オットー・ヴェーゲナー

所属:ドイツ第三帝国親衛隊 階級:親衛隊曹長


Dies irae ~Wolfsrudel~の登場人物。

人狼部隊に所属していた親衛隊曹長であり、その中でもヴァルター・シェレンベルクによって引き抜かれた100人のうちの一人。
ヴァルターを「将軍殿」と呼び、危機的状況下においても不敵に笑う勝ち気な人物。
ベルリン陥落時は自身以下12名の部下を統率し、ベルリンを奔走。
装甲車や戦車による聖槍十三騎士団の妨害並びに市民の分断と市外への脱出誘導という到底不可能な任務に挑んだ。

来歴

出身はザールランド。年齢は恐らく1944年段階で26歳。
ベルリン陥落において人狼部隊がいかなる行動をしていたのかは、あらゆる機密文書に記されていない。
しかし少なくともオットー・ヴェーゲナーはベルリンから生きて脱出したという事実があり、或いは幾人かでも、人狼部隊は奇跡的に聖槍十三騎士団の手から市民を救助できていたのかもしれない。

戦後はスペイン、メキシコ、アメリカなどを転々とした後、1960年にアルゼンチンにて拘留、西ドイツに送還された。
1983年頃にはミュンヘンで夜景専門のアマチュア画家をしていた。

その後東方正教会のリークで聖槍十三騎士団の生存を知った彼は、自身と聖槍十三騎士団の因縁に決着を着けるべく、聖槍十三騎士団の団員をおびき寄せるために戦後誰にも話さなかった自身の経歴、人狼部隊の話を観光客に対し行い始める。
そして198X年8月20日、エルザ・シュピーゲルと名乗る観光客に扮するルサルカがそれに接触。
敵わないと知りながら、人間としてワルサーPPK一丁で挑み死亡。
その場には血の一滴すらなく未完成の風景画のみが残されたことから、食人影による全身捕食を受けたものと思われる。

「人狼は、どこにでもいる。そして、人狼の命は例えどこかで奪われようとも、その意志は必ず群れの誰かに伝わるものだ。たとえ我々のすべてが死に絶えようとも、お前たちの重ねた罪の重さは、お前たちの魂の穢れは、必ず別の新たな人狼を呼び寄せる、必ずだ」

彼が遺した言葉は、ただの希望的観測であったのか、それとも以降騎士団を襲う刺客を呼び寄せる必然だったのか。
或いは人狼という言葉は作中における遊佐司狼の存在を暗示していたのかもしれない。


関連項目



  • 人狼部隊の項目と一緒くたにされてたヴェーゲナー曹長も作成。割りと生きてるだけですごいのではあるまいか -- 名無しさん (2017-12-13 22:09:08)
  • 東方正教会も、もっとマシな武器くれてやればよかったのに -- 名無しさん (2017-12-13 22:46:17)
  • やってることは双頭の鷲とあまり変わりないというか。あくまで自身の人生の精算と、呪いを残し先に賭けるために死んだって印象 -- 名無しさん (2017-12-14 17:18:21)
  • 黒円卓はその時点で力も権限も世界の頂点だから、どうしても格下なっちゃうんだよなぁ -- 名無しさん (2017-12-14 23:54:34)
  • オットーって言われたらスコルツェニー思い出す。絶対強そう -- 名無しさん (2017-12-15 01:03:52)
  • ↑3 明記こそしてないけど東方正教会は「黒円卓が健在だから逃げろ」って警告したわけで武器(ワルサーPPK)は戦うことを選択したヴェーゲナーが自前で用意したものだぞ -- 名無しさん (2017-12-16 05:46:28)
  • ○○○・シュピー......!? -- 名無しさん (2020-07-16 23:28:11)
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最終更新:2024年03月24日 11:59
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