リリス・アルトマリン

パーソナル

身長:166cm 体重:45kg
B:82cm W:55cm H:80cm

所属:イルミナティ 二つ名:コールドブラッド


PARADISE LOSTに登場する人物。CV : 長崎みなみ

ジューダスと同じく“外”世界から隔離街に派遣されたエージェント。
だが、その存在は街側に極秘であり、表向きの肩書きを持っているジューダスとは立場を異にする。
普段は街のD3地区に診療所を構えており闇医者を装っている模様。
組織内での序列は兵器開発部門を統括するヴェーラの次席。立場だけ見るなら彼女の部下とも言えるが、実質的にはサタナイルの部下。

クールで理知的な容貌と冷淡な言動から"コールドブラッド"と呼ばれるが、心から冷たい人間ではない。
ただし、彼女自身はそういう自分の甘さを嫌悪しているようで、感情を押し殺すときは喫煙行為を必要としている。

徹底的に無感動で氷のように無表情。感情が籠らない口調と眼差しでありながら、実際は感情的。
ノウとわずかな会話で隔離街の政情を把握するなどかなり切れ者。
外の世界では鬼や悪魔と罵られるような人物だが、隔離街の中においてはごく当たり前の在り方で、むしろ常識よりでボディチョッパーも不当に扱わない。サタナイルの命が無ければ誰がこんなところにくるかと、隔離街の常識を残らず嫌っている。
本来強引な手を使ってでも情報を得ればいいはずなのに、わざわざノウの提案を呑んで外の世界へ連れて行くと約束するなど、自分の行動が同情ではなくただ理性的な選択の結果であると懊悩し非常になり切れていないのではと自己嫌悪を抱く。
自らの不手際は自らでただす気概──リリスの在り方はすべてそこを基にしている。
ゆえに他人を利用するやり方は本意ではなく、ノウを利用しつくすジューダスはあまりにも誇りがないと悩みながらそうなったのは己の不手際と歯がゆさを感じ、同時に己の愚かしさに呆れかえる。
ジューダスは彼女を騙すことはあっても昔から結果的に約束だけは破らないと評価している。

来歴

ジューダス共に預言成就のために隔離街に潜入。彼の任務を支援するオブザーバー。サタナイルが彼女を隔離街に送ったのは預言に差異が起きているか知るためである。
よく遊びを交えるジューダスを嫌っており、辛辣な言葉を交えて接している。サタナイルに気に入られている彼に嫉妬にも似たわだかまりを抱き、さらに他者を煽る癖があるのでよく不快感と怒りを感じている。

サタナイルに深い忠誠を誓い、彼の名を汚すようなことは許容しない。サタナイルからの信頼は厚く、彼から「そこまで恐縮されると逆に私が困ってしまう」「もう少し肩の力を抜け」と言わせている。

能力

手術の腕前はジューダスに「いつもながら見事な手並み」とされ、ノウからは「プロとして仕事にこだわりがあるかもしれない」と言われる。
まともな人間なら三日で神経系に異常をきたす隔離街にいても大丈夫なあたり、彼女もジューダスと同じくまともではない。

またサタナイルの真似事をある程度行える。
彼には遥かに及ばないが、アストという教科書があったこともあり能力だけなら幾つかの天使悪魔を再現できるほどの天才。理論さえわかれば内の一つや二つ再現可能であるとのこと。
魔刃ベリアル無価値の炎イミテーション・デスサイズとして再現したり、天使サハリエルを使用している。
またベルゼバブの宿主への侵食をある程度抑えることに成功した。

本編での活躍

第二章

ノウとジューダスの契約で、ノウの右腕をジューダスに移植した。
ベルゼバブの正体をジューダスとともにあたりをつけ、その調査の一環として信頼を得て情報を引き出すためにノウ、ソフィアと交流を行う。エリキシル(ベルゼバブと関係する薬物)を提供することを引き換えにクライスト兄妹を外に連れていく約束をするが、そこでふとしたきっかけからソフィアにベルゼバブが宿っていることを知る。
無用な存在をわざわざ外に連れていく必要はない、蛇に挑んで勝手に死んでくれるなら好都合とノウを非常にも切捨てた。
しかしエリキシルを手に入れ今にも死にそうな彼の前にリリスは現れるのであった。これは元々見殺すつもりであっても、ソフィアが先んじて蛇の手に落ちてしまった己の不手際を正すため。

第三章

ベルゼバブ争奪戦後はノウにソフィアと共に死んだことがアストの口から語られるが、実際は嘘で外の世界へ帰還しており、サタナイルへ隔離街での任務結果を報告した。
ソフィアの肉体からジューダスにベルゼバブを移植し彼女を救おうとするが、ベルゼバブは両方の肉体で活性化してしまい、ソフィアに鉄喰らいを移植することで覚醒を一時的に凌ぐしかなくなってしまう。

表向きは死んだ立場なのでノウらと接触はできない(死を偽装したのは命令もあるが、ソフィアを助ける方法に確信が持てるまで誰にも邪魔されたくなかったから)が、意地と責任のため、ソフィアを死なせないために天使捕縛作戦に参加を表明。作戦中に反天使三体の戦闘を観察し、ソフィアを救うために魔刃の力を再現することが必要であると確信した。

最終章

天使捕縛作戦後はベルゼバブを完全消滅させるには最後の鍵が必要と、それが何かと悩む。そこでイルミナティの社員を殺し尽くしたジューダスが魔群の支配を打ち消す処置を再び頼まれ、彼を実験台にベルゼバブを倒す手立てを見出した。
そして通信を介して連絡したノウに助力を乞い、アストと戦闘を行っていた彼を助けアストをサハリエルで捕縛。彼にソフィアを救う手立てを説明しイミテーション・デスサイズを託し送り出す。

その後ジューダスの最後を看取り、永遠のツォアルに至らないルートでは彼の亡骸と共に崩壊する万魔殿の中最期を共にする。
永遠のツォアルに至るルートではジューダスとツォアルで出会う約束を交わす。


備考




  • 編集してみた。これでよかったかな? -- 名無しさん (2015-01-04 20:32:35)
  • ジューダスの嫁 -- 名無しさん (2015-01-05 17:02:36)
  • ジューダスの最期を看取るシーンが凄く良かった(小並感)。ある意味エリーの原形みたいな物だよな -- 名無しさん (2016-01-04 22:05:29)
  • サタナイルにとっては可愛い家来だろーな -- 名無しさん (2016-01-04 22:38:24)
  • 渇望とか無関係に、座の力であろう天使の力を科学の力で操った割とすごい人よね。サタさんの真似で、当時は渇望とかの設定もなかっただろうけど -- 名無しさん (2016-01-23 12:55:43)
  • マグサリオン的には高評価だと思う、まさに人間って感じで -- 名無しさん (2020-11-08 21:28:07)
  • パラロスの子供達なら結構評価ガバガバそう -- 名無しさん (2020-11-08 21:39:03)
  • ≪◉»//|\\«◉≫期待しているぞ、我が子らよ(殺意) -- 名無しさん (2020-11-08 21:41:32)
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最終更新:2024年01月02日 15:57
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