不二

ふじ

神咒神威神楽に登場する地名。

霊峰・不二。神州において最大の高峰、およびその膝元に広がる大樹海を指して不二――世に二つとない霊脈の地と呼ばれている。また、これには不死という意味もあり、地下に広がる大洞窟はまさしく黄泉の国そのもの。迷宮の最奥には、強力な武器が眠っているというが真偽は不明。

不和之関龍明が指し示した、鬼無里穢土諏訪原と並ぶ三つの目的地のうちのひとつ。
鬼無里に向かう刑士郎咲耶夜行龍水に対し、こちらには覇吐竜胆宗次郎紫織龍明が向かうことになった。

神州最大の霊場でもある。絶景という言葉ですら表しきれない光景で、覇吐はその姿を見て言葉を失った。龍明曰く、大事なものがある。また人としての修行を積める場所。
歪み者以外でも不二には何かがあると異様なものを感じさせており、竜胆の感覚を頼りに探索を行うことになる。

樹海はかなり広大で、同じ風景が続くことに加えて磁鉄により平衡感覚が狂わされ迷いやすい。
不二は天魔・常世の意志と共に紅色に発光した。

  • 遺跡
不二山麓には地下に繋がる洞窟があり、そこを抜けると人の手が入っている遺跡が現れる。
その正体は巨大な城。黄金の残滓、遺跡と化したグラズヘイムが広がる。
死後の先にも何かがある、という異様な雰囲気はこの世の人間に不安と恐怖を抱かせる。兵学に基づいて設計されている建物は、人ならざる天魔には必要無いはずなのが異様さを浮き彫りにさせる。

黄金の光がある場所の途中にあるのはコロッセオ、死が満ちた空間。
更なる奥の玉座には黄金に輝く槍が突き刺さっている。これが不二そのものを覆う歪み。残滓に過ぎないが、かつての黄金の覇道渇望はまだ内包されている。ただ二度と流れ出すことは無い。

天魔・常世は玉座にある黄金の遺産と同調。城内の構造を操作し、下記のような罠を作る。
遺跡に踏み込んだ時、いつの間にか仲間そっくりの偽物の幻覚が生み出され、仲間同士の殺し合いを強制される。殺気ほぼ無く意志も無いが、元の能力は遺憾無く発揮される。また偽物は殺しても何度も蘇る。

不二山の普通の山部分に登るようなことは無かったが、そちらでは常世随神相が発動し、美しい霊峰を見上げていた東征軍一般兵達を一気に阿鼻叫喚・発狂へと叩き込んだ。
地下の遺跡はそもそも常世の随神相の内界だったりする。


備考

不二とは富士、現在の日本で言う静岡県・山梨県に跨る国内最高峰の山、富士山のことである。

ちなみに、前作Dies iraeにおいて富士山は全く縁がない場所ではなく、序盤において修行の旅を終えたが首領代行であるトリファを魔術を使って召喚、密会している。
言ってしまえば、聖槍十三騎士団諏訪原侵攻に対して狼煙が上がった場所でもあるのである。実際に炎使いが居たため樹海が炎上していた。


  • なんで不二の地下に城が埋まってたんだろうな? -- 名無しさん (2012-10-01 18:48:50)
  • 槍が安置してあったから異界になったとか? -- 名無しさん (2012-10-01 18:53:49)
  • 不死の城だから不二(不死)にあったんだろ。 -- 名無しさん (2012-10-02 15:55:47)
  • 諏訪原スワスチカ思い出す -- 名無しさん (2013-11-13 01:11:27)
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最終更新:2023年02月26日 20:35
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