大戦

たいせん

PARADISE LOSTにて起こった出来事。

過去(軽く見ても三千年以上前)、ソドムの街を中心に世界規模で起こったハルマゲドン。
この大戦により世界の文明は一度崩壊している。

この惨事を引き起こしたのは、ソドムで産み出された三十万を超える天使と呼ばれる究極の生物兵器である。
本来なら、ソドムが天使らを使い、世界の覇権を握るため〈プロジェクト・パラダイスロスト〉の名の許に運用されるはずであったが、作戦発動と同時に熾天使達が反乱し、ソドムは一夜にして滅亡しまう。
その天使達も同士討ちにより、ソドム諸共滅び去った。これにより旧文明は崩壊、また新たに人類が過去に匹敵する文明を築き上げるのに数千年を要している。

と、ここまでは教科書にでも書かれているような内容であり、この事実に対する周囲の認識は、分かりやすく言うと我々がムー大陸やアトランティスを漠然と知っている程度のもの。つまりそういうものがあったかもということは広く知られていても、大戦の原因やその経緯、結末などは謎に包まれており、一般人にはその程度の認識しかない。 ただ当時の文明で盟主とされていた都市……“ソドム”は現在も存在しており、総ての謎を解く鍵はこのソドムにあるとされている。
長い年月の果てに、世界は過去に匹敵するほどの文明を再び築くに至るが、ソドムという街に対するある種の畏怖からその名を禁忌にされてしまい、殆どの人は正式名称を知らないばかりか、現存しているという事実も知らない。
知っている一部の人間もソドムという名をあえて避け、単に“隔離街”と呼んでいる。
また、パラロスにおける文明水準は現実世界よりも半世紀分は進んでいる(サイボーグや遺伝子操作などの生体改造手術がたいして珍しくもない程度には)。

プロジェクト・パラダイスロストの真実

この大戦の真実は、すべてネロス・サタナイルと言う一人の男の意志の許に行われたものであり、天使達の反乱も世界崩壊も彼の目的を達成する為、彼によって定められたプロジェクトにすぎない。
ソドム軍部により命題に至る思考の過程にゲスな横槍を入れられた事による腹いせだったりもする。

天使達が世界を滅ぼし、その天使達を地獄より喚び出した魔王の手により滅ぼす事で、心を持たぬがゆえに生きてるとは言えぬ天使達に絶対的な死を与え、慈悲とする事。
地上を地獄へと変えることで王冠の神からの干渉を促し、その時にこそ、と使徒達の手により神を打倒する事。主にこの様な目的の為〈プロジェクト・パラダイスロスト〉は計画され実行されたのである。


  • 教科書にも載ってるレベルってことはあの世界にも学校はあるんだな。隔離街以外は結構普通なのか? -- 名無しさん (2012-11-11 22:33:41)
  • 本編やるとわかるけど、隔離街の外はあそこほど出鱈目なわけじゃない。すくなくとも普通に暮らすことができるレベルだったはず。 -- 名無しさん (2012-11-12 00:59:20)
  • ビックリくるくらいディストピアだけどね! -- 名無しさん (2022-04-24 20:20:42)
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最終更新:2022年05月02日 22:55
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