第151話~第160話ボス



【超岩石魔神シルバーガール】(第151話)

雪国スノースルースウェーランドの支配者にして、ゴールデンボーイの妹シルバーガールが、雪の三姉妹の長女ガラーナ、末っ子のキャニーを食べて変身した姿。チュラミアをゴールデンボーイから預けられており、兄からの信頼は得ていたようだ。
超岩石魔神となる前は美しい……が目つきは恐ろしいとのこと(ベリュル評)。
変身すると片言になる。なお、別にサハギン(半魚のモンスター)ではない。

ベリュルを歓待すると見せかけて毒殺を試みたものの、雪の三姉妹の次女チュラミアの裏切りによって策は瓦解。その後、ミスリル兵をけしかけてベリュルを牢屋に閉じ込める所までは成功したが、あえなく脱出されたので最後は超岩石魔神として戦う道を選んだ。
牢屋に閉じ込めないで、物量に物を言わせて殺せば良かったのにね……詰めの甘さが敗因といえる。

戦闘においてはミラクルミラーというダメージを10倍にして跳ね返すカウンターが非常に脅威。ただ、使用する瞬間に癖があるので見極めは可能。原作FFでは戦闘中の一定時間だけ特殊な戦闘形態を取るボス敵は多いので、その流れを汲んだものと思われる。

死んだ後、ゴールデンボーイの真相に迫るかのごとく色々と謎めいた台詞を飛ばすが、実際のところは……。

主な台詞:
「サアシネ・・・ウツクシサハギンナリ・・モノヲウツスカガミナリ・・・ミガカレテシネ」
「ダガアノオカタハ、ゴールデンムーンノチカラヲエテ・・・ハッシャベリスギタオユルシヲ・・・ギェエエ!」


【ヒントの竜王】(第153~154話)

彷徨いの荒野にポツンと建った一軒家に構えるボス。
倒すと荒野を脱出するためのヒントをくれるのだが、その内容の分かりづらさに定評がある。しかも更に話を聞くと回りくどい上にスタート地点に押し戻すという悪鬼外道のようなトラップヒントも出してくる。
この世界はヒントが解けないと荒野を何週もしないと行けない上、一周するのに6時間ぐらい掛かるので、プレイヤーへの精神的ダメージも甚大だ。
一応、三周目に入るとファンニャーが分かりやすいヒントをくれるので察しの悪いプレイヤーでも何とかならなくもない。

戦闘パターンはHPの低いキャラに強力な単体魔法を唱えてくるというスタイルなので、リフレクで必勝パターンに持ち込める。攻略にカーバンクルが使われた様子はないので、全員にリフレクを貼ると行動パターンが変わるぐらいはありそうだ。大人しくHPの低いキャラにリフレクしよう。

主な台詞:
「私は・・・ヒントの竜王・・・倒せばヒントあげる・・・」
「良く観察せよ・・・これが精一杯のヒントだ・・」


【ワームホール・オブ・ワーム】(第154話)

彷徨いの荒野の果て、最後の出口であるワープゾーンと見せかけてボスだった。

異次元の魔物、メテオを使う、そして戦闘中はベリュル達を吸い込んでくるなどの特徴を見る限り、原作FF5のアトモスが元ネタか。本家アトモスはコメット以外に時空魔法も操るが、ワームホール・オブ・ワームはその時空魔法が弱点である。グラビデで割合ダメージを与えられるのでどんどん削ろう。
吸い込み攻撃はエアロで吸い込まれる速度を低減できるようなので、グラビデのダメージが少なくなり始めたらエアロガに切り替えたりしよう。メテオで焼かれた味方の蘇生を焦らなければ何とかなるはずだ。

主な台詞:
「私に吸い込まれたらが最後・・・是認吸い込まれたら最後・・・異次元で魔界の塵となり死ね」


【デェヤンニング・ソルジャー】(第155話)

マダラポリスのスラムの番人にして、かつての英雄。それがデェヤンニング・ソルジャーだ。FFSではかつての英雄はことごとく堕落しており、こいつもその例に漏れなかった。
ゴールデンボーイの配下、ダイヤモンド一等兵となり襲ってくる。かつての英雄が一等兵とは、妙にリアルな没落を感じさせる。

また、直前に出たアイアンは二等兵なのだが、鉄から一階級上がるとダイヤモンドなのもなかなかぶっ飛んでいる。ゴールデンボーイはもうちょっと階級制を分かりやすくしてあげたらどうだろうか。

しかし、戦い始めると流石は元英雄。ジョブを極めたとの台詞は嘘ではないらしく、ジャンプや調合、召喚を使いこなして手強い。ただ、ここまで数多の決戦を乗り越えてきたベリュルの敵ではなかった。

倒すとジョブ合成システムが解禁される。
オーブポイントでジョブを増やしているプレイヤーは嬉しい悲鳴を上げるだろう。同じジョブ同士も合成できるのだが、合成可能なジョブはキャラ数で決まるのだろう。ベリュルのナイトと、メリアナニーのナイトを合成することで、ベリュルかメリアナニーのどちらかがロイヤルナイトになれるといったような形か。
このシステムがいつまで存続しているかは不明だが、今後ともFFSのジョブは増えていくし、ジョブ可能キャラも増えていく。色んなジョブを混ぜたらいい好きにしたらいい。

主な台詞:
「私はジョブを極めた・・・ココを通すわけには行かない・・ジョブマスターたるは、私ゆえんだ!お前は渡さん!死ね!」

【メッキ小僧】(第156話)

旅の果て、遂に辿り着いたゴールデンボーイロイヤルポリス。
ゴールデンボーイの邸宅の最奥、ボスの部屋にいたのはゴールデンボーイ……ではなくメッキ小僧だった。

メッキだが強さは一流との触れ込みで、苦労させられたが何とか倒した。
特に厄介な技を持っているわけではないようだが、プレイヤーはジョブ合成システムの入手直後であり、低ランクのジョブを装備しているであろう事が苦戦の原因か。

主な台詞:
「メリアナニーか、かつって我々を脅かしたお前だが、俺たちのほうが強い、メッキははげたが殺すので死ね」


【ゴールデンボーイ】(第123話登場~第157話まで多数登場)

第123話の登場時にダンナーザを連れ去って以後、エクスオール編を挟んでベリュル達と戦いを繰り広げていた男。初出時の表記はゴールドボーイ・ヘングル
メッキ小僧を倒したベリュル達、更に深まる謎の中、ゴールデンボーイを倒すために旅を続けるとおもいきや、新たな世界で何とベリュル達に倒されることなく死んでいた。

死因はダンナーザの斬撃。
とうとうベリュルとの直接対決は行わないままストーリーから退場した。
複数エピソードにまたがるボスということでダンナーザの去就も含めて気になっていたキャラクターを、予想の遥か斜め上からぶった切った展開には多くのプレイヤーを驚かせたことだろう。

しかし、こいつが与えた最大の衝撃はむしろその死後の扱いであろう。
詳細はファルファルス・ファルファの項に示すが、鮮魚でもないのにあんな扱いを受けるとは……多くの部下を従え、ベリュルを倒すべく暗躍を繰り広げた男の、何とも無慈悲過ぎる結末であった。

主な台詞:
「ダンナーザ待ってたぞ愛はここにある」(第123話)
「フフ・・・チュラミア、お前は女神の生まれ変わりだ・・」(第152話)


【ファルファルス・ファルファ】(第157話)

支配者団体イートフードオブデスの総本山、舞地獄山にてベリュルを待ち構えていた男。
彼の名はファルファルス・ファルファ。あのエクスオールの弟にして、かつてはバイオ研究学部に所属していたベリュルの同級生。

バイオ研究学部では野菜と生物を融合するバイオテクノロジーを研究していたらしく、その成果として舞地獄山で生きている野菜人間を創りだした。ちなみに野菜人間、美味しいらしいです。パーティの女性陣の内、誰が食べたのかは不明。台詞からするとファンニャーっぽさがあるが……。

更にバイオテクノロジーは進化を留めること無く、野菜とモンスターの融合も成功しているようで、舞地獄山のザコ敵はファルファルス・ファルファが創ったとみて間違いないだろう。

また、本人は科学者というより料理人を自負しているらしく、実際に刺身を作ったりしている……ゴールデンボーイの刺身をな!

同級生かつボスの弟、そして目下のボスを料理した男というなかなか因縁深い相手だったがあっさり倒され以後の登場も今のところ無い。戦闘中は【包丁】を移動無しで使ってくるらしい。
ベリュルも包丁で刺せばいずれ死ぬというのは第142話で証明されており、なかなかの妙手だったが所詮は単体攻撃。蘇生をきっちり行えば何とか戦えるはずだ。なお、本人曰く「情けないほど弱い」との事なので、もしかしたらゴーレムを使った完封も可能なのかもしれない。

倒すとアブソではない何者かに従っていたことが明らかになり、野菜と人が分離する。
どうやら野菜と人間の融合は、科学による不可逆なものではなく、ファルファルス・ファルファの力で一時的に合わさっていたようだ。

※念の為に解説すると、【包丁】は原作FFシリーズに登場するトンベリが使う技であり、ゆっくりとプレイヤー達に近づいてから【包丁】でザックリ刺してきて大ダメージを与えるというホラーっぽさも相まって中々に恐ろしい技だ。

主な台詞:
「私はファルファルス・ファルファ、エクスオール弟だが、情けないほど弱い・」
「ココは・・あの方の胃袋を満たすただの別荘世界にすぎん・・・お前たちは一つ壊したに過ぎん・・・」

【セリュバーバ】(第158話、第159話)

メリアナニー達がベリュルと分かれてから、人数が少ないので手を貸してあげるといって仲間になった男、セリュバーバ!
戦闘することはないので、厳密にはボスでは無い。

初登場となる第158話では、ファンニャーなみに唐突なパーティへの加入がなされており、プレイヤーを驚かせた。ただ、第159話で上述の説明台詞が入るため、これに関しては単純に書き忘れただけなのかもしれない。
ベリュルがセリュバーバを知っており、最初に永遠の矢を受けた場所はエルフの里近くで加入した可能性が高い事から、セリュバーバ自身もエルフだった可能性はそれなりにある。
その場合、髪は美しい銀色との事なのでダークエルフか。一人称は僕。ボクっ娘属性持ちのプレイヤーには申し訳ないが、男性である。

妹であるセラミナの為にベリュル達を罠にはめたようだが、今のところセラミナに関する追加の描写はなく、最後に黄昏れていた事も含め謎が多い。

漁村の世界で手に入れたハンムラビの欠片についても謎のままだ。

ベリュル達も彼のことを忘れることは無いだろうが、思い起こされることもないだろう。
悲しい物語なのだ。

主な台詞:
「すまない・・でも、すべてはセラミナ・・・僕の妹のためなんだ・・」
「頼む・・僕はもう病気で余命もいくばくだ・・ベリュル・・君たちなら妹を助けてくれる・・・」


【ファイバックラッサ・光の降臨】(第160話)

ボスオンパレードの世界のトリを飾ったボス。

ダンギャステルやマリアリスといったこれまでのボスをベリュルに倒させ、その恨みと力を吸収してパワーアップを果たした。

第160話までのボスが続々登場となると、少なく見積もっても150近いボスを倒すことになるので非常に大変だ。ただ、ベリュル達は順調にレベルアップを果たしているので後半の一部ボスを除けばそこまで苦戦することもないだろう。
ボスからしか盗めないアイテムなどがある場合は、こういうところで回収するのもボスラッシュの醍醐味だ。

ファイバクラッサ・光の降臨は全てのボスの力を吸収しているだけ有り、ステータス・攻撃技は全ボスのいいとこ取りで非常に優秀。だが、吸収したのはメリットだけではなく、デメリットも合わせて自らのものにしてしまったらしい。これまでのボスの弱点という弱点が全てファイバクラッサ・光の降臨の弱点なのだ。
一撃必殺の弱点は無いようだが、スリプルも効くようなので眠らせている間に体勢を整え、高火力の属性攻撃をバシバシ撃ちこむのがいいだろう。サンダーに弱いボスが多いので、こいつにもやはりサンダーがよく効くはずだ。

主な台詞:
「私は今までのボスのいいとこ取り・・ステータスも、一番高いものになり、技も豊富」
「そう・・・私の名前は・・・ファイバックラッサ・光の光臨・・・・さあ・・・恨みは恐ろしいぞ・・死ね・・」

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最終更新:2015年09月26日 18:43
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