第161話~第170話ボス



【邪神ミババ】(第161話)

チュラミアの女神の力を抑える封印の一つ、ワールド修道院の鐘に化け、リーンゴーンという鐘の音で信者を化物に変えていたが、チュラミアに正体を見破られ、ありえない形に変身。ベリュル達に戦いを挑んだ。

鐘の音が舞台装置の要になっているのは、原作FFではあまりみないがアークザラッド2など、RPGの王道設定といえる。また、原作FF7では鐘の音がBGMに多用されている。ただ、FFSでよく元ネタとして使用されるのはSFC以前のスクウェア作品が多いので、よくある設定が被っただけの可能性が高い。

邪神だけあり、その実力は中々のもの。4人となったベリュルパーティーだが、回復役を一人二人用意し、常に回復は絶やさないようにしたい。現時点でのチュラミアのパラメータは素早さのみ99になっており、攻撃面ではまだ活躍が難しいので彼女にアイテムを積極的に使ってもらい、回復役の軸に据えると攻防のバランスが良いだろう。

倒すとチュラミアの封印が一つ解け、力のパラメータが99となる。
チュラミアの愛刀マサムネの強さを発揮されるのはここからだ。攻撃面でも主力を担えるようになるのでどんどん頼ろう。

邪神ミババはチュラミアの封印を誰かに命じられて守っていたようなのだが、元々チュラミアを警戒していたゴールデンボーイは既に死んでいるので、他に誰か黒幕が居るのか、それとも邪神ミババにはまだゴールデンボーイの訃報が届いていないのか……。

主な台詞:
「ギェッギェッギェッギェ・・・ばれては仕方ない・・だが封印解けないお前」
「我、邪神ミババ・・・チュラミアよ、今こそ肉体とともに死ね」
「グム・・封印がチュラミアの一つ女神の封印が解けてしまった・・お許しを・・あのお方・・」

【マシンキング】(第162話)

レースが行われている世界にて、本編顔負けの非常に練りこまれたレースゲームを勝ち抜いたその先でベリュル達を待っていたのは死のトロフィーであった。そう、マシンキングはレースに早いチームを皆殺しにするためレースを開いていたのだ。
特にベリュルを狙っていた訳では無く、そもそも何で早いチームを潰していたのかも謎だ。マシンキング自身はレースで勝てなかったが、レースの優勝者を殺せば自分が優勝であるという良く分からない考えに思い至ってしまったのかもしれない。

なお、マシンキングは早いチームを殺すということなのでレースゲームが苦手でも何度もチャレンジしていればライバルが上から順に死んでいくという救済措置もあるやも。

何らかの前触れもなく襲い掛かってくるので大変だが、ここで負けたらレースからやり直しになる可能性が高い。意地でも勝とう。

特に明言はされていないが、マシンそのものなのでサンダーに弱いはずだ。チュラミアのマサムネを主体に、手の空いた味方にサンダーを使ってもらおう。
攻撃手段は多彩だが、炎属性の攻撃が多いようなのでまずはしっかり炎耐性を。ガソリン津波の後の火炎放射は多分大爆発を起こすぞ。

主な台詞:
「おめでとう・・・さあ死ね!」
「おのれ・・一位は私だ・・私は永遠の優勝なのだ・・・ハハハハハ・・・・」

【ギルギルファイア】(第163話)

占いの館の世界にそびえ立つ塔【ドラゴンのしっぽ】。頂上で占い師ミルキーウェイ・マナを捕らえ拷問していた真の黒幕こそがギルギルファイアであった。
初登場なので知らないプレイヤーもいるだろうが、かつてギルギルファイアはあのパワースペックパワーズに所属しており、それを崩壊させた男でもあるのだ。

ただ、パワースペックパワーズ(PSP)は第155話に登場したベリファリバンの口から「ダイレクトストライク(DS)に負けて解散した」との証言を受けているので、ギルギルファイアが直接PSPを崩壊させた訳ではないようだ。

その上、PSPは第109話にてベリュルとダンギャステルのコンビの前に破られており、これがPSPの解散理由の可能性も高い。そうなるとギルギルファイアは一体、何をどう崩壊させたというのか。
真の敵は無能な味方とも言うし、ダイダラギタラをPSPのリーダーに据える為に暗躍していたのかもしれないが、戦闘スタイルを見る限りダイダラギタラ同様の単純明快なパワー特化型なので、そんな策を弄するようにも見えない……。

ギルギルファイアの力はステータスにして160。それに対してPSPリーダーだったダイダラギタラの力は【ベリュルの50倍はあった】……流石にここまで進んできたベリュルの力のパラメータが3以下とは考えにくい。命中率も20%とやたらに低いし、もしかして相当弱いのでは?

主な台詞:
「ははは、俺こそがパワースペックを崩壊させた真の黒幕・・・占い師は未来を占えるので便利なのだ」
「奇麗事もたわけが!ならば己で俺の力に打ち砕かれて・・・死ぬがよい」


【ヒドラ・オブ・オロチ】(第164話)

ドラゴン、龍、竜の三派にわかれ争う世界の真のボス。
ベリュルパーティーを分割して三体のボスをバラバラに倒さなければ出てこない隠しキャラだ。オーブポイントを2も貰える上、倒すことで後の召喚魔法をゲットするフラグにもなっているので是非とも挑戦したい。

まだファンニャーのレベルがベリュルやメリアナニーに追い付いていない時はちょっと鍛えてあげたほうがいいだろう。

しかし、この世界はドラゴンたちが互いにいがみ合っていた筈なのだが、ベリュルという強力な外敵が現れたことで遂に力を取り合ったと考えると感動的な話だが、結局ナントカ倒されてしまったので無駄だ。
悲しい物語なのだ……。

主な台詞:
「それはどうかな」


【デスサンタ&デストナカイ】(第165話)

雪国アイランドアイスランドでチュラミア最後の封印を守っていたはずのボス。特に封印が解けるシーンは無かったが、まあ、チュラミアの魔力は元に戻ったのだろう。

デスサンタは人形と子供を入れ替え、ちょうどカッコウのヒナのように人間に育てさせ、元々の人間は食べるという口にするのもおぞましい悪事を働いていた。しかも、カッコウと違い、取り替えられた子供は自らが人形であることを知らず、気づくこともない。あなたも実は人形かもしれない……と、プレイヤーに畏れまで与えてくるという名ホラー回であった。

悪事を露見させないという意味ではFFS屈指の完全犯罪者だったが、ベリュル達と鉢合わせしたのが運の尽きで殺された……と思いきや真のボスはサンタではなくトナカイ! 

デスサンタは人間が憎いだけのただのゴブリンであり、デストナカイこそが裏で糸を引いていたのだ。真っ赤なお鼻は子供の血、体毛は子供の髪の毛、危険源は端から殺していくので暗い夜道も安心だ。

倒すとゴブリンがかつて交代したという良いサンタが夜空に復活した……のだが?

主な台詞:
「フフ・・・人形を子供そのままにし、プレゼントをおいて其の時子供と人形を入れ替えるのだ」
「食うわい・・余った骨や皮等で、新しいプレゼントを作りまた世界を回り子供をさらう・・・」


【真の暁の戦士】(第166話)

チュラミアの封印を解いたのも束の間、新しい世界で孤立してしまったベリュルの前に現れたのは、真の暁の戦士を名乗る4人の敵だった……!

メンバーは、ジャジャ、ジャッカルソード、エリアセス、斧使いの4名。

一応、この4人の中ではジャジャがリーダーなのだが、後に大活躍するエリアセスや、勿体ぶり系の解説キャラとして輝くジャッカルソード、やたらとコア層に人気のある斧使いと、他のメンバーに比べて影が薄い。
一応、ジャジャもメンバーの斧使いから「兄者」と呼ばれるほどには慕われており、リーダーとしてはちゃんと仕事をしていたようだ。

この戦いは負けイベントであり、ゴーレムやケアルが、アレイズまでも敵が駆使するので諦めよう。倒されてしまったベリュルだが、エクスサンダーの時などとは違い、負けても直ぐに立ち上がり、引き分け覚悟で最後の一撃を見舞う。
ベリュルがイベントでカッコイイ戦闘を見せる久々のシーンである。

4人旅が安定し始め、遂にチュラミアの力も開放されたタイミングで起きたハプニング。製作者としても、このまま同じパーティで旅をするとダレてしまうという考えだったのだろうか。

主な台詞:
「くっくっくっ死んだわ、これで我らが真の暁の戦士!さあ崖から突き落とそう!」
「まて、兄者、俺の斧で首をはねたい!」
「よさないか!拙者には残酷な事は出来ん!」
「そうよ!一思いに止めを刺してあげないと・・・」


【ババジャラーバ】(第168話)

ベリュルと離れ離れになってしまったメリアナニー達が、不思議な神殿で出会ったボス。

ボスだけあって強く、真の暁の戦士のうちジャジャと斧使いを倒すほどの実力を持つ……のだが、遂に魔力の封印を開放し、圧倒的威力のフレアが打ち放題なチュラミアの敵ではなかった。古の機械とのことなのでサンダーに弱いかと思われたがそれすらなく、単純火力で圧殺された。

しかし、4対1とはいえベリュルを圧倒したはずのジャジャと斧使いは割と情けない。一応、この二人は回復魔法を持っていなくて、ボスとの体力の削り合いで負けただけの可能性はある。

主な台詞:
無し


【ホワイティイエティとホワイト巨人】(第169話)

ホワイト魔物の闊歩する世界の支配者、ホワイティイエティは大都市の住民をどんどん食べるともっぱらの噂で、ホワイト巨人とともにホワイティマウンテンの頂上で待ち構えていた。
実は都市の人々を食べていたのはホワイト巨人の方だったらしいが、割とどうでもいい。


ホワイト魔物は雑魚でも雑魚とは思えないほど強く、急増パーティであるベリュル・エリアセス・ジャッカルソードの3人では厳しいかと思われたが、じっくり攻略すればナントカ倒せた。

二連戦だし相当きついはずだが、特に技解説もなく倒された辺り、ホワイトドラゴンより明らかに弱い。見掛け倒しだったのか? 
あるいは、「ホワイティイエティを先に倒した」事が大きなポイントだったのかもしれない。
第168話において、ホワイティイエティを倒さないと逃げられない、との台詞があったが、これは「世界を捨てて逃げだせない」という意味ではなく、そのまんま「ホワイト魔物の戦闘からは逃げられない」という意味だった説である。
ホワイティイエティを倒せば、ホワイト巨人からも逃げられる。道中の強敵からも逃げられる。一旦帰って宿屋で回復してから挑むのも可能なはずだ。
【じっくり攻略すれば】とのアドバイスもあるので、ホワイト巨人へのダメージは原作FF5のデスゲイズのような累積方式かもしれない。

いずれにせよホワイティイエティを倒した後は焦りは禁物。腰を据えて取り組もう。

主な台詞:
「白く染まり死ね」


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2015年09月28日 23:26
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。