ギース・クレメンス

パーソナル

身長:185cm 体重:100kg

所属:無限蛇(アンリヒカイト・ヴィーパァ) 二つ名:這う虫の王

異能 : 『ベルゼバブ(異能)

PARADISE LOSTの登場人物。CV:なし(PARADISE LOST)

アズラーン・ヴァイスハウプトデザード・グレイヴと同じく無限蛇の三首領の一人であり、隔離街の最外区であるS区画を支配している。外層のS区画を取り仕切っているため、外側との貿易を主として扱う。アズラーンからは「虫殿」と呼ばれる。

容姿は、顎髭を生やしたスキンヘッドの黒人マフィア。
作中ではハゲやデブなど散々な言われようだが、ハゲはともかく、立ち絵的にはデブよりも筋肉質な巨漢といった印象が強い。
もっとも、能力行使時に地面を陥没させるといった重量感を示した描写がある為、「デブ」「痩せろ」といった罵倒もあながち間違いではない。
直情的な性格で、怒りで冷静な判断が出来なくなることもある。

来歴

近年、M区画で発掘・補修されたゲート制御装置を用いて外世界との貿易を行って富と力を得ており、実利主義者で商売人としての気質が強い。
外世界との親善(という名目で更なる富と力を得るため)にジューダス・ストライフを隔離街へ招聘していた。
首領の一人として君臨するだけあって頭脳・戦闘力共に隔離街屈指の実力者だが、良くも悪くも彼のように“まとも”な価値観を持つ者は、一種の嘲りの対象となるため、武闘派の女首領デザードとは犬猿の仲となっている。
また、事実上のリーダー格であるアズラーンを立ててはいるものの、いずれは出し抜こうと考えている。

舐めたような口を聞く人間はすべて殺してきているため、彼に不遜な物言いをできるのはデザードとアズラーンのみ。

能力

肉体強化ドラッグ「エリキシル」の常用者であり、その副作用として体液が強酸性の劇薬に変じている。
このような人種は“ベルゼバブ”と呼ばれ、その代名詞とも言えるクレメンスは“這う虫の王”という称号を持つ。

新強化ドラッグ「暴食(グルトニー)」服用後のクレメンスは人としては極めて強力な再生能力を有しており、並の攻撃では殺す事は叶わない。さらに歩を進める度に大地を陥没させるほどの圧を放っており、素のパワーも相当な強化を受けていたと思われる。
間違いなくアズラーンやデザードを上回る圧倒的な力を手にしていたが、本編でその力量が語られる事はなかった。

本編での活躍

プロローグでデザードの部隊がデスサイズによって壊滅した事を嘲るが、アズラーンの謀略によって外世界の親善大使として招いていたジューダス・ストライフがデスサイズへの刺客として派遣される事になってしまう。ストライフの身に何かがあれば、外世界との交易関係が崩れかねないため、一転して焦りを抱く。
ジューダスとデスサイズの戦闘後、腕を失ったジューダスに恩を売るために治療を申し出るが、拒否される。それでも自身の利益のために退けないクレメンスは、代わりに武器としてM区画から発掘された遺産の銃をジューダスへ譲り渡す。
この銃はリルが発掘したものであり、ライルを通じてカーマイン・オニキスに渡っていた。
その際、カーマインからは「這う虫の王」を名乗るにしてはまともすぎると評されても戯言と流すが、後に強化ドラッグ「暴食」を服用した事で身をもって自覚する。

その後、新しい強化ドラッグを開発させていたドクターがノウ・クライストに襲われたところを救助。ノウの妹ソフィア・クライストにドクターが意趣返しをしようとしたところ、ソフィアの血に本物のベルゼバブが発見され、事態は急変する。
ソフィアの血から開発された新たな強化ドラッグ「暴食(グルトニー)」を服用すると、副作用無しで脅威の生命力(銃で頭を吹き飛ばしても十数秒も経たずに再生できる)を獲得する。
これを機に無限蛇を支配しようとするも、ノウがソフイアを救出し、客人であったジューダス・ストライフがソフィアを連れ出してしまったため、ベルゼバブを巡る争奪戦が勃発。
客人のジューダスを高く評価していたクレメンスにとって彼が愚かな行動をとった事は予想外だったが、外世界との交易よりも新ドラッグで隔離街の覇権を握る事を重要視したクレメンスは、ソフィアを奪ったジューダス・ストライフを処断すべく戦いに赴く。
クレメンス直属のサイボーグや変異体の精鋭たちが次々とジューダスの神懸かった銃捌きの前に撃ち殺される中、ひたすら彼の動きを物陰から分析し続け、クレメンスだけがジューダスの精確な射撃も避けてみせた。
そして、いざジューダスの前に姿を現した直後、ゲート制御装置を求めてD4区画の死神ライルが乱入。
これは良い機会とジューダス共々まとめて葬り去ろうと挑んだが、無価値の炎を発動させたライルに公害呼ばわりされた挙句、あっさり滅ぼされた。

なお、クレメンスの死は、ライル視点の地の文で「クレメンスを滅ぼし」とさらっと流される程度。悲しい事に戦闘シーンどころか死亡シーンすら丸々カットされてしまった。
神座万象シリーズの名有りキャラの中ではシュピーネさんすら可愛く感じられるレベルの悲惨な扱いだったりする。


余談

本作がユダヤ教やキリスト教モチーフである事を考慮すると、名前の由来はティトゥス・フラウィウス・クレメンス(アレクサンドリアのクレメンス)というキリスト教父・神学者だと思われる。

関連項目



  • 明日作るといったな、あれは嘘だ。 -- イェーガー (2012-01-27 22:31:00)
  • ↑乙ですww -- 名無しさん (2012-01-27 23:47:48)
  • 戦闘シーンカットされてた時、えっ? ないのw って思ったな~。 -- 名無しさん (2012-01-27 23:52:31)
  • 本人ノリノリ俺TUEEEオーラを出してた分、戦闘描写カットでお前はもう死んでいたなのが哀れ過ぎて泣けてくるん -- 名無しさん (2012-02-10 23:56:22)
  • ただまあ、間違いなく、無価値の炎で瞬殺だしねえ。あと、ソフィアがひょっとしたら殺されたかもしれない、とプレイヤーに思わせるために描写するわけにもいかなかったんじゃない? ばればれもいいところだけど -- 名無しさん (2012-02-11 00:11:38)
  • もっと活躍すると思ったんだけどなぁ・・・ -- 名無しさん (2013-08-06 06:07:55)
  • パラロスリメイクがもし、もしあるなら無限蛇三人の活躍は欲しいな -- 名無しさん (2014-10-05 16:46:04)
  • 医龍って漫画読んでたらクレメンスってハゲデブの黒人のオッサンが出てきてワロタ -- 名無しさん (2015-10-03 20:39:28)
  • ちゃんと戦闘描写してクレメンス…… -- 名無しさん (2020-03-01 00:59:29)
  • 立ち絵は妙に印象的だった -- 名無しさん (2020-03-01 01:14:20)
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最終更新:2023年10月06日 15:57
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