ベルゼバブ(式)
ジューダス・ストライフが使用する
罪。
暴食のシンを引き当てた者が持つのは、己に欠けているものを渇望する飢餓、全てを喰らいたいという欲望、その狂おしいまでの貪欲さ。嫉妬、羨望、それらと似て非になるもの、そして遥かに暴力的な、己を含む総てを喰らい尽くすハリケーン。
ヒトではない何かに近づきすぎたことで心を無くしてしまったジューダスは何があろうと怒らず、悔やまず、悲しまず。殺し殺される時でさえ笑みが崩れることはない。 無くしたモノを取り戻せないなら、得られるモノを求めて突き進むだけ。
シンの解放に伴い異音と共に
ジューダスの肉体が爆発。その姿を異形のものへと組み変える。瞳を紅く染め、右腕が銃と一体化し巨大な魔砲となり、右肩甲骨辺りから異形の器官、漆黒の翼が現れる。
あたりの大気を残らず集束させ右腕の銃口の前に凝縮。極限まで凝縮しプラズマ化した大気の弾丸を撃ち出す。魔性を孕む超高温のプラズマ化した大気の弾丸の一撃は、何棟ものビル全てを貫通し、一瞬にして破壊する。
また、無限に等しい射程を有する魔弾であり、それらを幾条にも分裂させて撃ち出す事もできる。
現れた漆黒の翼は、予備動作なしで真上に一瞬にして100メートルを跳躍可能。その凄まじい衝撃の反作用は足場としたビルが爆裂するほどである。身体能力も格段に向上する模様。
ゲート破壊後、これまでで最大最強の規模と威力をもつプラズマを発射しようとしたが、
ベルゼバブから主導権を取り返したジューダスによって止められた。
銃口がガトリング砲のように回転して放たれるのは数百発の弾丸。一般人の
ヴェーラ・クロスに向かって明確なまでのオーバーキルを行った。
最終決戦では
ネロス・サタナイルが
這う虫の王を再召喚した。
過去
ソドムに召喚された際は、数億を悠に超える虫の集合体が成層圏にも届く桁外れのハリケーンとなって都市広域にわたりほぼ壊滅させた。
詠唱
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シン解放 |
アクセス――我がシン。
イザヘル・アヴォン・アヴォタヴ・エル・アドナイ・ヴェハタット・イモー・アルティマフ
イフユー・ネゲッド・アドナイ・タミード・ヴェヤフレット・メエレツ・ズィフラム
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最大プラズマ砲 |
アクセス――我がシン
イザヘル・アヴォン・アヴォタヴ・エル・アドナイ・ヴェハタット・イモー・アルティマフ……
イフユー・ネゲッド・アドナイ・タミード・ヴェヤフレット・メエレツ・ズィフラム
おお、グロオリア。我らいざ征き征きて王冠の座へ駆け上がり、愚昧な神を引きずり下ろさん。
堕ちろ、堕ちろ、堕ちろ、堕ちろ——。
Fuck off foolish Godッ!!
主が彼の父祖の悪をお忘れにならぬように。母の罪も消されることのないように
その悪と罪は常に主の御前に留められ、その名は地上から断たれるように
彼は慈しみの業を行うことを心に留めず、貧しく乏しい人々、心の挫けた人々を死に追いやった
彼は呪うことを好んだのだから、呪いは彼自身に返るように
祝福することを望まなかったのだから、祝福は彼を遠ざかるように
呪いを衣として身に纏え。呪いが水のように腑へ、油のように骨髄へ、纏いし呪いは、汝を縊る帯となれ
ゾット・ペウラット・ソテナイ・メエット・アドナイ・ヴェハドヴェリーム・ラア・アル・ナフシー
レェェエエスト・イン——
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サタナイルによる召喚 |
主が彼の父祖の悪を忘却せぬように。母の罪も消えることのないように。
アクセス――我がシン。来たれ偽りの神、這う虫の王
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サタナイル ベルゼバブ召喚・ソドム |
ケララー・ケマドー・ヴァタヴォー・ハマイム・ベキルボー・ヴェハシェメン・ベアツモタヴ……呪いを衣として身に纏え。呪いが水のように腑へ、油のように骨髄へ、纏いし呪いは、汝を縊る帯となれ
──来たれ偽りの神、這う虫の王
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関連項目
- パラロスの詠唱で一番好きだわ -- 名無しさん (2022-01-04 20:01:10)
- 冒頭の文「くたばれよ、クソバカな神!(=マグサリオン)」みたいな意味になんのかな 第二天の民皆大なり小なりそう思ってそう -- 名無しさん (2022-08-11 20:58:00)
- 詩篇109の14節 -- 名無しさん (2023-04-18 02:28:47)
- イザヘル・アヴォン・アヴォタヴ・エル・アドナイ・ヴェハタット・イモー・アルティマフ -- 名無しさん (2023-04-23 17:07:55)
最終更新:2023年09月14日 23:18