汚染等級

おせんとうきゅう

神咒神威神楽の用語。

歪みが発生してから後の時代に定められた、個々人の歪みの汚染度を数値化したもの。
この汚染をこの世の理から外れている「陰」と定め、反対に理の中にある術の精度は「陽」として、それぞれ十段階で能力の格付けが行われている。
本来、陰陽相俟って完全とするのが万象であるためこの区別化は不適切だが、それにも理由があるらしい。

陰気検査

葦原中津国の国民全員が計測することを義務付けられており、高濃度の汚染を受けていると診断されれば、死罪も含めた然るべき処置を受ける。最悪死刑であり、上位の歪みの場合は殺せないため監視と封印の処置を施される。
年始に秀真の御門本家へ出向き陰気を検査するのだが、これを破るのは殺人より重い罪となる。
皇主や公達、五つ竜胆車の者達は逆に御門の術者が出向くが一般市民は別。

枠外の等級

『太極』は陰と陽にも属さない技術として枠外にある法。個々の太極の咒が等級となる。

『曼荼羅』は属している宇宙から支援を受けていることを示す。属する曼荼羅と司る理の咒で等級に用いられる。(例:修羅曼荼羅・大焼炙)

どちらもこの世界では枠外のものであるため数値化されていない。

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