだっただろう。

 戦闘後、~次の公演をお楽しみください~とのメッセージが出て来た上、思わせぶりに紫のフルートが空へと消えるが、以後、死の楽団の出番はない。

+ かなり先のネタバレ注意
 なんと驚くべきことに、第912話にてベンチャー・ジョンが再登場した。
 しかも、本話で最後に飛び去っていた謎のフルートは、第912話でも同じく天へと飛び去っていった。死の楽団のコンサートはまだまだ続く可能性がある。備えよう。


主な台詞:
「ゲハハハハベリュル死ね」(ダンギャステル)


【エクスサンダー】(第124話~第125話)

 イカヅチの祠に落ちた数キロメートルの太さの稲妻が生み出した、雷を超えた雷。その登場シーンと世界崩壊のカッコよさ、そして強さのためファンからも人気が高い。
 エクスレイズ・サンダーではなく、エクスサンダーである点、注意願いたい。

 ひょんな事からダンナーザとファンニャーが離脱してしまい、エクスレス(何も超えられない)となりかけていたベリュルにとって、エクスサンダーはかなりの強敵であり、絶縁体をも感電させてしまう雷により、一度目の戦闘では手も足も出ないままに敗れてしまった。
二度目の戦闘でも、サンダー系最強のマスターサンダースパークで1~8という僅か過ぎるダメージを与える以外はほとんど無敵で、ベリュルに「一線を超える」事を考えさせるほどの強さ。まさにダメかと思ったがメリアナニーの知恵が冴え、ベリュルたちの持つ唯一のエクスこと「エクスカリバー」が効き、ナントカ倒した。

 エクスブリザードに続いて現れた新たなるエクス。以後、ベリュル達の戦いはエクスデス・○○でも、エクスレイズ・○○でもないエクス○○とのフェーズへと徐々に移行し始める。

主な台詞:
「我はエクスサンダー・・・サンダーを越えしものなり・・・我はサンダーそのもの・・・究極電気で感電し絶命して死ね」
「ハハハ・・・我は絶対のサンダー・・・ハハハ・・世界の全てを電気を通してみせよう・・・」


【ダングランザ-・リアルジュディ・ナビャンマイマ】(第126話)

恨みの連鎖が重なりあった結果、恨みの世界で襲い掛かってきたりした人たち。

彼らはそれぞれ、ダングランザ-はダンギャステルの兄、リアルジュディはダングランザ-の恋人、ナビャンマイマはリアルジュディの親友、という関係であり倒しても倒しても恨みの連鎖は止まらない無限地獄かと思われたが、恨みを持たれる前にナビャンマイマを撃破することで連鎖は断ち切られた。ベリュルの辞書に平和的解決の文字はない。

しかし、ナビャンマイマはリアルジュディの恨みを晴らしにやって来たはずなのだが、どうやって恨みを持つ前に倒したのだろうか。倒す直前で相手を眠らせて倒す、デジョンなどで異空間に吹き飛ばすなど、色々と手段はありそうだ。
【なんとか恨みを持つ前に撃破することに大成功】、つまり失敗もあるよう事なので、もしかするとこの世界では攻略法を見つけない限り、無限に恨みの連鎖が続くのかもしれない。

なお、ダングランザ-が襲ってきた原因は第123話でベリュルがダンギャステルを殺したためであり、彼自身もハッキリとそう言っているのだが、何故かベリュルは基地移転問題を原因と捉えている。ちゃんと話を聞け。
※注記:基地移転が唐突に出てきているのは、連載当時に沖縄基地問題がニュースになっており、時事問題を本編に取り入れたためだと思われる。FFSは社会の勉強にもなるぞ、やったぜ。

+ ...
別説
【なんとか恨みを持つ前に】とは、ナビャンマイマの縁者を、ナビャンマイマの死が知られる前に問答無用の先制攻撃で倒した説もある。しかし、現時点では何の敵意も持っていいない相手を先制攻撃で倒すとなると、どう考えても主人公の所業ではない。

主な台詞:
「俺はダンギャステルの兄、ダングランザー!ダンギャステルがお前たちに殺され苦しい死ぬよ・・ベリュル死ねと
あの世で叫んでおるわ!おそらく・・・!」


【エクスマリン】(第127話)

観光ビーチ世界シーバンパイアの最北の海【凍りつきし涙と猛獣のよだれ】が知能を持つことで生まれたエクス。
ギガダイダルウェイブ、崩壊の津波、最大渦潮、サイコウォーターガン、マグロの群れと非常に攻撃方法が多彩であり、パーティーメンバーが二人であることも相まってかなりの苦戦を強いられる。
敵の攻撃が水属性に偏っているようなので、珊瑚の指輪があれば楽になりそうだが、言及されていない所を見ると未入手なのかもしれない。

倒した後、更なる変身を見せるかとおもいきやアッサリ死んだ。後の文を見る限り、エクスオールが裏で暗躍していたようだ。
+ ...
ちょっと先のネタバレ注意
第133話にてエクスオールはベリュルの力を試しており、眼鏡に適う存在であれば仲間に引きこもうという算段を立てていることが判明した。
本話でエクスオールがエクスマリンの変身を止めたのは、変身後のエクスマリンにこの段階でのベリュル達では勝てず、仲間にも引き込めなくなると考えたからかも知れない。

主な台詞:
「私は・・・エクスマリン・・・海を越えし海・・・知能を持つ海・・・・海が知能を持つとどうなるか・・私になるのだ死ね」

【殺人王デスキュスラ】(第128話)

死んでも生まれ変わると噂の世界の支配者。粉塵の浮遊城に居を構えベリュル達を迎え撃った。悪・即・斬の世界でベリュルは死ぬと踏んでいたようだが、そうはいかなかった

技も【殺人の斧】一つしか紹介されず、戦闘では目立つ所は少ない。自分を守るための警備員が雇った端から死んでいく世界を創ってしまい、ベリュルに消耗さえ与えられのが敗因といえる。

死に際に、自分を更に支配する存在、ボーディーンの名をベリュルに教えて世界ごと崩壊する。


主な台詞:
「ハハハ待っていたぞベリュル、この世界で殺されると思ってたが粘り強いので死ね」

【サンディーン】(第129話)

オーディーンの双子の兄であるボーディーンの叔父。オーディーンは使われることは少ない割に、やたらと亜種が存在する。サンディーンとボーディーンはその先駆けである。

一定ターンごとに斬鉄剣よりも凄い【斬原子剣】を使い、2人しか居ないパーティーに一撃死を狙ってくるという非道な戦術を使ってくるが、竜騎士のジャンプで避けられるという点は斬鉄剣と同じだ。サンディーンの努力がたりないのか、ジャンプが凄すぎるのか。

倒すとベリュルの力を認め、【ライディーン】を手に入れられる。
なお、ライディーンはFF6にも登場したれっきとした召喚獣であり、FF6ではオーディーンが成長後の真の姿であった。
しかし、殺人王デスキュスラの世界が生まれた元凶であるのは間違いなく、こんな奴の力を借りていいのか。甥っ子も真っ二つにするんだぞ。

主な台詞:
「ヨクキタ・・・ワタシノナハサンディーン・・・コロスタメニウマレテキノデタシネ」

【闇の精霊】(第130話)

 四つの精霊のダンジョンにて、流石にパーティーメンバーが二人では厳しくなってきたベリュル達が仲間を集めるために戦った、精霊の真の王。
 仲間を増やすことについてはエクスサンダー戦以降、明らかに二人パーティーでは戦闘が厳しくなっており、英断といえる。第129話でもベリュル達は普段なら問答無用で両方倒すはずのケンカイダとジュジュンの力を借りようとしており、かなり切羽詰まった状態だったのだ。

 闇の精霊は、2連戦の直後の上にバトル開始直後は攻撃も効かないが、影から援護してくれたファンニャーのお払いの矢の力で闇の鎧が剥がれ、普通に戦えるようになるぞ。
 こういった演出はDQ2のゾーマなど、RPGでは割と見られるものであり、FFSが王道展開のツボも押さえていることを教えてくれる。
 ファンニャー普通に戦ってよ、とか言ってはいけない。彼女にも事情があるのだ……深い事情、そう実は……いや、今はまだ言えないが。

主な台詞:
「グギャこれはお払いの矢我が闇の鎧無くなんる・・」

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最終更新:2015年08月20日 22:06
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