イルミナティ

イルミナティ

PARADISE LOSTの用語。

第二神座の末期に存在した巨大組織。隔離街の外、ツォアルに存在するある国家の表裏に君臨する。
リーダーは隔離街出身のシグマ・ヴァイスハウプト。本社ビルは万魔殿

この国のイニシアチブを握る支配者や実力者達、いわゆるVIPとホログラフィで会議を行えるほどの影響力を有している。
彼らとイルミナティの目下の議題は、かつて最強の軍事国家だったソドムで開発され、かの国が滅ぶ原因になった最強の生体兵器とされる天使
ゲート制御装置の修復によって隔離街と化したソドム内外の往来が可能になった為、5年前から街の支配組織と交流しつつ、エージェントが活動できる舞台を整えていた。

本編

本編序盤にてエージェントから天使が現存している事が報告されると、狂人たちの楽園である隔離街などに野放しにはできない為、VIPたちは情報通で優れた研究開発力があるイルミナティに期待をかける。
薄氷のバランスで維持されている世界の軍事関係を保つためにも、イルミナティは天使捕縛プロジェクトを実行する。
結果的に作戦は成功し、リルを回収した。

しかし最終的にベルゼバブとの同調が深まったジューダスにより、サタナイル、アスト、リリス以外の構成員は警備員や一般社員に至るまで残らず虐殺されてしまった。


主要構成員

イルミナティ
役職 氏名
総帥 シグマ・ヴァイスハウプト
科学技術・生体改造・サイバー工学 統括 ネロス・サタナイル
対天使プロジェクト最高責任者
兵器開発部門 統括 ヴェーラ・クロス
兵器開発部門 統括次席 リリス・アルトマリン
処刑人 ジューダス・ストライフ
サタナイルが復元した兵器 アスタロス

幹部のヴェーラサタナイルは同期だが、サタナイルは何の後ろ盾もないどころか、組織中に敵を持つような身でありながらのし上がった男。彼を脅かす者は悉く闇に葬られてきた。


備考

シグマの悪意に満ちた復讐心から始まり、さらなる利益と復讐のために天使捕縛を実行し、最終的にサタナイルという巨悪に喰い物にされる辺り、悪を喰らう悪の巷、第二神座世界の典型的な組織と言える。
シグマが一代で築き上げた巨大組織ではあるものの、作中ではサタナイルに都合良く利用されていただけの集団である。

  • 元ネタ
元ネタは18世紀後期にドイツ・バイエルンに実在した、秘密結社イルミナティ(光明会、啓明結社)か。
当初、大学教授アダム・ヴァイスハウプトが創設した政治的学生サークルに過ぎなかったが、解散後にやたらめったら尾ひれが付き、世界史の裏で暗躍する秘密結社に仕立てあげられてしまった。


関連項目



  • キリ番にしては……ううむ -- 名無しさん (2012-11-16 12:12:25)
  • ↓www -- 名無しさん (2012-11-17 21:00:40)
  • 霧番だったのか、これ。↓相変わらずサタさん汎用性いなーwmwmwmw -- 名無しさん (2012-11-18 01:39:55)
  • なんで番傘かぶってるんだよ?w -- 名無しさん (2012-12-08 22:41:29)
  • 皆天下を取った気でいたんだろうけど、神座の歴史全体から見るとこれほど滑稽な組織もないな。サタナイルからすりゃお遊びみたいなものだったろうし -- 名無しさん (2016-03-06 12:22:19)
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最終更新:2023年10月19日 21:19
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