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エキシルバニア

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特徴

ブラッド皇帝の独裁国家でモデルはドイツ。荒廃した土地ゆえか技術も他国より劣っているように見えるが、そうでもないようだ。
汚染された大気のおかげで兵士ユニットは顔色が悪い。ただし、兵士の装備は機動力と運動性を重視しており、兵器も重装甲に仕立てられている。これは、ブラッド皇帝はかつてのレギオンの敗戦の原因を兵器の安全性不足と考えたからこそのものでもある。(実際、それは正しい)
前作の中盤以降の敵。終盤でイングリッドに裏切られ、WF軍とツンドラ軍とソーラーエンパイア、ザ・レギオンとの三つ巴になった。
ユニットの多くは老朽化が進んでいるらしいがまだまだ現役。青色を基調に補色の黄色がイカす。
ツンドラ編とレギオン編、ソーラー以外の各ボーナスステージを除いた全ステージの敵軍がエキシルバニアでレギオンのボーナスステージでも少しだけ敵として登場していた為
フロンティア軍と同じ理由で敵軍としての出番が前作よりはるかに削減されており、今フロンティア編ではフロンティアとツンドラとの戦いのどさくさで数名のブラッドの手下が伝説の杖探ししているだけ、レギオン編ではストーリーテラー代わり、敵として戦うのはツンドラ編のみ。
プレイヤーが操作出来るのはWi-Fiのみ。イングリッドが死んだ為、殆どのステージのエキシル軍司令官はウーベル。

主力ユニットはバズーカ兵、特殊放射兵、ミサイル兵、軽重戦車、戦闘ヘリ、戦艦等がよく出撃してくるが、ウーベルの場合は防衛にしろ突撃にしろ的確に使うユニットを選び、ブラッド皇帝は出来る限り少数精鋭のみで戦い、イングリッドは主に爆撃機や戦闘機などの航空ユニットに極度に依存と指揮官ごとに使うユニットの傾向が異なる。
ちなみに前作では爆撃機やギガファイターなどの航空兵器を(主にイングリッドが)重宝していたが、制空権を失い対空兵器に襲われると弱いという弱点を全く考慮しない作戦ばかりイングリッドが立てていた為、今作ではブラッドとウーベルは地上戦だけで連合軍に挑んでおり、航空部隊の主戦力には半地上兵器である戦闘ヘリを選んでいる。


ユニット構成

  ユニット名       有無         ユニット名       有無    
兵士ユニット 車両ユニット
歩兵 偵察車
バズーカ兵 軽戦車
特殊放射兵 重戦車
ミサイル兵 グレートタンク
グレネード兵 対空戦車
MG兵(マシンガン兵) 自走砲
飛行ユニット 海上ユニット
戦闘ヘリ フリゲート艦
戦闘機 戦艦
爆撃機 超ド級戦艦
ギガファイター 潜水艦
輸送ヘリ 輸送船 ×


兵士ユニット

歩兵

ドイツ国防軍の様な軍服とガスマスクをしている
汚染された大気のせいで顔色が悪いがまったく肌を露出していないので見てもわからない。
リュックの後ろに手榴弾があるのだがなぜか使わない。
あだ名が「バグヘッド」だったり、前作ではザ・レギオンの怨念に乗り移られたイングリッドに「エキシルバニアのうじ虫」と呼ばれたりと虫呼ばわりされるかわいそうな兵士。
だが、今作では兵士ユニットで唯一喋っているなど割と優遇されている。

バズーカ兵『シュレッケンファウスト』

見た感じ大型のパンツァーファウストそのもの。レギオンの対戦車砲よりも武器が軽量化されている。
ブラッド皇帝のSS親衛隊がモデルであろうエリート部隊『ZZショック』はバズーカ兵の中でもエリート揃いらしい。
ドクロのマスクが怖い。マスクの下の素顔も怖い。
マスクで敵をビビらせるよりも視界を確保するべきなのが弱点。
シュレッケンファウストという名前はパンツァーファウスト+パンツァーシュレックだと思われる
ちなみに現実のパンツァーファウストはグレネードランチャーに近い。

特殊放射兵『ゴースジーンボンベ』

他国と違い毒ガスを噴霧する。健康的な生活をしているそうだがやっぱり顔色が悪い。
歩兵と違いマスクの部分は横から見るとスカスカ。
ムービーで緑色のガスでツンドラ兵がやられるシーンがあるが皇帝とウーベルは平気だった。日ごろから汚染された大気のもとで暮らしていると耐性が付くのだろうか。

ミサイル兵(前作では『対空砲兵』)『フラッカー』

レギオン時代の反省で機動力と視界の広さを重視した軽装となっている。
ナルシストっぽい顔つきだが、全員同じ顔なのを想像すると怖い。いかんせん顔色が悪い。
ナチスは白い肌と金髪を持つアーリア人こそが世界の頂点に立つ民族としていたが、エキシルバニアのはいくらなんでもやりすぎ。
前作では名前が対空砲兵、違いは低空飛行する爆撃機にミサイルを当てれないという、信じられない弱点を持っていたため、
初心者にも牽制程度にしかならず、上級者には空爆され放題だった。
名前がミサイル兵に変わったのはシュネルワースト社製の対空ミサイルを採用したからだろうか。
武器のモデルはFlakvierling38だと思われる

グレネード兵

戦闘服の色はエキシルバニア帝国のシンボルカラーの青で、
さらにピッケルハウベと呼ばれるヘルメットがモデルの角の付いたヘルメットをかぶっているため青オニというあだ名がある。
ストーリーモードや協力マッチではかなり厄介な敵として登場し、まさに青オニである。なお当然ながらツンドラ軍に赤オニはいない。
残念ながらプレイヤーが操作する機会はない。

マシンガン兵『バレルオルガン』

携行しているバレルオルガンと呼ばれるマシンガンは、1分間になんと1200発も連射することができる。
ちなみにウエスタンフロンティア軍のMG兵が携行するマシンガンの連射速度は1分間に2500発である。
モデルは初期の水冷式機関銃。

ショットガン兵(没)

前作及び、今作で登場予定だったユニット。
対兵士近距離攻撃を行うことが想定されていたが、火炎放射兵と役割が被るためボツとなったようだ。
エキシル軍のショットガン兵は、ラッパのようなショットガンを装備している。

車両ユニット

偵察車『ブラッドのワゴン』

恐らくモデルはSd Kfz 222。ニックネームは『ブラッドのワゴン』
Wi-Fi協力マッチステージ2でのみ出現。バズーカ兵で瞬殺だが、轢殺だけは注意。
それにしても、昔は無敵を誇る戦闘車両だったらしいがどのくらい昔の話だろうか、戦車は200年前からあるし。
まあ、今でも敵歩兵隊への轢殺突撃には持って来いなのだろう。
ウーベルマイスター1型はこの偵察車の事なのかどうかは不明。

軽戦車『ウーベルマイスター2型』

菱形戦車(第一次世界大戦の際に開発された初期の戦車)に砲塔を乗せたようなデザイン。倒れそうな形なのに抜群の安定感。
エアコンが標準装備されているのにハッチは開けっぱなし。
エキシルバニアの車両ユニット全般に言えることだが砲塔の位置が変で、操作すると違和感を感じる。
この軽戦車の左側には毒ガス放射器が付いていて兵士ユニットに大ダメージを与えられる。
(前作だと普通の火炎放射器だった。個性を出すために変更されたのだろう)
また、砲塔が少し右よりなので、対車両戦の場合は車体右を向けると車体が少し引っ込んで気休め程度に被弾しにくくなるはず。
モデルはマークⅠかA7V-Uだと思われるが、転輪はⅢ号戦車やⅣ号戦車を意識しているようだ。
三十年前にも登場しているがそのころからウーベルはいたのだろうか。
それともウーベルが現在の地位についたためブラッド皇帝が名前を変えさせたのか、「ウーベル」はエキシルバニア皇帝の家臣の名前で今のウーベルも何代目かで代々襲名が行われているか…。

重戦車『ウーベルマイスター3型』

ブラッド皇帝97歳の誕生日にプロトタイプが贈られたらしい。元ネタはティーガーの試作車がヒトラーの誕生日にお披露目されたエピソードだろうか。
それより前のエキシルバニア軍でアイアンレギオン時代と同じ物が重戦車として運用されていたとは思えないが。
三十年前には登場していないが説明文を見るとそれなりの期間がたっているらしい。一体何歳なんだ。
形状からしてシャールB1(ドイツ軍が鹵獲したルノーB1の呼称)とかに見える。
砲塔は小さいがその割に砲身がとても長い。実際後期のドイツ軍戦車は砲身が長かった。
車体正面に楔形の板があるが、これがレオパルド2A5以降の中空装甲をイメージしたものかは不明。
最終ミッションにうじゃうじゃいるがツンドラ軍グレートタンクにボコボコにされる運命。

グレートタンク『G-14型ゴライアス』

装甲列車を思わせる長い車体にバトルキャノンが牛の角のように生えている。
このデザインはかっこいいと思う人とダサいと思う人がはっきり分かれる。
モデルではないだろうが、形はリトル・ウィリー(世界初の実用戦車の試作)に似ていなくも無い。
ユニットファイルの説明によると主砲は超ド級戦艦、副砲は軽戦車の主砲と同じ物。超ド級戦艦の主砲は400㎜らしい。
ユニットファイルでよく見ると、車体後半が前半と接続されていない。
他のグレートタンクに比べて少し攻撃力が低いが、主砲の射程距離が長い。
3基ある機銃はすべて車体後部に固まっているため正面から戦闘ヘリに襲われると危ない。
前作ではボスキャラと似たような扱いを時折された。
しかし今作では咬ませ犬だったり、大量投入でやっとボスっぽくなるのが限界。
まぁ他国より圧倒的に出番が多いからインパクトはあるんだけどねぇ・・・。
ツンドラと同じくレギオンチャプター開始時ムービーに登場している車両は旧式。
レギオンのグレートタンクのデータで改造されて砲塔が回るようになって前作から見た目がかなり変わった。

対空戦車『フラッカー4型』

搭載しているのは機関砲に見えるが撃ち出すのはやはり対空ミサイル。
フラッカーという名前はドイツ語で高射を意味するflakのもじり。
外見はヴィルヴェルヴィントとゲパルト自走対空砲を合わせたような感じ。
車体は重戦車のものとよく似ているので、流用したものと思われる。
これはモデルであろうゲパルト自走対空砲もレオパルド1の車体を利用したことからだろう。
それとも、第二次世界大戦中にドイツが開発した対空戦車はⅣ号戦車の車体を使ったものが多いことからかもしれない。
砲塔が少し左よりだが誰も気にしない。
各国に先駆けてシュネルワースト社製兵器を採用したという。どこの国の会社かは不明だが。
兵器メーカーの取り合いになるくらいなので、関係も冷え込んでなかったのだろうか。だとしても前作に登場しているためそれ以前の話だろう。

自走砲『グロズベルザ』

恐ろしいことに運転席から前が見えにくい。それでもエキシル精神で動かしてみせる。
しかも、操縦手は砲手も兼ねているので狙いづらそう。それでもエキシル精神で当ててみせる。
列車砲の技術を利用している。しかしどう見ても列車砲を小型化して線路無しで走れるようにしただけ。
主砲はグレートタンクや超ド級戦艦の物とよく似ている。説明文を見ると既存の砲を流用したらしいので同じなら400㎜砲をつんでいるということになる。
ちなみにウーベルマイスターとは車体のことだと説明されている。
ドイツ軍では実際に80cm列車砲を自走化する計画があったがもちろんボツとなった。

巨大採掘メカ『X-1型』

英語名は「MINING SPIDER(マイニングスパイダー)」どう見ても車両ではないがユニットファイルでは車両ユニット扱い。
異常なほど高い耐久力を持ち、しかもちょっとやそっとの攻撃では全くダメージを与えられない。
しかし主兵装であるレーザー砲の威力は無視できるレベルであり、さらにレーザー砲自体は巨大採掘メカ本体にダメージを与えられないユニットでも破壊できる。
また、その高い煙突は飛行ユニットを敵味方問わず撃墜してしまう。
今作のラスボス的な存在で、伝説の杖をツンドラ国の氷河地帯から発掘するのに使われたが、ツンドラ軍のグレートタンクに破壊される。
Wi-Fiでは、街を破壊する為になんて使い方が間違っている上に爆撃機にすぐ破壊される。
巨大採掘メカそのものより護衛のユニットの方がずっと怖いのであった。

歩兵輸送車

レギオンチャプター開始時ムービーの片隅とコンセプトアートのみに登場。偵察車と似ているが後方に人が乗るスペースが有り前輪が車輪で後輪が履帯の半装軌車になっている。

飛行ユニット

戦闘ヘリ『ウルヘンヴォッカー』

テールローターが2つも付いていて、なんと側面の機銃部分の装甲は丸出しである。
そのくせに中々嫌な働きをしてくれる。
メインローターや一部の外装にレギオンのヘリの面影が残っている。
航空爆撃だけを考えていたイングリッドの戦略が当てにならなさ過ぎたため、今作のエキシルバニア航空部隊の殆どはこれ。
モデルはフレットナー Fl 282などの第二次世界大戦にドイツが使用した交差反転式ローターのヘリコプター。

戦闘機『ヴォッカーVr.1』

この戦闘機だけ何故かレシプロ複葉機。レギオンのものよりも安全性が考えられているがこんなんで張り合えるパイロットこそ最強ではないだろうか。
ただしプロペラが見当たらない。エアインテークと排気口のようなものはあるのでダクテッドファンなのだろうか。一応近づくとプロペラの音がする。
ユニットファイルでは排気口を上に向ける機構が描かれている。
ちなみに主翼構造はプロトタイプであるレギオンの戦闘機とコウモリを参考にしたらしい。主翼が布張りでなくなる、重装甲に設計されているなど、より安全や信頼に重きを置いた設計となっている。
名前はフォッカーDr.1のパロディ。

爆撃機『ゴルゴサ』

爆弾槽は左右2つあるのに右しか使わず、そのせいで狙いが定まらない。
しかも側面の機銃部は丸出し。急ターンしたときに兵士が落ちないか心配である。
さらに老朽化まで進んでいる。そのせいか、次世代爆撃機が開発されたが輸送ヘリになってしまった。しかもその輸送ヘリは30年前にも登場している。ソーラー軍の装備は200年前から変わっていないが。
Wi-Fiマッチ「ソーラー城の攻防」にて爆撃機が2機登場するユニットデータが存在しているが、様々な事情でボツになってしまった
仮に実装されていたらフロンティア軍に勝ち目はなく無理ゲーと化していただろう。
爆弾槽が機体の左右に付いているのでモデルはゴータ Gだと思われる。

ギガファイター『ゾルニアZ-1型スカイハンマー』

ラストステージでのみ登場。今作ではエキシルバニアのギガファイターしか登場しない。もったいない。
前作でのオースティン大佐の話によると、主要燃料タンクは機体後部にあり、そこが弱点らしい。
どこに当ててもダメージはいっしょだが、機体後部にはまともな兵装が無いので確かに弱点ではある。
多分スタッフがプレイヤーにギガファイターの弱点である後部を狙わせるために入れた台詞。
グレートタンク同様、前作ではボス敵とにたような扱いを時折受け続けた。が、今回はラスボスの護衛。
しかし爆撃は高威力なので、注意すること。
ユニットファイルではプロペラを上に向ける機構が描かれている。というよりエンジンの角度がそのままだとランディングギアの高さが足りない。
ゾルニアZ-1型という名前からしてドルニエ社製の爆撃機がモデルだと思われる。

輸送ヘリ『Gu-52』

作りかけの爆撃機を輸送ヘリに改造したらしい。それに反対して左遷させられた人がいるとか。
爆撃機の面影が少し残っている。爆撃機として完成していたら大きさはかなりのものだろう。
その大きさゆえ、ミッション中では車両ユニットの上に着陸して破壊するケースが多々ある。
名前の元ネタは第二次世界大戦でドイツ軍が使用していた輸送機Ju 52らしい。

海上ユニット


フリゲート艦『X-120型ヴォーリン』

作りかけの戦闘機から改造したらしい・・・どんな構造なんだ。なぜか水中翼船。
こちらも占い師の意見を聞いたブラッド皇帝に反対して左遷された人がいる。
戦闘機の面影がごくわずかに残っている。風防だけだが。

戦艦『XNSフェロック』

フェロック卿の名前からとられている。
この艦名のネーミングセンスはビスマルクから取ったものだろう。
他国はスクリューやら水圧推進などに手をつけているのに、外輪船。大丈夫か。
艦首の喫水線の下の出っ張りは衝角(ラムともいい、敵の船舶に対して体当たり攻撃を行うためのもので、現実世界では紀元前から使われていた。)をイメージした模様。
現実世界での衝角は兵器の発展に伴い20世紀前半には廃れてしまった。エキシルバニア艦艇はどこまで古臭いんだろうか。
なお、丸くなっているがツンドラ国の戦艦も横から見ると、衝角が付いている戦艦の形をしている。

超ド級戦艦

やっぱり外輪船、しかも露砲塔。それでも他国と撃ちあえるのが凄い。さすがブラッド皇帝の夢の中の舟。
煙の色からしてエキシルバニア軍の海上ユニットの燃料はネロサイトだと思われる。
もし前作にも海上ユニットが登場していたら、多分このユニットも時折、ボス敵のような扱いを受けただろう。
今作のストーリーモードのミッション19「突撃!!オウムガイの街」の前半の海戦ではボス敵扱いで登場時の艦影がかっこいいが、こちらの超ド級戦艦や潜水艦の攻撃受けると意外とあっさり沈む。

潜水艦『V-571型ゾルドフィッシュ』

前方にスクリューが付いている。というかスクリューあるなら水上艦にも採用しろよ。
ブラッド皇帝は外輪船が好きなのだろうか?
潜水、浮上するときになんかイヤな感じの独特の音がする。
名前の元ネタはUボート。U-571という潜水艦は存在したが同名の映画の方が有名。



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