第1681話~第1690話


ツイッター(FINAL FANTASY S)より


第1681話

(2017年6月19日投稿、2017年8月22日掲載)

殺さないで・・・・
「こころすなんてとんでもない!」
「嘘!嘘よ!あなたたちいっぱい仲間を殺したの知ってるんだから!」
「でででもだった違うんだ!俺らのとこがやつらが侵略で!鬼が人間食べて侵略!」
「助けて・・・ころさないで・・・・うう・・・助けて・・」
「そそんなことしないのだ!だれかたすけて!」
ガチャ・・・
「あーおいしかった・・・遅れてごめんね!あら・・・どうしたのベリュル」
「エンデバー!たすけて!」
そしてエンデバーが少女をなだめた・・・
「本当に殺さない・・?」
「ええ・・・戦闘員でないものや襲ってこない相手には危害を加えないわ・・・」
「ほんと?」
「ええ・・・あなたはいったい?どうして無事なの?」
「わたし・・・倉庫管理の事務員・・・ダビスターニャよ・・・この戦艦で働いているの・・・」
「時給いくら」
「ベリュル!そう・・でもほかの鬼さんたちみんな事故で死んじゃったのにどうしてあなた無事でいるの?」
「わたし・・・スーパーバリアの術が使えるの・・・秘密だけど・・・ばれると戦闘員にされちゃうから・・・」
「衝撃の瞬間バリアで耐えてたのね・・・」
「うん・・・本当に殺さない・・?」
「ええ・・・この戦艦あなたたちのパラドクスに向かってるようね・・・着いたら故郷に送ってあげるわ」
「本当・・?帰れるの・・・?もう二度と帰れない覚悟でっていわれたのに・・」
「そそうなのだ!だから泣かないで!そうだ!メッガイダーとカノヨンと話するといいぜ!あの人たちも一応鬼みたいだし」
「あなたたちの仲間に鬼いるの・・?」

ふと気づくとカノヨンたちとダビスターニャが会った
「あなた鬼なのね・・・角以外私たちと変わらないわ・・・」
「あなたたち・・・角のない鬼なのね・・・よほどちからがないようね・・・鬼として最下級かしら・・」
「そうなんだ」
「ね、あなたの故郷について聞かせてくれる?ダビスターニャさん・・」
「ええ・・・」
「じゃこの子はカノヨンたちに任せて俺たちはもうちょっと船冒険しようぜ」
「あ!チョコレートとってくるね!」
「エンデバー」
「そうそう・・・ここから北に図書室があったわよ・・・先に行っててね!」
「わかったのだ漫画あるかな」
鬼たちの漫画・・・

第1682話

(2017年6月19日投稿、2017年8月23日掲載)

そして図書室についたベリュル・・・
「うーん誰もいないなあ・・・さて漫画あるかな」
ないが、いろいろ面白い資料があるので見てみよう
「ふむ・・・人間たちの次元パラドクスは・・・恐ろしい人間という生き物であふれている・・・科学で対抗するしかない」
とか
「0次元にはなにもなかった・・・活路を見出すにはやはりパラドクスを出るしかないと・・・ドクターブロイドの言い伝えがある」
とか
「鬼のパラドクスの一部はすでにちぎれ穴から超空間に放り出された鬼たちの残骸は超空間生物に食われてしまう」
とかいろいろだそしてしばらくして・・・
「待ったー!?ごめんね!」
「エンデバー!」
両手にいっぱいチョコレートを持ったエンデバーが到着した
「さあさあ一緒に情報探しましょう!」
エンデバーと行動が一緒になり、本を読むことになった・・そして
「伝説の勇者という本があるわ・・・」
「読んで読んで!」
「ええと・・鬼パラドクス全体に言い伝えがある・・・スーパー預言者のモスタイガームダスの預言書にはこうかかれている・・・カリカリ」
「なになに!チョコ一個ちょうだい」
「鬼パラドクスが危機に陥るとき外から救世主がやってきて危機を救ってくれるかもしれない・・・そして・・はいチョコレート」
「そして!カリカリ・・うまい」
「滅びを定めた天の使者を必ずうちたおし再生の道を授けてくれる・・・そのものは・・・ちゃんとゴミは捨ててね」
「そのものは・・わかったのだ・・・」
「金髪で肩よりちょっと長いストレートロングで頭にカチューシャしており」
「しており」
「きりっとして優美で可憐で・・・勇者の剣を帯刀し勇者として最強の力を兼ねそろえる天使のような女性である・・・彼女は鬼ではないだろう」
「ふうむ・・・なんだかみたことあるな・・・つい今目の前で・・・あああっ!」
「どうしたの?」
「この記述エンデバーそっくり!」
「ええ・・・まさかそんな」

ふと気づくとびっくりエンデバー
「続き読んでみようぜ気になる」
「え・・ええ・・・そのものはわれらの敵ながら敵ではない・・・かつて勇者の血を追われそうになった悲しみから強さを知り」
「知り」
「あとはそれぞれの村や次元・・町などに伝わる伝説を・・・必ずや実現してくれるだろう・・その伝説は自分の目で見るが良いそして」
「そして」
「その勇者は必ずこの本を見て・・・我らを救ってくれるだろう・・・古の預言者モスタイガームダス」
「なっ」
「これは・・・いったい・・・・」
すると戦艦ががくんとし、メリアナニーがベリュルを呼びに来た!
「なんだ!いまの!」
「ベリュル!動力炉が大変よ!!今すぐ着て!」
動力炉の異変!

第1683話

(2017年6月19日投稿、2017年8月24日掲載)

動力炉へ急げ!
「あの本・・気になる・・・」
「エンデバーいそごう!」
「え・・ええ!」
チラリと本を振り向いたがいまは動力炉に急いだ・・・
「そしてついた」
すると・・・台座にある灰がものすごいエネルギーを発していた
「ここれは・・・」
「オーバーヒートしちゃいそうよ!すごいエネルギー!!」
「やばい水かけないと!ばけつ!」
『まつのじゃ・・・』
「な・・なんだこの声は」
『この船の動力を最大まで発揮させてやる・・・はやく帰りたいのじゃ・・・』
「なんだ」
『あと1分でこの船は・・鬼のパラドクスにつく・・・』
「あと一分!」
部屋から出てみると外の景色がもう全部線というかすごい速さ光とか問題じゃないレベル
「なんかわからんけどすごい!うわ・・酔ってきた・・さて・・・じゃあみんな出口で待機していよう!」
PT編成ができるようになり前の状態になりみんなで出口に行くと・・・
「おおカノヨンたち!ダビスターニャももうすぐ故郷に帰れるな」
「ええ・・・でも・・・やっぱりあなたたちはここで死んで!」
「なっ!」
ダビスターニャが突如襲ってきた!
「バリアー!」
「なっなんの攻撃も通らない!」
「絶対にここは通さない・・・鬼の敵と分かってわざわざ自分たちの世界に入れるわけには・・私も鬼の端くれ!」
「ででも」
「ここを通りたく場私を倒してからいって!」
バリアーは30秒ではがれるのでナントカ倒した・・・

ふと気づくとダビスターニャを倒していた・・・
「ななななんてことだ・・・おいしっかりせい!」
「うう・・・もうだめなのね・・・私たちの・・・パラドクス・・・」
「そそそんなことないぜ!」
「おねがい・・・私たちを滅ぼさないで・・・うう・・死にたくないよう・・・おかあちゃん・・・ガウハブッシュ!」
「ななななダビスターニャーーーーーーーーーーーー!死んだ・・なんてことだ・・・・」
だが死体は粉にはならなかった・・・そして戦艦は止まった
「どうやら・・・着いたようね・・・とうとう・・・」
鬼の世界・・・
「ちょっと待つんだ・・・」
ベリュルのポケットから声がした・・・

第1684話

(2017年6月19日投稿、2017年8月25日掲載)

ポケットの中には
「ななななんなのだ!ポケットから声が!」
「ベリュル何を隠し持ってるの!出しなさい!」
「ダダンナーザ・・・やめるのだくすぐったいのだアハアハアハ!ウヒヒ!エヘヘ!」
すぽっと取ったのは一本の骨だった・・・
「あら・・・もうなにこれ・・・へんなゴミ拾ってあなたはもう!また!」
「あ・・いやこれピョンの骨だ・・・ベベがいらんていうから持ってたんだ記念に」
「ええ・・これがしゃべったの?」
「そうだ・・・おれだピョンだ」
「うわっ骨がしゃべった!」
「キャア!ポイッ!なげすて!」
「ガコッいて!なにをする!・・・どうやら鬼の大地についたようだな・・・」
「骨がしゃべった!お前本当にピョンか!骨のまま生きているとか!」
「いや・・もう死んでいる・・・その骨はお前たちといることで炭にならずすんだようだから魂を急いで乗り移らせたのだ」
「器用」
「それより・・ここから先に本当に行く気か?」
「おう!」
「そうか・・俺の敵もうってくれた上に故郷に連れてきてもらった・・・礼をせねばらならぬな」
「霊だけにかハハハハ!ハッまさか死では」
「なにをいっている・・・お前たちはここでは侵略者・・・人間パラドクスの鬼と同じ立場になったんだぞ」
「ふうむ」
「つまり・・・死んだら炭になる・・・跡形もなくな」
「なっ」
「お前たちの常識とは違う・・・だが・・・俺は故郷で眠りにつくことができる・・・お礼に最後の力をさずけよう」
「おお」

ふと気づくとピョンのさいふぉの力・・・
「なにくれるの」
「ハアア・・・・鬼の加護よ・・・この者たちをうまくまもりたまえ・・てやっ!」シュイイン
「これで・・お前たちは炭にならずに済む・・・ふつうにアレイズとかで復活できるぞ・・」
「やった」
まあいつも通りってこと
「ではさらばだ!お前たちと会えた因と運と縁と恩は忘れぬぞ・・」
カランコロン・・・骨はころころ転がって去っていった・・・風と共に・・・
「感動的なのだ!さてではいよいよ出発だ!鬼たちをせん滅させてやるぜ!」
鬼の大地・・・

第1685話

(2017年6月19日投稿、2017年8月26日掲載)

ついにきてしまった・・・鬼の大地・・・ピカーン!ドカーン!ゴロゴロ
「降りてみよう・・・うわっなんだここは・・・!」
あたりは岩だらけで空は紫・・・雷があちこち落ちまくりあちこち頭蓋骨だらけだった!
「ここは地獄か・・・鬼のパラドクスのどのへん次元だろう・・・」
「それより・・・まずはダビスターニャを埋葬しましょう・・・」
涙に打ち明けダビスターニャを埋葬した・・そしてそのころ動力炉では・・・
『おお・・・わらわの故郷・・・これで・・・わらわも・・ついに眠れ・・ル・・・』
黒き灰は光り輝き消えていった・・・・さてそんなこととはつゆ知らずベリュル鬼の大地に立つ!
「とりあえず町とかで宿でも探そうぜ」
「そうね・・・」
とりあえず進むが雑魚もいきなり結構強くてやばい
「モッフルンバ、ホロホロ、ドントマイン、ブ・トラ・アチョンなど異様なモンスターだらけだ」
「生態系が全然違うのね・・・」
しばらくすると一人の少女が倒れているのを見つけた
「行き倒れかな・・・元気ですか」
「うう・・・おなかすいたよう・・」
その子はつのが生えていないがまあ鬼のようだった・・・5歳ぐらいの女の子だろうか・・・
「大丈夫かい」
「食べ物を・・なにか・・・」
するとエンデバーが出てきた・・・
「お口に合うかわからないけど・・・はいチョコレートあげる」
「!!!!!」
「すごい勢いで食べてる!キバがあるな」
「わあ・・ありがとう!ムガムガおいしい・・・!ああああ・・・!!!ねえねえおねえちゃんもしかして救世主?」
「なにかしら?」
「隠さなくてもわかるわ!言い伝え通りの・・・私たちを助けに来てくれたんでしょ!わたしグレバンディ!!ちかくの村にすんでるの!」
「え・・ええ・・・」

ふと気づくと救世主扱いのエンデバー気持ちはわかるが・・・
「わーい!村のみんなに報告だ!救世主が来たーー!」
「村が近くにあるのね?」
「うん!みんなに紹介したいの!救世主様がきたって!」
「そう、じゃあ案内お願いね・・・私たちここら辺は素人で・・・」
「ねえねえ・・・なんかやばい滅ぼしに来たなんて言えない雰囲気になってきたぜ・・」
「そうね・・・どうしようかしら・・・でもまずは情報を集めないと・・・勢いできちゃったからなにもわからないわ・・ここのこと」
そして鬼の村に着いた・・・・屋根に角が生えておりなんとなく鬼っぽい感じだ
「おお・・・救世主様・・・お待ちしておりました・・・!」
「え・・・あのわたしは・・・」
「いいんですわかってます・・・・救世主様は自ら救世主とは言わない・・・伝説通りです・・・」
「伝説?」
「この村に伝わる伝説・・・聞いてくだされ・・・」
鬼と救世主の伝説・・・

第1686話

(2017年6月19日投稿、2017年8月27日掲載)

救世主エンデバー!その姿は颯爽と・・・
「どんな伝説なの」
「噂によると・・・救世主は助けてくれるそうじゃ」
「もっとわかりやすく」
「この村に伝わる伝説・・・救世主がおなかがすいた少女をチョコレートで救い、この村を襲うモンスターを退治し」
「退治し」
「その宝を奪いこの村に寄付してくれるそうじゃ」
「宝!」
「モンスター?いったいどういうことかしら?鬼がモンスターに襲われている・・?」
「なにを当たり前のことに驚いておる・・今回は北の祠に封印されていた噂のモンスターが復活し鬼を食べているようなのじゃ・・・」
「どんなやつなのだ!」
「夜になるとこの村の地面から手だけを出していろいろまさぐり、偶然つかまった村鬼を引きずり込んで食うそうじゃ・・・」
「まあなんてこと・・・わかったわ・・・そのモンスターを退治してきましょう・・・」
「まじでやるのこいつら鬼なのに・・・」
「仕方ないでしょ・・助けたあの少女のうるってる目を見たら・・・」
「うわあ救世主様だあ」
「ふむ」
「じゃが・・・おぬしたち角が生えておらんようじゃの・・・」
「だって俺たち鬼じゃなくて人間・・・フガモガ」
「ベリュルしずかにしなさい!いいえ、なんでもないの!」
「フガフガ・・・ロウどうしたのだ・・・俺たちはー!にん・・フガ」
「エンデバー続けて聞いてあげて・・・ベリュルはわたしが抑えてるから」
「ふむ・・・まあともかく角が生えてない力のない鬼が本当に救世主か試させてもらおう・・・いけ!村一番の力持ちゴリックスよ!」
「フンガー!」
エンデバーソロでバトルだ!

ふと気づくとゴリックスを倒したゴブリン並みに弱い見た目は黒くすごい筋肉だらけだが・・・
「ウオース・・・つつよい・・・尊重・・この鬼救世主に間違いないンガー!」
「おお!おお!なんとつよい・・・ゴリックスを倒すとはすばらしい・・ではお願いしますじゃ!北の祠におるじゃ!」
「モンスターの名前は?何かわかることはない?」
「うーむどうも鬼食い人バリジャンキーという名前は伝わってきていますが・・・」
「人・・!?・・・・・まあいってみるかとりあえず」
そしてしばらく進むと祠についた・・・
「コンコンこんにちは誰かいますか」
「何者だああああああ・・・ゴガアス!」
「うわ誰かいるよー!エンデバー!」
「落ち着いてベリュル・・・あなたは何者?」
「貴様ら鬼だな・・・!食ってやるぞおおおお」
「俺たちは人間だぜ!」
「何?人間だと・・?」
人間・・・!?

第1687話

(2017年6月19日投稿、2017年8月28日掲載)

人間同士・・・
「なんで人間がここにいるのだ!」
「お前たちこそ・・・!俺は・・・ペチャ郊外ののモコラス村に住んでいた・・・」
「ペチャだと!」
「ある日村ごと鬼たちにさらわれ・・ここに連れてこられた・・・だが俺は隙で逃げてここに逃げ込んだのだ」
「ほう」
「だが・・・食べるものはなく・・・仕方なく弱い鬼たちを捕まえては食べてるうちに」
「うちに」
「あまりにもうまくて食べまくっているとすごい力がつき、ある日封印されてしまったのさ・・・」
「封印なんで解けたの」
「ここの世界中がなんだか・・壊れてしまいそうな気がする・・その振動で解けたようだ・・・ところで貴様ら」
「なに」
「久々の人間にあった・・・・なつかしい・・・どうだ・・・食わせてくれんか?」
「なっ!」
「鬼ばかり食べて栄養がな・・・それになぜか・・・無性に貴様らがたべたくなったのだああああああああああ」
「やばい!くるぞ!やはり村鬼たちのいうとおり、こいつを倒そう!」
「貴様ら・・人間のくせに鬼の手先になりさがったかああ!」
男は怒りと食欲で筋肉が凝縮し・・体中がへこみ顔もへこみ・・・目だけ飛び出て上半身の服が裸になり膨れ上がって襲ってきた!
「ばけもの!お前なんて人間じゃない!」
「ぐわおう!そう・・おれは鬼を食ってるうちに・・鬼になったのかもしれん!」
鬼食い人バリジャンキーが襲ってきた!
「食欲旺盛ね!注意しましょう!」
かみつき、キバ、のみこむなど基本食べる系の攻撃に加え
「食材を盗み食い!うめえうめえ!こりゃうまっ!ばりうまっ!」
「なっ」
なんとこっちの手持ちの食材を勝手に食ってパワーアップしてしまうこれは危険!だけどまあ力だけなのでナントカ倒した・・・
「オババ・・・き・・きさまら・・・だが・・・まだだ・・・俺の真の力・・うっ!?」
ドグシュ!男は強烈な剣で切られた!
「バシュウウ・・・うおおおおおおお!!!!おおう・・・かえり・・た・・・い・・・シュウウ・・・・」
「黒い炭となって散っていった・・・なんだったんだ・・しかし今の切れ味は・・ん?エンデバーじゃないんだ?」
「わたしは違うわ・・後ろから・・・あっ・・!」
「あなたたち何者・・?」

ふと気づくとベリュルたちの背後から何者かが出てきた・・・
「なっ何者だ・・!あっあなたはいったい・・・」
そこには・・ピンクのセミロングの髪をした鎧とマントを着た・・・三本の角の鬼が立っていた・・・美しい少女のようだ鬼だけど
「私のこと知らないの・・?よほど下級の鬼のようね・・・角もないし・・わたしは鬼勇者マリクションよ・・・」
「ほう・・・こっちは勇者エンデバーにんげ・・フガフ・・・ロウなにするのだ!」
「そうよ!私たちは下級の鬼!ね!ベリュル!わかった?」
「なにがなのだ」
「やっぱりね・・・でもなかなかやるじゃない・・下級の鬼がこんな凶暴な人間の化け物を倒すなんて・・・」
「それよりあなたはいったい俺はベリュル」
「ベリュル・・・?聞いたことが・・・まあ気のせいかしら私は村長に話を聞いてモンスター退治に来ただけよ・・・じゃあね」
「まっまってください!ききたいことが・・・いない・・・」
「今の何だったのかしら・・・さあそれより村に帰って報告しましょう・・・」
村に戻ると・・・なんと村が壊滅状態だった
「おお・・・ここれはいったい!あっ村長倒れてるどうした!」
「は・・話が違う・・・救世主様・・・あなたがたが留守の間・・・あそこに・・・」
村長は指さした先に・・・黄金の鎧と兜を着た鬼がグレバンディに剣を向けていた・・
「あ・・あれは黄金ズ!?なんでここに!」
黄金と鬼・・・

第1688話

(2017年6月19日投稿、2017年8月29日掲載)

黄金の鬼!?
「おい!そこの黄金ズ!その娘を離せ!!」
「なんだ貴様・・?・・・このパラドクスの住人ではないな・・・まさか貴様らが救世主とやらじゃないだろうな・・・」
「そうだ!俺たちはこの村を救いに来た救世主だぜ!人間だけど」
「人間!?ほう・・・人間が鬼の救世主だと?笑かすなばか!」
「それよりその子を離しなさい・・・!」
「マノン!」
「ん?貴様・・・貴様も黄金ズか?しかもその見た目・・・人間パラドクスの黄金ズか・・・」
「どういうこと・・・?黄金ズは私たちだけじゃないの・・・?」
「クク・・・なんだ人間パラドクスの黄金ズは無知なバカだったか・・むっそれよりなんでここにいる!仕事放棄か!?さぼり魔め!」
「それよりその子を離しなさい!」
「クク・・・滅びの定めに逆らう鬼どもは皆殺しにせねばならぬ・・・貴様らは人間とともにぬくぬくとしばらく平和にすごしていればいいのだ!」
「そうはいかないぜ!その子を離さないとお前を倒すぞ!」
「なに・・?」
ドサッとグレバンディは離された・・・だが血だらけだった
「人間・・・それと鬼もいるようだが・・・あとはさっきの田舎者の黄金ズか・・クク・・・まあいいこの私と戦うというのか」
「いうしかないぜ!」
「いいだろう・・・たまにはバトルを楽しみたいものだ・・・さあ何人でもいい・・かかってこい!」
「よしPT編成だ!」
ナスカを入れておこう
「準備できたか?」
「はい」
「ではこい・・・定めに逆らうものの滅びの定めを見せてやろう・・・!我が名は・・・ノ・ピューントーン!」
ノ・ピューントーンが襲ってきた!
「この次元の黄金ズは・・貴様ら鎧だけの田舎者黄金とちがい兜とセットの鎧になり鬼を支配し世界を動く・・年季と格が違うわ!」
「こいつも必殺技もちか!?」
「さすがに知っているな・・・わが奥義・・・・魔塔瘴気ブレイクキッスを食らうがいい!!」
唇を高速で連続で突き出しその風圧で仲間を吹き飛ばし大ダメージな上1ターン戦線離脱する大技だ!
「えいっ封印!」
「なにい!!!バカな・・・必殺技の封印だと・・・貴様いったい・・・!!」
そんなわけでそれ以外はごみなのでナントカ倒した・・・

ふと気づくとノ・ピューントーンを倒した・・・どうやら格が違った
「うがが・・・ばかな・・・鬼黄金ズが・・・こんな・・・ばかな・・そこの田舎者と思っていた黄金ズ・・貴様の名は・・・」
「私は・・・マノン・ペリーナ」
「なっ・・マノン族・・・!道理で・・ぐがが・・そそうとしっていれば・・いかん・・・くずれ・・・・ガラガラガラ・・・」
鎧と兜が崩れ去った・・・
「壊すまでもなく・・・それよりグレバンディしっかり!」
「ううう・・痛い・・・もうだめ・・私死ぬのね・・・さっきのに剣でいっぱい刺され・・・もう・・グフアッ!」
「グレバンディーーーーーーーーーー!!くそっ・・・なんかもうむちゃくちゃだ・・!救世主とかいう変な伝説も・・」
「いったいどうなってるのこのパラドクス・・・」
すると・・・鎧がはがれたさっきの鬼が立ち上がった・・・
「う・・うう・・・」
「やばい!」
するとさらにベリュルたちの後ろから声がした・・・
「ボッヒンバック!ボッヒンバックなの!?」
ふりむくと・・・さっきの鬼勇者マリクションが歩いてきた・・・ベリュルたちをスルーして立ち上がった鬼のもとに
「おお・・・鬼勇者マリクション様・・・わたしはいったい・・・」
なにがなにやら・・・

第1689話

(2017年6月19日投稿、2017年8月30日掲載)

鬼勇者マリクションとボッヒンバックとよばれた鬼男
「ボッヒンバッグ・・・私の師匠・・・黄金様たちに取りつかれていたの・・なんで・・」
「鬼勇者マリクション様・・・黄金様たち・・いえ・・黄金ズこそが・・われらの敵・・・」
「なにをいっている!黄金様たちに逆らうなど・・・あのお方じゃあるまいし!」
「あのお方は・・どうやら一部正しかったようです・・・そして・・・そこの人間どももわれらのパラドクスに侵略してきているようです」
「なにっ・・こいつら人間だと!?」
「なっばれたぜ!まいったな」
「なにをいうんだボッヒンバック!トキ様という伝説方が古より人間の大地をわれらように整えてくださるはずでは・・・まもなく・・・」
「トキなら倒したけど」
「なにを・・!まあいい・・人間とわかれば殺すべきだ!」
「お・・おまちください鬼勇者マリクション様・・・ですがその人間どもが黄金ズを倒したのもまた事実・・・・もしや・・・」
「うるさいうるさい!さあ覚悟しろ!よくもだましたな人間よ鬼勇者マリクションの剣を受けるがいい!!多勢に無勢とは卑怯な!」
「卑怯とか勝手に襲ってきておいて!」
「わかったわ・・ベリュル私が一人で・・・」
「エンデバー」
「覚悟ーーー人間ーーーーーーーーーーー!!」
「おまちくだされーーー鬼勇者マリクション様ーーーーーー」
人間の勇者エンデバーと鬼勇者マリクションの一騎打ち!
「この鬼勇者マリクション・・・人間キラーと名高いこの武器で・・・貴様らを粉砕してくれよう・・・!」
鬼勇者マリクションはエンデバーの目の前で新しい豪華な剣をりょうてもちした!
「エンデバーがんばー!」
「ねえ・・・ベリュル・・あの鬼が持ってる剣・・・見おぼえない・・?」
「ないけどどしたのメリアナニー」
「あれ・・まさか・」
さあバトルだ!鬼勇者マリクションの攻撃!みだれうちまくり!
「さきにやられた!エンデバーよけて!」
ベリュルのヤジがちょくちょくはいるが我慢だ
「よけられない・・・!いたっ!」
ダメージ1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!
「え・・?」

ふと気づくと鬼勇者マリクションの攻撃ダメージ1!
「こっこれは・・貴様鉄の塊か・・・!もう一度だ!」
1ダメージ
「エンデバー反撃だー!」
そんなわけでナントカ倒した・・・
「ば・・ばかな・・・この人間たちから奪ったという伝説の最強の剣をもってしても・・・人間とは・・お偉方の高級食料ではなかったのか・・」
「ベリュル・・・あれエクスカリパーの一種よ・・・」
「え・・あ!なるほど!アハハそれエクスカリパーだっ・・・フガモガ」
「負けた・・・人間に・・・鬼が最強では・・・そうだ科学・・・やつらが独り占めしなければわれらも科学の力で・・・そうに違いない」
「違うぜ心だぜ!」
「鬼勇者マリクション様・・そやつらは人間ですが・・・・むっ!?」
スチャッスチャッスチャッスチャッスチャッスチャッスチャッドサッザワワワワ
「突然周りが何者かに・・・いや雲霞の如く無数の集団に囲まれたぜ・・・こっこいつら・・・!」
あたり一面を黄金ズが埋め尽くしていた・・・キラキラして一面がきれいだ
「われらの仲間の命が潰えた気配がしたので来てみると・・・これはどういうことかな?ざわざわ」
「ボッヒンバックに取りついていたノ・ピューントーンがやられたようですね・・・ざわざわ」
「この鬼勇者の小娘にか?それとも・・・そちらの人間どもにか?ざわざわ」
「どちらにせよ・・ここで始末したほうがよさげでっしゃろ!!ざわざわ」
「せやんな!さあ殺戮だ・・・!ざわざわ」
「やばい1万人はいるぜ黄金ズ・・」
黄金の囲み・・!

第1690話

(2017年6月19日投稿、2017年8月31日掲載)

じりじり黄金ズの包囲網がせばまる・・・
「お・・黄金様たちに逆らったからだ・・・」
「鬼勇者マリクション様・・・それは違います・・・」
「マノン!どうしたらいいかなこのピンチ」
「全部倒すしかないようね・・・でも数がいくらなんでもちょっと・・・」
「人間よ・・・敵とはわかってはいるが・・頼みがある・・・」
「ななんだぜ鬼!」
「貴様らは・・おおかた・・あのお方を倒し・・われらを滅ぼしに来たのであろう・・・」
「もちろん」
「ベリュル!」
「いいのだ・・・モスタイガームダス様の・・真の預言ですべて分かっている・・・」
「なっなにものだその預言者もお前も・・」
「伝説のトキというお方の同時代の伝説の預言者だ・・・時空を移動できるトキ一族と時を見通すモスタイガームダス様が昔存在した」
「片方もう倒したけど」
「そして・・・この鬼勇者マリクション様は・・・そしてわたしは・・・」
すると黄金ズたちがさわぎだした
「オラァ!いつまでうだうだいってんだこいつら!ざわざわ」
「おうおう!なめたドラマやってねーでとっととぶちころしたらあ!ざわざわ」
「そうじゃ!さあ者ども!やっちまえい!!!ざわざわ」
黄金たちが思い思いにいろんなポーズでとびかかってきた!大の字や丸まったり、パンチしてきたり、水泳の飛び込みのようだったり様々
「ではあとは任せたぞ人間!われは空間を操る鬼の賢者ボッヒンバック!でやっイリュージョンオブルーリングワーピング!!」
シュイイイイン!!
「うわあ」
ベリュルたちは光に包まれ・・・・気づくと鬼戦艦まで戻されていた・・・
「はっここは・・アッ遠くで・・・・」
「ドーン!」
巨大な光が立ち上った・・・
「あ・・ああ・・・まさか・・・ボッヒンバックーーーーーーーーーーー!!!」
鬼勇者マリクションは泣き崩れた・・・

ふと気づくと鬼戦艦の医務室
「いまは寝かせてあげましょう・・・」
「でもいつ襲ってくるかわからないぜ!すごい綺麗だけどそこが心配!こないだ乗務員に襲われた俺たちだし」
「じつは・・ワープする前にボッヒンバックから手紙を託されたの・・それを読んであの娘泣いて・・そのまま寝ちゃったわ」
「何が書いてあったんだろ」
ドン!扉が開いた
「わわ!鬼勇者マリクション!剣をもって・・・やややるか!」
「ボッヒンバックのかたき討ちだ・・・!貴様ら・・・黄金ズを倒すのを手伝え!」
「ででもマノンの仲間だし・・・」
「私は平気よ・・・ここの黄金ズの存在すら知らなかったし・・・」
「話が早いな・・・この世界は私が案内してやる!かわりにかたき討ちを手伝え!この剣の力の限り!」
「いいけどそのエクスカリパー捨てなよ」
鬼勇者マリクションが仲間になった!だがちょっと変則的
「なにが」
「このパラドクス攻略中のみ、5人目として仲間になるようね成長もするし装備も変えられるわ・・だいぶ後のほうで本当に仲間になりそうね」
マテリアルは10個だジョブはナイトや侍など攻撃系のみ可だ
「しかも勇者なのに・・メッガイダーみたいに能力も覚えていく!エスパーみたいな」
「ただ・・地球にワーパーで戻ってるときはこの戦艦に残るみたいね・・・」
「そこのダンナーザとかいう女が教えてくれた・・人間のパラドクスで死ぬと純鬼の私の命は危ないとな・・・」
「しかし俺たち本当は鬼を滅ぼしに来たんだけどな・・・なんかむちゃくちゃなことになってきた・・」
混在混迷目的地獄・・・鬼の大地の始まり始まり・・・

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最終更新:2017年09月04日 16:07
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