ヴァルター・シェレンベルク

所属:ドイツ第三帝国親衛隊 階級:親衛隊少将


ヴァルター・フリードリヒ・シェレンベルク(Walter Friedrich Schellenberg)
Dies irae ~Wolfsrudel~の登場人物。

親衛隊少将であり、親しい友人や部下からはからかいを込めて「将軍殿」と呼ばれる。
親衛隊情報部指揮官であり、国防軍情報部指揮官であるヴィルヘルム・カナリスとは立場上ライバル関係にある。
しかし、公的にはライバル関係でありつつも、周囲の目も意に介さず親交を重ねる年の離れた友人関係でもあった。
公的な一人称「私」、私的な一人称は「僕」。

来歴

決定的な描写はないが、恐らく史実の通りラインハルトの表向きの死の前はその副官をしていたと思われる。
ラインハルトは彼を「友」と呼び、命令を行わず自発的な行動に任せその対応を愉しむ素振りを見せていた。
無理難題を吹っかけられ、それに歪んだ笑みで対応するあたり立場的にも人間的にも近い位置にいたと感じさせる。
実はこれもほぼ史実

1945年3月、拘禁中のカナリスの連絡を受け、接触。
ラインハルトの生存、第三帝国の抱える闇についての情報、そして「ベルリンは燃えているか?」という言葉を託される。
カナリスの処刑後、得た情報から親衛隊長官ハインリヒ・ヒムラーを問い詰め、聖槍十三騎士団の正体を知る。
その後即座に戦地の情報を洗い出し、戦時末期の混乱による欺瞞情報とされ放棄されていた各地の不可解な大量自殺者、計算するに数万人に及ぶそれは事実であり、それを発生させているのが聖槍十三騎士団だと確信するに至る。
そして、その惨劇が正しく目前に迫る敗戦、ベルリンが燃える日に再び引き起こされることを予想する。

それに対抗するべく嫌がらせのひとつでもしてやろうと人狼部隊から100人の人員を引き抜き、来る敗戦の日に聖槍十三騎士団の行いを阻むベルリン市民脱出計画を構築し、実行に移した。
カナリスとの接触からベルリン陥落まで、この間僅か一ヶ月のことである。
嫌がらせのひとつで赤軍と聖槍十三騎士団が暴れるベルリンに放り込まれた人狼部隊は正直怒っていいと思う

ベルリン陥落時はベルリンから300キロ以上離れたキールの通信施設から指揮を行っていた。
ベルリンの異変をその位置から紅く染まった空というかたちで目視で確認している。
以降の消息は不明。


関連項目



  • ノベル第一弾人物補完ラスト。史実におけるラインハルトの副官の人 -- 名無しさん (2017-12-13 23:16:53)
  • この話に出てくる軍人たちは本当誇り高い -- 名無しさん (2017-12-14 09:54:18)
  • 人狼も騎士団の横暴嫌ってたから・・・(震え声)。冷めてた頃、もしくは目覚めた後のラインハルトにも意外と気に入られてたらへん相当だな -- 名無しさん (2017-12-14 16:02:13)
  • 史実の本人のwiki見るとラインハルトの奥さんと不倫してキレたラインハルトに毒飲まされたとか割りと愉快なことが書いてあって笑う -- 名無しさん (2017-12-15 21:11:21)
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最終更新:2024年03月24日 11:59
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