ガイバー

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ガイバー概論

 人類がユニットを殖装したものがガイバーである。その強靱さに加え、降臨者思念波による制御が効かなくなるため、降臨者の言葉で規格外品という意味を持つ「ガイバー」と呼ばれるようになった。降臨者は、ユニットを装着した人類でなくても、アルカンフェルを含めた地球上の生命体全てを規格を外した存在としていたこともある。

 数億年単位もの時間、地球上で実験を行ってきた降臨者には、ほとんど成功していた実験を放棄するほど重大な欠陥が露見した結果は無念だったことだろう。しかし、これは人類にとっては兵器として奴隷化させられずに済んだとも受け取れ、また降臨者にとっては、思念波支配ができなくなる現象がこの時点でわかったことはある意味で幸いでもあった。そうでなければ、暴走したゾアロードによって降臨者の星々が壊滅状態になる可能性すらあった。
 数多ある降臨者種族と言えど、ここまで戦闘力を保持した殖装体は他にはいなかったことだろう。ガイバー0と呼ばれる、初の未調製人類による装着による戦闘結果はすさまじいもので、フルチューンされた恐竜をも容易く撃滅するほどだった。知能や戦闘センスはガイバーⅢに及ばないかもしれないが、本来の強さを暴走気味に引き出した感じもするガイバー0であった。

 ガイバーⅡと呼ばれるリスカー監察官が殖装したユニットは運悪くコントロールメタルが傷ついており、リスカーはそれが原因で死亡してしまうが、その戦闘力はリスカー自身の身体能力に比例しても高く、当時、戦闘経験の浅い普通の高校生だった深町晶(ガイバーⅠ)ではとても太刀打ちできないレベルであった。

 メタルの統制を失ったユニットは、強殖組織の暴走により捕食融合の憂き目に遭う。晶も同様の被害に遭って一度は死亡したが、メタルによって復活した。

 ガイバーⅡに関しては、後にクロノスがその強殖組織を採集し、人造メタルなるものを作成。擬似的にではあるが、ユニットとしての力を発揮できる装着品を制作するに至った。



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最終更新:2021年10月11日 00:02
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