ビオランテへのインタビュー

「いかりやビオランテ」ことMark Wolffへのインタビュー


Published September 14, 2006

マーク・ウォルフのことを聞いたことがないだって?君、一体どこから来たの?彼はたぶんここらで一番有名な男性モデルだよ!?甘いマスクに鋼の肉体の持ち主で、立派なイチモツを惜しげもなく披露する素敵なヤツさ。彼はウェブサイトの繋がりを利用して、自分のとこのモデルだけじゃなくって他サイトからもボディビルダーを発掘して、撮影させてもらったりするらしい。俺達はすごくラッキーなんだ。なんでかって?そりゃゲイ・デーモン(サイト名)のためだけにインタビューに応じてくれるからさ!

私:あなたはたぶんアダルト業界で一番有名な男性モデルだと思いますし、結構長い間その座に君臨していらっしゃいますよね。どれぐらいトレーニングを続けてらっしゃるんですか?

ビオ:15歳からウチの地下室でトレーニングを始めたよ。ジムに17歳から通って、コンテストには22歳の時に初めて出たんだったかな。今は36歳だから…20年ぐらいになるね。

私:筋骨隆々になるまで鍛え上げて、そこからなぜアダルト業界に入ることに?

ビオ:アダルト業界に見いだされたのは10年前、カリフォルニアのベニスに住んでた時だよ。ゴールドジムでボディビルのコンテストに向けてトレーニングしてる時に、コルトマガジンのスカウトに声をかけられたんだ。6ヶ月後にジム・フレンチがコルトの仕事で僕を撮影した。そこからはもうとんとん拍子に事が進んだよ。僕の写真がコルトに載るや否や、有名なカメラマン達から凄い数のオファーが来たんだ。で、僕メインの雑誌があっという間に1冊できちゃった。

私:わぁ…40年代のハリウッド映画で、ウィスキーを飲んでる人に声かけて、スターを発掘するような話だ。ボディビルのコンテストで競うことに未練はありますか?またコンテストに出場する予定なんかはあるんでしょうか。

ビオ:10年間で15のコンテストに出たけど、プロになりたいって願望を抱いたことはなかったなぁ。ただ鍛えるのが好きでね。重量挙げはジュニア国際レベルまでいったよ。コンテストの規定重量は510.22ポンドで、そこまでは持ち上げられるようになりたいと思ってたんだ。それで、僕はそこからさらにプラスαを追及したいと感じてる。みんな「美的な意味での外見」に対して少しルーズすぎる。均整の取れたボディビルこそが全てなんだ。今は友達やモデルのコンテストに向けての準備・調整を手伝ったりしてる。

私:初めてのビデオ撮影はどんな感じでしたか?

ビオ:ビデオ撮影はモデルをやるより難しくてね…。モデルをやる時に気にすべきことは、「いかにしてよく映るか」だけだ。でもプロデューサーの立場になると、気にすべきことがどんどん出てくる。いいモデル選び、場所探し、照明の加減、技術的なこと、それにモデルに「どういう趣旨の作品作りをするか」を確実に伝えること。でも3つ4つ作品を撮ったら多少は楽にやれるようになるよ。

私:サイト作りにはどれぐらい関わっているんですか?

ビオ:いくつかの技術的なことを除いて全部だね。自分でモデルを撮ったり、満足いく撮影をしてくれるカメラマンと交渉したり、印刷業務をやったり、宣伝したり、オンラインで商業活動したり。サイトデザインまで自分でやったりしてね。何事も自分でやりたい完璧主義者なんだろうね。でもこの業界でやってくにはそうじゃないとダメなんだって気がしてる。自分の名前だけでもって責任を持ち、お客さんに払って頂いたお金に対して十分満足してもらえる価値のあるものを提供する。それは良いことだと思ってるよ。僕は必死になって細部までこだわり抜く傾向があるな。例えば僕の新しいサイトjockbutt.comに関してだけど、本当に最先端を行くサイトにしたくってさ。僕らの撮影するモデルの素晴らしいクオリティを余すことなく反映したいってね。グラフィックデザイナーと2ヵ月間サイトデザインに勤しみ、フォントの工夫に1週間費やしたよ。素晴らしいものにするためにね。これがいいことか悪いことかはわからないけど、サイトを「僕が素晴らしいと感じるサイトのあるべき姿」にしたいだけなんだ。お客さんは、こちらの努力に応えてくれるからやりがいがあるよ。多くの人が細部のこだわりに気付いてくれる。

私:そりゃ大変な仕事だ…。他所から見つけてきたモデル撮影にも直接関わっているんですか?

ビオ:markwollf.comとmarkwolffvideo.comでのうちのモデル撮影の約半分。あとはこれまでに作ったカメラマン同士のネットワークから人を選ぶよ。僕が納得いく撮影をしてくれる人達さ。jockbutt.comでは、凄い量の写真が見られるんだけど、それはサンフランシスコを中心に活動してる僕のビジネスパートナーの一人、クランチが撮ったものさ。素晴らしいカメラマンだよ。月に1週間はうちの撮影に付き合ってくれる。

私:あなたはたくさんの雑誌の表紙を飾ってきました。お気に入りのものはありますか?

ビオ:初めて表紙を飾ったMen's Workoutかな。どこにでも売ってる有名なフィットネス雑誌で、なおかつ部数の少ないアダルト雑誌と並べて置いてあるからってだけの理由なんだけどね(笑)。

私:Men at Playを含むいくつかのサイトのメンバーエリア(有料会員ページのこと)であなたを見ました。今は他サイトや他雑誌向けの仕事をしてるのか、それともほとんど自分の所有サイトでの仕事をしてるのかどちらなんでしょう?

ビオ:僕を写したビデオは全部うちの会社経由だよ。雑誌のレイアウト以外は印刷権限は全部うちにある。サイトを始めたのは7年前だけど、それよりずっと前に自分の肖像権の重要性には気づいていたからね。僕が学んだちょっとした仕事の秘訣があるんだ。それはカメラマンとの契約・交渉は常に自分で直接やること。使っても使わなくてもいい「オマケ」をいくつか撮ってもらって、自分のアーカイブに入れる。これがまた貴重でね(笑)。今はさらに質の高い撮影セットを揃えて、ワールドクラスのカメラマンに撮影してもらわないと!なんて話してるとこさ。

私:ずばり、次に店頭に並ぶマーク・ウォルフ作品はなんでしょう?

ビオ:単純に、これまでしてきたことを続けるだけさ。自分のウェブサイト全部をさらにでかくして、しばらくしたらサイトもメンバーエリアもデザインし直す。この秋にその作業をしようと思ってるとこさ。新しいウェブマスター・アフィリエイトプログラムなんかも企画してる。新しいコンテンツやバナーが満載、成果報酬広告のrevshareが50%。さらにいくつか新しいサイトを立ち上げて、来年の早い時期に始動させるつもりさ。常にせわしなく、やりたいことをやり続ける。インターネットやビデオのビジネスは普通とはちょっと違った力学で動いてる。それは何かって?それは1日として同じ日は無いってこと。そこが好きなんだよ。だからこそ毎日、明日を楽しみにして生きていくことができるんだ。



マーク・ウォルフのという人物の内面を少し覗き見て、みなさんがお楽しみ頂けたのなら幸いです。彼は確かに熱い男でした。彼はその驚異的な肉体や甘いマスク以上に素晴らしいものを内に秘めた男でした。そのことを知ることの、何と素晴らしいことでしょう…。

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最終更新:2008年12月10日 21:12