御門一門

みかどいちもん

神咒神威神楽の用語。

神州における術師たちの総元締め。及びそうした術師たちの連合を指して御門の集と呼ぶ。
鬼道、陰陽道、呪禁道、修験道、巫覡、その他諸々、吉凶の判別や加持祈祷、降魔、呪殺を生業とする者たちで、刀槍を手に戦う武士たちとは根本的に相容れない。
そのため、当主同士が懇意である久雅家を除けば武家の殆どから疎んじられているのが現状だが、皇主を始めとする公達からは深く重用されている。
歪みは御門の管理下にあり、汚染等級の計測も彼らが行なっている。凶月一族凶月の里に封じているのも御門の役割。

本家は秀真に存在する。年始に全国民を対象にした陰気検査を行なっている。

一見して超常の異能者たち思われがちだが、これらは総て技術であり、龍明曰く習えば誰にでも出来るとのこと。
これは神仏と宗教の概念が存在しないため、呪術と言っても超越した何者かの力を借りるといった類の、言わば他力本願性がないためである。
あくまでも森羅万象の法則に基づいた業であり、それを超えることは出来ない。

当時東側存在でありながらも西へ出奔した初代御門が興した。


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最終更新:2024年01月05日 21:20
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