ギガンティック・ダーク





新生ギガンティック・ダーク
 一時は、深町が生成したギガンティックを横取りしていた状態だった。現在では深町からギガンティックを奪うことが困難となっており、その対策としてアリゾナ地下にあった制御球を強奪し自分専用のギガンテックを生成するに至る。
 巻島の場合でも、ギガンティック生成のきっかけは深町のそれ近いが、厳密には異なる点がある。まず遺跡宇宙船の外壁組織がなかったこと、そして深町の場合には制御球のリンクがあったものの、本来の銀癌ティック生成のきっかけになったのは、アルカンフェルによるダブルメガスマッシャー反射による圧倒的力の差をその身に受け、それが制御球と直接リンクしていたことだ。
 巻島の場合、アルカンフェルが小惑星を破壊するほどの力を持っていたことを、制御球の記録で知った。漫画の描写では深町はそこまで記録を見続けたわけではないようで、アルカンフェルに対する危機感の点では、巻島の方がより上回った可能性はある。だが、それはリアルに感じられても飽くまで記憶であり、現実に肉体を負傷した深町と、それにリンクした制御球と同じような振る舞いができたかは疑問がある。
 巻島にしても、ダブルスマッシャー反射のダメージを被ってはいtが、そのとき制御球とリンクしていなかったことは、深町と一線を画すものである。
 でありながら、ギガンティック・ダークが以前と同じように生成されたのは、巻島が以前ギガンティックを呼び出していたときに、銀癌ティック・ダークの情報がガイバー3のコントロールメタルに記録されており、それを元に生成されたと思われるからだ。

以前のダークと、新生ギガンティック・ダークの違い
 では、現在のギガンティック・ダークは、深町から借りていたダークと全く同じなのだろうか?
 ほぼ同じと言っても過言ではないが、巻島自身の所有物として扱う意味では、少々異なる点があるように思われる。以前は、深町も所有者であり、本来は深町のものとして使われるはずであった。つまり、ガイバー1の状態で使うことがベストなようにカスタマイズされていた。それがガイバー3という、一応同じ殖装体であるが個性が異なる状態に無理やり合わせることで、ギガンティックには多少の負担になっていた可能性があった。個人的見解ではあるが、ダークがギガスマッシャーを放つとエネルギーが尽きてギガンティックの強制解除が起こるが、ガイバー1でそれが起こらないと考えている。これは、オリジナルだからこそ、エネルギーが尽きても勝手に強制解除しなかったのではないだろうか。
 だとしたら、オリジナルのギガンティック・ダーク生成ではギガスマッシャーを使ったからといって強制解除が起きないことになる。ギガンティック対決では、ダーク側で強制解除が起きていなかった。エネルギーを出し切っていたかは微妙だが、以前とは違い、ダークは強制解除を気にせずにギガスマッシャーを放てたのではないだろうか。

 あと、遺跡宇宙船の外皮組織がない状態でギガンティック・ダークを生成してはいるが、これはメタルの組織再生能力があれば問題ないと思われる。ガイバーは、メタルだけになっても、メタルさえ破損していなければ肉体部分の再生はできる。それと同様に、制御球でも外皮組織は制御球が無事なら再生され、それを元にギガンティック生成は可能だったと思われる。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2017年05月22日 19:10
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。