パーソナル
身長:157cm 体重:42kg
B:82cm W:54cm H:81cm
ノウ・クライストが愛してやまない少女。ノウから「ソフィ」とも呼ばれる。
血縁ではないが、孤児という境遇から共に生きてきたノウに対して兄妹以上の愛情を感じている。
非常に過保護な兄のために半ば軟禁状態にあり、自分が住んでいる街がどれだけ危険な世界かをよく認識していない。
隔離街にあって、おそらく唯一と言えるほど無垢で汚れを知らない少女だが、その身体には
重大な秘密が隠されている。
彼女にとっての世界は兄の容であり、兄があるからこそ自分があり、兄以外のことを何も知らない。だがその代わりに彼女の総ては兄に注がれる、愛も想いなどの感情、そして怒りも。
誰かを憎んだことが無かった彼女だが、それも他人をよく知らなかったからで、そういった負の感情は人間ゆえに当然持っている。兄に何かあれば、彼女の他者を殺害できるほどの怒りはその原因に対して向くことになる。兄を助けるためなら、何人だろうと躊躇いもなく殺害できる。兄がどれだけ手を穢そうと、兄に生きていてほしい、自分のそばに居てほしい、それが彼女の偽りざる本心。
ソフィアルートでは彼女の怒りはベルゼバブに向けられ、彼に「魔群の器になるだけの、シンは持っててしかるべきか」言わしめた。ただ彼女のルートの終盤、無垢で純粋な想いが彼女とノウが共に生きていけることの決定打となった。
来歴
元は捨て子で、10年以上前にどことも知れない場所で一人死にそうになっていたところをベルゼバブに寄生され、蘇生した。
そんなところをノウに見つかり、そこで彼から名を貰い共に生きていくことになる。そのあとはかなり大事にされていたため、ここ十年ほどは傷を負ったことがない。
便宜上はお互いに出会った日を誕生日と定めている。
能力
宿す
罪は『暴食』
魔王級の罪。
「欠けた感情を求める飢餓感」に苛まれる
大罪。
魔群ベルゼバブには
ジューダス・ストライフを差し置いて「キミほどボクらのシンに適応できる宿主は、お目にかかったコトがない」と言われている。
作中ではジューダスのように心がないような描写はされていなかったが、おそらくは彼女にとってそれを埋める存在がノウだったのだろうか。ノウを助けるために人を殺さなければならないなら、躊躇いもなく殺す選択ができる。ルートによってはノウを護るために自分を犠牲にすることも。
サタナイル曰く、ジューダス以外にベルゼバブが宿っていたこと自体がイレギュラーだったらしい。
アストルートでは精神世界に自らのシンを鍵として、
式により地獄と脳を接続し、アビスの嵐を喚び込んでいる。そして
イミテーション・デスサイズを鍵として地獄の最下層の門を開いた。
休眠状態の
ベルゼバブをその身に宿しており、血液は強い
酸性となっている。当たり前だが破瓜の血も同様である。
また傷つけられても再生する不死の肉体。
本編での活躍
第二章
ノウが
ジューダスと出会いソフィアを外の世界に連れ出すことを目的に動き始めたのを皮切りに、ジューダスと同じく外から来た
リリス、ノウに復讐を企てる
ドクターと
無限蛇を支配するために力を求める
クレメンス、ベルゼバブの名を聞いて消えた
リルを追う
デスサイズなどがソフィアにベルゼバブが宿っていることを知り、ベルゼバブ争奪戦が幕を開ける。
戦いの中ソフィアはノウによってジューダスに預けられる。
しかし、外で目覚めたノウは
アストにソフィアがリリスと共に命を落としたことが告げられてしまう──
第三章
が、それはジューダスの嘘でありソフィアは外の世界に回収されていた。
リリスの手でソフィアはジューダスにベルゼバブを移す処置を受ける。当初の予定ではジューダスに移した時点で救われるはずだったが移す過程で深刻な問題が発生してしまう。
宿主の血液を全て吸い出し、人工血液に入れ替えるという方法であったが、そんな浅知恵が魔群に効くはずもなく、母体に異常を感じたベルゼバブが増殖を開始、同時に二人のベルゼバブが生まれるところだった。
そこでリリスが『
鉄喰らい』をソフィアの体に適応させない素のままで移植。結果として鉄喰らいに耐性がなかったソフィアの中で二つのパラサイトの鬩ぎ合いが発生。鉄喰らいと魔群が融合したことで宿主の肉体(ベルゼバブ)はただの鉱物と化した。これでソフィアの中の魔群は予備扱いで休眠状態に入り、ジューダスの側を本体として活性化する。ソフィアは鉱物化したことで厳密には生きていない状態。彼女は肉体が巨大な石塊に埋め込まれたレリーフのような姿になっていた。
だがジューダスが死んでソフィアの中のベルゼバブが目を覚ますより前に、ソフィアが生物として覚醒した瞬間は
再現したデスサイズで無生物のベルゼバブのみを倒せるようになる。
最終章
リリスの手で精神を視覚化させた映像の状態になって彼女と交流するが、最後の戦いの前に自分の中のベルゼバブを抑え込もうとソフィアとリリスの元をジューダスが訪れたことで彼女の魔群の残滓が活性化し再び意識を失う。
+
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ソフィアルート |
ライルの 無価値の炎によりジューダスが腐滅したのだが、ソフィア側のベルゼバブは無生物の状態ながら鉄喰らいによる擬似生命体となりソフィアの脳へ到達、人格らしきものを再生して目覚めていた。
ベルゼバブは アストとの戦いをリリスの助けで切り抜けたノウを自らの元へと無理矢理連れ込み、 ソフィアのフリをして揶揄うもその演技はすぐにバレたのでその精神をソフィアの精神世界に引き釣り込み一方的に嬲るが、ノウの呼びかけでソフィアが目を覚まし彼と再会した。
しかしベルゼバブが次は別の姿で現れ、ノウが自分を守るために精神世界で砕け散ってしまい、ソフィアはベルゼバブに怒りを向ける。このままベルゼバブは現実に撤退すればよかったが、模擬人格が再び人格を失うことを嫌ったことと、ソフィアが煽ったことで精神世界に留まる。
ソフィアは現実世界のノウの イミテーション・デスサイズを呼び出し(これができるのはここが彼女の精神世界であり、それを自覚すればルールでさえ変えられるため。逆に現実に自分の傷を反映させることも可能)、自刃。頸動脈をかき切り(無生物以外に効かないとはいえ刃自体に殺傷力はあるのだが、ノウの言葉を信じていたのでソフィアが精神世界で死ぬことは無かった)血液の流れを断ちベルゼバブにこれ以上の干渉を不可能にさせるだけでなく、それを現実世界にも反映させようとすることで、ベルゼバブは生きるために現実世界に戻り肉体の再生をするか、ソフィアもろとも死ぬかの選択を余儀なくさせられる。
ベルゼバブは撤退を選択し、次は遊びなしで脳を喰らうと宣言。
しかしソフィアは砕け散ったノウを再生、共に現実に戻りベルゼバブが目覚める前にイミテーション・デスサイズで完全に破壊した。
その後は崩壊する万魔殿で内部のシェルターに逃げ込み、生き埋めの状態からライルとリルに助け出される。
概ね同じ流れでベルゼバブを消滅させ、シェルターに逃げ込む。そして ツォアルで兄と共に幸せに暮らしている。
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アストルート |
アストルートでは自分を守るためにベルゼバブの攻撃でボロボロになっていくノウを見て、自分が重荷になっていると理解したソフィアがノウを精神世界から追放。そのまま自分を舐めて地獄に完全接続するまで時間稼ぎをしようとしたベルゼバブを イミテーション・デスサイズを鍵としてジュデッカまで接続することで、彼が現実に戻る判断をする前に腐滅させる。
ジュデッカに接続したせいでもうヒトには戻れないということと、時間が無くこの方法しか無かったとノウが知れば自分自身のせいにするだろうと理解していたため、最期は自ら地獄の門を再度開き自決した。
ツォアルでは兄と幸せに暮らしている。
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義兄のノウと共に再登場する事が明言されていた。
絶滅星団の残骸上の環境の悪さから毒状態でのじゃのじゃ喘いでいる
ヒルメの横で、華麗に
暴食の雨をかますとされていた。
備考
リルや
アストと比べると全体的に出番が少なく、ヒロイン3人の中では影が薄い。
ヒロインの中で唯一過去編に関わっていない事、さらに自身のルートでやたらとノウがアストを選ばなかった事を後悔させるような描写が多い事がソフィアの不遇さに拍車をかけている。
一方、自身のルートで魔王ベルゼバブを脅して勝利するほどのタフな精神性を見せており、ヒロイン屈指の恥知らずな純真さは必見である。
- やっと項目できたか -- 名無しさん (2019-12-25 20:34:25)
- メインヒロインなのに今やっと項目できるとは…まあヒロインとしての座は完璧にアストに取られ自身のルートでもベルゼバブの方が印象に残る影の薄さだもんな、それだけに暴食の雨を華麗にぶっ放してるというパンテオンでの活躍が見たかった -- 名無しさん (2019-12-25 20:47:26)
- うっっっっそだろ!?項目まだ無かったんだっけ? -- 名無しさん (2019-12-25 20:53:05)
- 今年のクリスマスプレゼントはソフィア項目だったか… -- 名無しさん (2019-12-25 21:15:03)
- 活躍待ってます -- 名無しさん (2019-12-25 21:20:15)
- 本編で戦うようなシーンってあったっけ?なんかオブジェみたいなのと融合されて壁に埋め込まれてた記憶しかない -- 名無しさん (2019-12-25 21:44:26)
- 精神世界で蠅相手に「てめえなんて怖くねぇ!野郎、ブッ殺してやらぁ!!」してたはず -- 名無しさん (2019-12-25 22:31:47)
- ひとりだけ項目なかったのか… -- 名無しさん (2019-12-25 23:12:08)
- アストのヒロイン力が圧倒的だったことを差し引いても正直影薄かったしな… -- 名無しさん (2019-12-26 22:13:39)
- パラロスでこの子が目立つって事態が、この子のコンセプトから外れるんだよな……ちょっとした伝奇物ぐらいの話の規模なら、メインヒロイン張れるんだが -- 名無しさん (2020-04-05 14:25:26)
- ノウが戦う理由ではある -- 名無しさん (2020-10-22 12:47:35)
- ノウの話の中心にはずっといるし、ラスト近辺のざくーの辺りを判断し決心するの見ても割とバトルに関わるようになるとキャラも濃そうなんだけど、とにかくストーリー中はノウ君にとってのピーチ姫状態なのでキャラを立てられない……傍にいるときは隠され離れてるときは攫われてる時だからな -- 名無しさん (2020-10-22 23:30:44)
- まぁ、そういう蚊帳の外組だからパンテオンで主人公チームの助っ人で活躍するんだろうけどな。第四も香澄とか出張るし -- 名無しさん (2020-10-23 00:03:02)
- 外伝多い第四は絶対登場人物多すぎて凄いカオスだと思う -- 名無しさん (2020-10-23 11:17:02)
- そこそこのレアリティ高威力の攻撃が出来るのがウリのキャラになってたんだろうか -- 名無しさん (2021-05-20 14:31:04)
- ↑そこそこのレアリティ「で」だ… -- 名無しさん (2021-05-20 14:31:34)
- やっぱこの子も無慙の申し子。一般人のはずなのに……(一般人で合ってるよね? -- 名無しさん (2021-05-20 17:11:55)
- 隔離街においてはまったく一般人ではない、多分日常系学園ものとかの方が適切な育ち方してると思いますよ。いきなり大悪魔相手に覚悟決めて精神戦でバトッてきますけど -- 名無しさん (2021-05-21 02:16:15)
- パンテオンでいい空気吸ってそうna -- 名無しさん (2022-03-31 14:55:23)
- パンテオンで大活躍したりするのかな -- 名無しさん (2022-04-25 23:44:34)
- ジューダス、トロメアの女性よりもソフィアの方がベルゼバブに適応できるのか… -- 名無しさん (2022-04-26 09:57:42)
- もしかしてナーキッドの系譜(世に出たのはこっちが先だが)なのだろうか -- 名無しさん (2022-08-03 03:30:07)
- シンの影響もあるかもしれないが見た感じ根性キマってるイメージある子 -- 名無しさん (2023-09-03 22:46:05)
- のじゃのじゃ喘いでるヒルメ様との絡みを是非ともみたい -- 名無しさん (2023-09-11 09:31:10)
最終更新:2024年01月02日 15:53